他にもここを通る人がいるようで、表面が固く締まっている。
田んぼ側は斜めになっているが、その斜面の緑の葉の中に小さな青い花が咲いていた。
遠目にもすぐにオオイヌノフグリだと分かった。
陽当りの良い場所なので、かなり多くの花が咲いていた。
この花は曇りの日などには、花を閉じてしまう。
この日は、春本番以上の温かさで、いっぱいの陽を浴びて咲いていた。
ふと脇の側溝を見ると、中には小さな白い花が咲いていた。
最初に見たときは、ハコベかなと思ったが、花も葉も違う。
あとで調べると、どうやらタネツケバナというらしい。
4弁の可愛らしい花である。
乾いた土地に生えるものと、湿地に生えるものがあるらしいが、これはどちらだろう。
歩いてきた道の右手には、田の中の畦があった。
こちらは柔らかな土のようで、その上に薄いピンクの花が咲いていた。
これもすぐにホトケノザだと分かった。
ピンクというか薄紫というか、上にのびた細長い花が特徴的である。
この花は陽当りの良いところだと、冬の間でも咲いているので、春の花とは言えないかも知れないが、
やはり、この花が元気よく咲いているのを見ると、春になったなあという感じがする。
この花々を見たあと寒気が南下し、強い北風が吹いて冬に戻ってしまった。
近所の空地では、オオイヌノフグリやタンポポは咲いているが、ホトケノザはまだ咲いていないようだ。
これが咲き出すと、本当に春になった気分になるが、ほんの少し早めに春の気分になれた。
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