大学生のころ、兄から「1人暮らしするからクルマを引き継いでもらっていい?」と言われて、クルマとローンの返済を引き受けました。
そのクルマは中古でした。
ある日、アルバイト先のディズニーランドから家庭教師先に向かっている首都高速道路を走っていると、メーターの水温計の温度が異常に高くなり、ボンネットから湯気が出てきました。
「やばいな」と思い、なんとか路肩に停めたところ、エンジンがストップしました。
そのころは携帯電話がなかったので、設置されている電話を使い連絡しました。
「JAFに加入しているか?」と聞かれ、そういうところには用意周到なところがある僕はしっかりと加入していて、「もちろん加入しています」と答えて救助してもらいました。
クルマはマツダのディーラーにいれてもらって見てもらったところ、「以前にもオーバーヒートしていてエンジンがあまりいい状態ではなかったですね」といわれました。
きちんとメンテナスされていないモノにあたってしまったようです。
その経験から、「自動車などメンテナスや乗り方に製品が影響するものを購入する際には中古はやめておこう」という思考になったようです。
そのクルマの状態でしらないところがある自体、ちょっと怖くなったのです。
首都高速道路で走行中にオーバーヒートという、怖い経験があるので、それがトラウマになっているようです。
「それなら20年間も同じクルマに乗っていても同じように怖い経験をするのでは?」と思うかもしれません。
故障したクルマは20年目でした。
ずーっと自分だけで運転してきたクルマでしたので、「わからない過去への恐怖」みたいなものがないから恐怖はなかったです。
「どこまで乗れるのかな?」と思っていました。(笑)
きちんとメンテナスをしていれば、ある程度は安心して乗れるのだと思います。
ラッキーなのは、自宅の駐車場で不具合を気づいたことでしょう。
そんなことで、僕は中古車の購入を避けている(というか、思いもしない)のです。