亭主が
居酒屋から家に帰ってきて
「酒はあるか」と女房に聞いた。
酒はあるけど、
火鉢落としちゃったからさぁ。
女房はそう答える。
「しょうがねえな」と亭主。
行燈の火で銚子を温めはじめた。
その昔、
東京へ向かう全日空機の
イヤホンで聴いた落語の枕です。
以来、
江戸っ子の酒は燗に限る。
冷や酒飲むのはしみったれ。
そんな決めつけが
私を支配してしまいました。
日本酒を飲むときは
安いのでいいから熱燗で。
私の飲み方基準です。
(実は高い酒の味がわからない。)
先日、会合でお会いした
大手酒造会社の営業マンくん。
いただいた名刺のウラに
(燗〜冷や)の温度定義が
印刷されていました。
(55℃)飛び切り燗
(50℃)熱燗
(45℃)上燗
(40℃)ぬる燗
(35℃)人肌燗
(30℃)日向燗
(常温)冷や
(15℃)涼冷え
(10℃)花冷え
(5℃)雪冷え
ふうむ。
何時も何処の店でも
「超熱燗を」と頼むけど
銚子が持てないくらい
熱くしたのを持ってくる。
ありゃ「超飛びっ切り燗」だ。
日本酒の楽しみ方。
温度が変われば味わいも変わる。
考えを変えて
次は「冷や」でも楽しみたい。
いいなぁ、江戸の風情。
「日向燗」や「花冷え」なんかも
使ってみたい言葉ですね。kyokukenzo
居酒屋から家に帰ってきて
「酒はあるか」と女房に聞いた。
酒はあるけど、
火鉢落としちゃったからさぁ。
女房はそう答える。
「しょうがねえな」と亭主。
行燈の火で銚子を温めはじめた。
その昔、
東京へ向かう全日空機の
イヤホンで聴いた落語の枕です。
以来、
江戸っ子の酒は燗に限る。
冷や酒飲むのはしみったれ。
そんな決めつけが
私を支配してしまいました。
日本酒を飲むときは
安いのでいいから熱燗で。
私の飲み方基準です。
(実は高い酒の味がわからない。)
先日、会合でお会いした
大手酒造会社の営業マンくん。
いただいた名刺のウラに
(燗〜冷や)の温度定義が
印刷されていました。
(55℃)飛び切り燗
(50℃)熱燗
(45℃)上燗
(40℃)ぬる燗
(35℃)人肌燗
(30℃)日向燗
(常温)冷や
(15℃)涼冷え
(10℃)花冷え
(5℃)雪冷え
ふうむ。
何時も何処の店でも
「超熱燗を」と頼むけど
銚子が持てないくらい
熱くしたのを持ってくる。
ありゃ「超飛びっ切り燗」だ。
日本酒の楽しみ方。
温度が変われば味わいも変わる。
考えを変えて
次は「冷や」でも楽しみたい。
いいなぁ、江戸の風情。
「日向燗」や「花冷え」なんかも
使ってみたい言葉ですね。kyokukenzo