川越雑記帳2(川越見て歩き)

38-10 北向き不動尊があった

「散歩」のコース38の6回目で、「散歩」には、
「そのまま県道に出て右折、旧街道へ左折すると、人家の横に祠に入った北向き不動尊が建っている。」
と書かれているが、その時は、見つけることができなかった。

 近くに行く機会があったので、また探しに行ってみた。
県道から左へ分かれる細い道に入った。


 右手の民家の手前に大きな木が立っていた。
太い幹は途中で終わり、そこから枝が広がっていた。


 その右手に小さな空き地があり、県道へ出る道の脇に小さな石塔が二基あった。
どうもこの辺りが怪しかったが、北向き不動らしきものは見当たらなかった。

 木の脇を通り過ぎたが、木の脇にある小さな建物が気になった。
最初は、民家の物置かと思ったが、違うように見える。
北向き不動という名前からして、もしかしたらと思った。


 戻って木の側に行って見ると、小さな祠があり、建物の脇に格子が見えた。


 建物の後ろ側に廻ってみると、建物の正面にも木の格子があった。


 格子から中を覗いてみると、中にも格子があった。
その格子の奥に、奉納と書かれた垂布や祭壇のようなものが見えた。
どうやらこれが北向き不動尊と思われた。

 「いつ頃だれが建てたのか不明だが、最初は南向き、つまり街道の方に向いて建ててあったが、あまりにみごとな不動尊に、街道を通る馬が恐がって動かなくなるので、北向きにかえたのだという。」

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