川越雑記帳2(川越見て歩き)

畦道に青き花見て背を屈め(オオイヌノフグリ、タネツケバナ、ホトケノザ)

畳橋から滝下橋へ行くとき、少し近道をしようとして田の畦道に入った。
他にもここを通る人がいるようで、表面が固く締まっている。
田んぼ側は斜めになっているが、その斜面の緑の葉の中に小さな青い花が咲いていた。


遠目にもすぐにオオイヌノフグリだと分かった。
陽当りの良い場所なので、かなり多くの花が咲いていた。


この花は曇りの日などには、花を閉じてしまう。
この日は、春本番以上の温かさで、いっぱいの陽を浴びて咲いていた。


ふと脇の側溝を見ると、中には小さな白い花が咲いていた。


最初に見たときは、ハコベかなと思ったが、花も葉も違う。


あとで調べると、どうやらタネツケバナというらしい。
4弁の可愛らしい花である。
乾いた土地に生えるものと、湿地に生えるものがあるらしいが、これはどちらだろう。


歩いてきた道の右手には、田の中の畦があった。
こちらは柔らかな土のようで、その上に薄いピンクの花が咲いていた。


これもすぐにホトケノザだと分かった。


ピンクというか薄紫というか、上にのびた細長い花が特徴的である。
この花は陽当りの良いところだと、冬の間でも咲いているので、春の花とは言えないかも知れないが、
やはり、この花が元気よく咲いているのを見ると、春になったなあという感じがする。


この花々を見たあと寒気が南下し、強い北風が吹いて冬に戻ってしまった。
近所の空地では、オオイヌノフグリやタンポポは咲いているが、ホトケノザはまだ咲いていないようだ。
これが咲き出すと、本当に春になった気分になるが、ほんの少し早めに春の気分になれた。

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