川越まつり会館の裏を抜けると、細い道に出る。
生け垣があり、10月なのにアサガオがきれいに咲いていた。
その向こうには、神社のような建物が見える。
アサガオはみな白い縁取りと筋が入っている。
同じ種類で色が違うだけのようだ。
手前は赤紫や紺、薄い青などいろいろの花が混ざっている。
途中から先は、ほとんど紺色の花で占めている。
朝顔の後方に見える社殿は、屋根が波を打っているのが分かる。
石鳥居はあるが、額が掛っていなので神社の名前が分からない。
参道を進んで社殿を見上げると、扉に張紙がある。
中央上には「雪塚稲荷神社 正一位稲荷大明神」とある。
右下には、注意書きがあった。
危 険
この建物は、永年劣化の為地震等で
倒壊の恐れがあります。大変危険な
状態です。建物に近づかないように
お願いいたします。 氏子会
これを読んで、あわてて社殿から離れた。
神社には石鳥居と社殿のほか何もなく殺風景で、わずかにアサガオがそれを救っている。
しかし、「雪塚稲荷神社」の名前には驚いた。
なぜなら、すぐ近くにもう一つ「雪塚稲荷神社」があるからである。
先に見たのは元町二丁目、こちらは幸町と町名は違うが、歩いて1~2分の距離である。
白狐の伝説にちなむ、同じ名前の神社が二つあるとは思っていなかった。
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