舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

サバラン(ラム酒添え)

2006-12-06 23:11:16 | 美食礼讃
酒の話が出たついでに、私が好きで好きで辛抱たまらんサバラン(ラム酒添え)のお話です

この魅惑のデザートが食べられるのは、お馴染みファミリーレストランのココスです。
御覧の通り上に乗っているのは二切れのオレンジと生クリームのみ。いたってシンプルですね。
私が今一番気に入っている宇都宮のケーキ屋さんでもまあまあ美味しいサバランを作っているのですが、ココスに一歩及ばないのは、このシンプルさにおいて負けているからです。

私やマミちゃんが思うに、真に美味しいものに装飾は必要ないのです。
ゴテゴテしたフルーツもナッツも無用なのですよ。もちろん水飴をぴゅるぴゅる飛ばして固めたやつなんか無い方がマシです(笑)。

だから腕の良い人が作ったシンプルなお菓子(例:クィーン洋菓子店のストロベリーショートケーキ)が世の中で最も美味しいのですが、ココスのサバランはファミレスのデザートでありながら、なかなか高レベルでなおかつシンプルという奇跡の産物です。

注文するときはもちろん、「ラム酒添えで」と頼みます。そうすると小さなグラス一杯のラム酒がついてくるわけです。
ここで未成年者や運転手にはご遠慮いただいておりますといわれたからといって、怯んではいけません。
酒といってもたいして強くないし、量もほんのちょっぴりだからだいじょうぶですよ。それに、サバランにかけてしばらくほっておけば、アルコールはあらかた飛んで風味だけを味わうこともできます。

ただし、じつをいうとグラスに注がれるラム酒の量は店によって違います。それもかなり。一番多いところと少ないところでは、倍くらい違いますね。
最も良い店(つまり一番沢山くれるところ)は矢板店です。皆様ぜひお行きください。徒党を組む勢いで行ってあげてください。あんないい店がつぶれてしまっては一大事ですから。
まあ、私がここで心配しなくても、矢板の北校の皆さんはよくレッスン後に行ってらっしゃるみたいだから大丈夫でしょう。

私はこのラム酒をドリンクバーのアイスティーにも垂らします。これはドリンクバーネタの時にもおすすめしたと思います。
普通はサバランに注いだ後でお酒のグラスをアイスティーで洗う程度です(それでも香りは楽しめます)が、矢板店でたくさんのラム酒をいただいたときは、最後の3滴分くらいをわざと残しておき、アイスティーに注ぎ込みます。
そうとう良い香りがアイスティーに満ち、イギリス紳士の気分を味わえること請け合いです。


え、アイスティーとか飲んでるうちはイギリス紳士への道は遠いですか。やっぱり。

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