5月にもかかわらず真夏日の予報が出ていた日、朝から陽が強かった。 喜多院の境内を歩く人は少なく、多くの人は木陰のベンチにいた。 桜の木陰にハトの群れがいた。 木の根本には、さらに多くのハトが集まっていた。 ハトは地面にうずくまったり、羽繕いをしてる。 どのハトも、安心しきってのんびりと陽を避けている。 近づいても逃げる様子はない。 ハトは駅などにもいるが、近づいてもあまり逃げない。 以前専門家が、ハトは必要がなければ飛ばない、と言っていたが、その通りだと思う。