川越雑記帳2(川越見て歩き)

シャリンバイ坂道龍池咲きにけり/小さな緋鯉スイスイ泳ぐ(龍池とその近く)

シランが咲く坂道の上の方に、今年もシャリンバイ(車輪梅)が咲いた。
会社の門の脇の植え込みにあるが、陽当りも良く毎年多くの花を付ける。


まだ蕾も残っているが、あちこちに花がまとまって咲いている。


この分だと龍池弁天のシャリンバイも咲いているはずだった。
上から龍池を見下ろすが、シャリンバイは大木の影に入っている。


池には2羽のカモが泳いでいた。
上の段の池にいて、対岸に向って泳いでいた。
この池でカモを見るのは、初めてだと思う。


日陰のシャリンバイもやはり咲いていた。


日陰で地味な感じだが、シャリンバイはシャリンバイである。


2段になっている池の境にハトが3羽いた。
最初は1羽だったが、シャリンバイを見ている間に3羽に増えていた。
この池でハトを見るのも初めてである。


対岸に渡った2羽カモは、トコトコと下の方へ歩いて行く。


やがて、キショウブの咲いている辺りまで来た。
キショウブの花は、前回見たときより格段に増えている。


キショウブを見ていると、池の中で白いものが泳いでいる。
大きなコイの脇に、小さな魚がいた。
コイがゆったりと泳いでいるのに比べ、こちらはあちこちと泳ぎ廻り忙しい。


以前、この池に1匹の緋鯉がいたが、いつの間にかいなくなった。
その緋鯉に色の感じが良く似ている。

その子孫なのか、それとも誰かが池に放したのか分からない。
しばらく、カメラで追ったが、あまりうまく撮れなかった。
そのうち大きくなれば、泳ぎもゆったりとして、撮りやすくなるだろう。

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