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大六天の少し先を左折するると宝幢寺跡がある。
道の奥に火の見櫓と平屋の建物が見えた。
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右側の樹木が切れると、フェンスがあり、中は広場で、遊具も並んでいた。
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右奥の建物は鹿飼公民館であった。
「現在は、鹿飼公民館になっているが、もとは安楽山宝幢寺という新義真言宗の寺だった。川島町の広徳寺の門徒で、同寺の密師日照がここに堂宇を建てて隠棲したので、一名隠居寺ともいっていた。本尊は弥陀である。」
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火の見櫓の左下には、馬頭観音、弘法大師、立像、坐像、宝篋印塔が集められていた。
その右には赤い屋根のお堂があり、六地蔵が並んでいた。