川越雑記帳2(川越見て歩き)

41-9 大六天て何?

 「散歩」には、「少し戻り左折、右に芳野中のグラウンドを見て左へ入ると宝幢寺跡がある。」
と書かれているが、神明神社の前の道を東へ行ったほうが近い。

 三差路を過ぎ少し行くと、左手の生垣の陰に何かがあった。
何もないと思っていたので、つい行き過ぎてしまった。



 振り返ると、生垣の前に石塔があった。
生垣の端がL字になっていて、その陰に隠れるように建っていた。



 馬頭観音かなと思って戻ってみるとどうも感じが違う。
大きな石を四段に積み、その上に頭の尖った石柱があり、何か文字が彫られていた。



 文字は「大六天」と読めた。
側面を見ると文化三の文字が読めた。

 大六天というものは初めて見た。
帰ってからネットで検索してみると、狭山の石仏等を紹介するページに記述があった。
 そこには次のように書かれていた。
「大六天は第六天とも書き、仏説では欲界の最上に位置する天魔で、他人の楽しみを自在に自分の楽しみに変える力を持つとされた、たたりの多い神とされています。」
 たたりの多い神をなぜ祀るのだろうか。
 所沢には大六天という名の交差点もあるらしい。

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