二律背反。

メーカーさんが
新商品のサンプルを下さった。

盛岡「焼き冷麺」。

ふぅむ。

これは道南だろうね。
いや、どうなんだろう。

「焼き冷麺」は熱い料理なのか。
それとも冷たい料理なのか。

「焼き」だから熱いはずだ。
でも「冷麺」だから冷たいはずだ。

二律背反。道南でしょう？
いや、どうなんでしょうか。

盾と矛の「矛盾」みたいだ。

「冷麺」は麺の種類のことかな。
あのモチモチ噛み切りづらい麺。

その「冷麺」を焼く。
つまり「冷麺」という種類の麺を焼く。

あのモチモチ麺の焼きそば。

みたいな。

でもさ、

焼肉屋さんのメニューをみると
「冷麺」の他に「温麺」があるでしょ。

この「温麺」はモチモチ麺を
温かくしたラーメン風の料理。

ほら、お菓子いじゃないか。
いや。おかしいだろぉ。

コレ式でいうと「温麺」は
「温冷麺」と言うべきじゃないのか。
温かいモチモチ麺だからさ。

ううむむむ。でもねぇ。

「温冷麺」ではちょっとね。
ますます分りづらいですよね。

じゃ、どうしたらいいか。

分らないものは、
いくら考えても分らない。

案ずるより産むが易し。

ここはまず、作ってみることに。

結論。

「焼き冷麺」は

冷麺を焼く熱い料理である。kyokukenzo