川越雑記帳2(川越見て歩き)

45-15 摂津地区公民館

 「入間川の対岸に大宮国際カントリークラブ、さらにその向こうに摂津地区の公民館がある。」

 古谷神社から16号に戻り大宮方向へ進む。入間川と荒川に架かる上江橋を渡り、右に迂回する。
土手から河川敷に入り、直線路を荒川に向って進む。
さいたま市との境の小川を渡り、すぐ先を右に曲がり上江橋を潜る。
ゴルフ場の中の一本道を、荒川の上流に向かってひたすら北上する。
右のゴルフ場が終わると、城北埼玉高校の総合グラウンドが現われる。
そこから先も左側にはずっとゴルフ場がつづく。





 少し先で細い道を右に入る。
道のと右側に屋敷林があるが家はなく、この辺りに住む人は居ないらしい。
左手奥に二階建ての建物があり、入口の細い道の脇に石仏が建っていた。

 「もとは観音堂で、本尊の観音は公民館の中に安置されている。館の入口にある馬頭観音は、三面六臂青面金剛立像で、かつては道標になっていたものである。この街道は、川越方面から荒川を渡って、中山道大宮宿に通じていたので、人や荷馬車の往来が多かったため建てられたものだという。」



 公民館の周りには白いビニール袋に入ったものや、いろいろなものが置かれ、ゴミ置場のようになっていた。
人気はないが、庭の道には、荷物を積んだ自転車があり、手前入口には小型の白いトラックが止まっていた。
公民館として使われてはいないようだが、だれかが利用しているのだろうか。



 その右手、少し高くなった所には、樹木に囲まれてお堂が建っていた。
神社のようにも見えたが、何かは分からなかった。

 この地区は、川越の端っこめぐりで一度来たことがある。
その時も人の姿はなく、犬の吠え声を聞いただけだった。

 今回のコースはここで終わる。

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コメント一覧

山竜
握津地区について
握津地区は、つい数年前まで住民の方がいましたが、
水害の危険が高いので全面的な移転が行われて、
現在では完全に無人の地区になってしまいました。

田畑は残っていて耕作は続けられていますが、
公民館はもう利用されていないようですね。

ちなみに、そばのお堂は山王神社。
かつての村の鎮守ですが寂寥感が漂いますね…。
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