川越雑記帳2(川越見て歩き)

指折りて桜詠む下舟過ぎる(新河岸川・氷川神社裏)

桜が散り始めた先月31日、氷川神社近くの宮下橋へ出た。
橋の上には、若い女性たちの姿があった。


その先の氷川橋の上にも、多くの人がいて写真を撮っている。


橋の上流には、両岸に桜が並ぶ。
左手の岸にも人が多く、土手下で写真を撮る人もいた。
ここに下りるのは禁じられているはずなのだが。


その先でも、やはり土手下で写真を撮る人がいた。
一人がルールを破ると、すぐ真似をする人が出る。


その先で川はゆっくり右にカーブし、片側は菜の花になる。
ここにも自撮りをする人がいて、それをまた別の人が撮っている。
その人達が階段の上の鎖をまたいで出てくるまで、じっと待っていた。
そこへ上流から小舟がやって来た。
その両岸にも、写真を撮る人の姿があった。


小舟は少し下流で向きを変えた。
前は氷川橋を潜ってからUターンすることもあったので、かなり手前である。


また両岸の桜が始まる辺りで、土手の下に人がいた。
小さなノートを広げているので、スケッチでもしているのかと思った。
ところが、指を折ながら数えている。
どうやら、俳句でもひねっているらしい。
その時、別の小舟が上流からやって来て、その人の下を通り過ぎた。


2艘の小舟は、少し先で速度を落としてすれ違った。


上流の田谷堰の手前の石段の所で、小舟に乗り降りする。
その脇には土砂が溜まり、水路は狭くなっていた。
ここまで来る間、土手の柵に沿って多くの人と行き会った。


帰る時、蔵造りのある一番街を通ったが、人の数は以前に戻ったように感じた。
車に注意しながら、駅の方からくる人達とすれ違うのは、かなり気が重かった。

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コメント一覧

jikan314
同じ日の夕方、私も行きました。その先に野暮用があったので、せっかくなら桜並木をと。
夕方でも結構な人で、貴blog写真によれば昼間は、もっと多かったみたいですね。
変な所に登って写真を撮っているバイク連中がいて、少し腹が立った所です。
又お邪魔いたします。
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