喜多院の慈眼堂は、古墳(慈眼堂古墳)の上に建てられている。
その東側から慈眼堂を見上げるが、まだ紅葉には早い感じだった。
しかし、その斜面の下のほうに白い花が咲いているのが見えた。
周囲にはいくつか同じような木があるが、一番下の木だけに花がついている。
花は割合大きく、白に赤紫の点が混じっている。
数輪がまとまって咲いている所もある。
下のほうには、蕾もある。
と、これは半月ほど前の状態だが、数日前もこの花は咲いていた。
古墳の上のほうでは、少し紅葉した木が見える。
上の方の花はすでに散り、下の方の蕾だった所が咲いていた。
この花は、この時期いつも咲くのか分からない。
今年は菊まつりが中止だが、例年であれば、菊を見てそのまま帰ってしまうからである。
来年、菊まつりが開催されても、この木を見てみたい。