源信明朝臣(みなもとのさねあきら あそん)
910~970年
陸奥守、信濃守など。従四位下。中務との恋で知られ、家集の『信明集』は彼女との贈答歌が多い
恋しさは同じ心にあらずとも今宵の月を君見ざらめや(『拾遺集』)
あなたと私が同じほどの恋心を抱いているとは思われませんが、今宵はあなたも私と同じく、天空に宿っているあの美しい月を眺めていることでしょう。
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