右岸の樹木帯が終わると、その先に白い2階建てに見える建物があった。
建物は堤防の上にあり、左下には青い樋門も見える。
この奥が寺尾調整池である。
樋門を正面から見ると、片側が開いていて、新河岸川の水面と繋がっていた。
ここには、よくシラサギがいることがある。
樋門の中は池のようなところがあり、釣りをしている人を見ることもある。
もちろん、中でもシラサギの姿を見かける。
少し下流側には、堤防が大きく削られた所がある。
新河岸側が増水したときは、ここから調整池に水が流れるのだろう。
堤防から堤防に橋が架けられている。
調整池の堤防上の周回路がこの橋を通っている。
この橋には新鷹匠橋という名が付けられている。
以前、この近くに鷹匠橋という橋があったらしい。
その橋がなくなり、この新しい橋にその名を残したようだ。
更に下流に行くと、また青い樋門があった。
ここがふじみ野市との境である。
川越の端っこめぐりでは、下流側から右岸を遡りここまで来た。
新河岸川の中の市境は、この樋門から奥へ進み、調整池の堤防に沿って進む。
この新河岸川めぐりでは、逆に市境に沿って下流へ向かう。
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