川越雑記帳2(川越見て歩き)

九十川との合流点



 対岸の市境の樋門から左に視線を移すと、下流に大きな建造物が見えた。
そこは、九十川との合流点のはずであった。



 合流点に行く途中で、河原に大きな水路があった。
岸から直角に川の中心へ向かっている。
両側に斜めの岸があり、中央の平らなな部分はかなり広い。
水は殆ど流れていないように見えた。
水は、堤防の下から流れ出ているよだが、堤防の反対側には川のようなものは無かった。



 合流点の建造物の前は九十川を渡る橋になっていた。
屋根の付いた四角い建物の脇には、螺旋階段が取り付けられている。
プレートには九十川樋門と書かれていた。
二つの門を開け閉めして水流を調節しているようだ。



 この側には、もう一つ目立つ施設があった。
堤防の左側に3階建てに見える建物があった。
最初は、何とか会館のような人の集まる場所かなと持ったが、どうも様子が違う。
窓は透明の硝子でなく、白やグレーに色分けされていて、中は見えない。

 塀のプレートとと建物の正面には、埼玉県九十川排水機場と書かれている。
建物の名前は分かったが、何をするものか分からなかった。



 樋門の脇の橋から九十川を見た。
川は緩くカーブしながら、樋門に向かって流れていた。



 ふと左側を見ると、堤防に大きな口が二つ開いていた。
水はこちらへも流れているようだった。
この先には、先ほどの排水機場があるが、ここから九十川の水を排水するということなのだろうか。
ここで、来る途中に見た河原の水路を思い出した。
もしかすると、この排水口から入った水は、あの水路に出てくるのかも知れないなと思った。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

Unknown
今回この中の施設の更新の仕事をします。
まだ現地に行ったことがなかったので
この記事はとても役に立ちました。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「赤間川・新河岸川下り」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事