汽笛一声新橋を
はや我が汽車は離れたり
愛宕の山に入りのこる
月を旅路の友として
月を旅路の友とする。
情緒があるね。
いつも酒飲む新橋界隈。
定宿・東急REI 愛宕山。
ポックンとトーマスの
プラレールで遊んでいたら
むかし兄から習った
鉄道唱歌を想いだした。
兄はいわゆる鉄男くん。
乗り鉄、撮り鉄、食べ鉄。
入場券や駅弁のラベル。
HOゲージの模型など
コレクションも立派だった。
習ったとはいえ私は
鉄男にならなかったので
ちゃんと歌えるのは
せいぜい1番2番まで。
3番以降は全然歌えない。
鉄道唱歌を知りたい。
好奇心を抑えきれず
“鉄道唱歌”ググってみた。
新橋から神戸まで
地理や歴史や観光名所が
歌詞のココソコに
散りばめられている。
作者はよほどの博識人。
物知り人だったのだろう。
2番以降66番まで
知っている地名
行ったことある場所が
次から次と出てくる。
歌って楽しい汽車の旅だ。
右は高輪泉岳寺
四十七士の墓どころ
雪は消えても消えのこる
名は千載の後までも
窓より近く品川の
台場も見えて波白く
海のあなたにうすがすむ
山は上総か房州か
梅に名をえし大森を
すぐれば早も川崎の
大師河原は程ちかし
急げや電気の道すぐに
君とふたり歩いた
高輪の桜並木道。
3年住んでいた大森駅前。
お台場の高層ホテルの
ラウンジから見渡した
花の都きらめく大東京。
鶴見神奈川あとにして
ゆけば横浜ステーション
湊を見れば百舟の
煙は空をこがすまで
横須賀ゆきは乗換と
呼ばれておるる大船の
つぎは鎌倉鶴ヶ岡
源氏の古跡や尋ね見ん
横浜ドリームランド。
銭洗い弁天。泣かせるぜぃ。
八幡宮の石段に
立てる一木の大鴨脚樹
別当公暁のかくれしと
歴史にあるは此蔭よ
ここに開きし頼朝が
幕府のあとは何かたぞ
松風さむく日は暮れて
こたえぬ石碑は苔あおし
北は円覚建長寺
南は大仏星月夜
片瀬腰越江の島も
ただ半日の道ぞかし
汽車より逗子をながめつつ
はや横須賀に着きにけり
見よやドックに集まりし
わが軍艦の壮大を
支線をあとに立ちかえり
わたる相模の馬入川
海水浴に名を得たる
大磯みえて波すずし
国府津おるれば馬車ありて
酒匂小田原とおからず
箱根八里の山道も
あれ見よ雲の間より
小田原のYちゃん。
いつもお花をありがとう。
いでてはくぐるトンネルの
前後は山北小山駅
今もわすれぬ鉄橋の
下ゆく水のおもしろさ
はるかにみえし富士の嶺は
はや我そばに来りたり
雪の冠雲の帯
いつもけだかき姿にて
ここぞ御殿場夏ならば
われも登山をこころみん
高さは一万数千尺
十三州もただ一目
三島は近年ひらけたる
豆相線路のわかれみち
駅には此地の名をえたる
官幣大社の宮居あり
沼津の海に聞えたる
里は牛伏我入道
春は花さく桃のころ
夏はすずしき海のそば
おおお。沼津我入道!
鳥の羽音におどろきし
平家の話は昔にて
今は汽車ゆく富士川を
下るは身延の帰り舟
世に名も高き興津鯛
鐘の音ひびく清見寺
清水につづく江尻より
ゆけば程なき久能山
三保の松原田子の浦
さかさにうつる富士の嶺を
波にながむる舟人は
夏も冬とや思うらん
駿州一の大都会
静岡いでて阿倍川を
わたればここぞ宇津の谷の
山きりぬきし洞の道
静岡に着いた。
N村さん元気かな。
K代さんに会いたい。
ちょっと途中下車して
東海軒の幕の内でも
いただきながらひと休み。
まだようやく21番。
66番までこの先も長い。kyokukenzo
はや我が汽車は離れたり
愛宕の山に入りのこる
月を旅路の友として
月を旅路の友とする。
情緒があるね。
いつも酒飲む新橋界隈。
定宿・東急REI 愛宕山。
ポックンとトーマスの
プラレールで遊んでいたら
むかし兄から習った
鉄道唱歌を想いだした。
兄はいわゆる鉄男くん。
乗り鉄、撮り鉄、食べ鉄。
入場券や駅弁のラベル。
HOゲージの模型など
コレクションも立派だった。
習ったとはいえ私は
鉄男にならなかったので
ちゃんと歌えるのは
せいぜい1番2番まで。
3番以降は全然歌えない。
鉄道唱歌を知りたい。
好奇心を抑えきれず
“鉄道唱歌”ググってみた。
新橋から神戸まで
地理や歴史や観光名所が
歌詞のココソコに
散りばめられている。
作者はよほどの博識人。
物知り人だったのだろう。
2番以降66番まで
知っている地名
行ったことある場所が
次から次と出てくる。
歌って楽しい汽車の旅だ。
右は高輪泉岳寺
四十七士の墓どころ
雪は消えても消えのこる
名は千載の後までも
窓より近く品川の
台場も見えて波白く
海のあなたにうすがすむ
山は上総か房州か
梅に名をえし大森を
すぐれば早も川崎の
大師河原は程ちかし
急げや電気の道すぐに
君とふたり歩いた
高輪の桜並木道。
3年住んでいた大森駅前。
お台場の高層ホテルの
ラウンジから見渡した
花の都きらめく大東京。
鶴見神奈川あとにして
ゆけば横浜ステーション
湊を見れば百舟の
煙は空をこがすまで
横須賀ゆきは乗換と
呼ばれておるる大船の
つぎは鎌倉鶴ヶ岡
源氏の古跡や尋ね見ん
横浜ドリームランド。
銭洗い弁天。泣かせるぜぃ。
八幡宮の石段に
立てる一木の大鴨脚樹
別当公暁のかくれしと
歴史にあるは此蔭よ
ここに開きし頼朝が
幕府のあとは何かたぞ
松風さむく日は暮れて
こたえぬ石碑は苔あおし
北は円覚建長寺
南は大仏星月夜
片瀬腰越江の島も
ただ半日の道ぞかし
汽車より逗子をながめつつ
はや横須賀に着きにけり
見よやドックに集まりし
わが軍艦の壮大を
支線をあとに立ちかえり
わたる相模の馬入川
海水浴に名を得たる
大磯みえて波すずし
国府津おるれば馬車ありて
酒匂小田原とおからず
箱根八里の山道も
あれ見よ雲の間より
小田原のYちゃん。
いつもお花をありがとう。
いでてはくぐるトンネルの
前後は山北小山駅
今もわすれぬ鉄橋の
下ゆく水のおもしろさ
はるかにみえし富士の嶺は
はや我そばに来りたり
雪の冠雲の帯
いつもけだかき姿にて
ここぞ御殿場夏ならば
われも登山をこころみん
高さは一万数千尺
十三州もただ一目
三島は近年ひらけたる
豆相線路のわかれみち
駅には此地の名をえたる
官幣大社の宮居あり
沼津の海に聞えたる
里は牛伏我入道
春は花さく桃のころ
夏はすずしき海のそば
おおお。沼津我入道!
鳥の羽音におどろきし
平家の話は昔にて
今は汽車ゆく富士川を
下るは身延の帰り舟
世に名も高き興津鯛
鐘の音ひびく清見寺
清水につづく江尻より
ゆけば程なき久能山
三保の松原田子の浦
さかさにうつる富士の嶺を
波にながむる舟人は
夏も冬とや思うらん
駿州一の大都会
静岡いでて阿倍川を
わたればここぞ宇津の谷の
山きりぬきし洞の道
静岡に着いた。
N村さん元気かな。
K代さんに会いたい。
ちょっと途中下車して
東海軒の幕の内でも
いただきながらひと休み。
まだようやく21番。
66番までこの先も長い。kyokukenzo
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