舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

F1ハンガリーGP

2008-08-03 03:03:39 | 徒然話
いやあ、前回のF1には驚きました。
何がってネルシーニョことネルソン・ピケJr.の表彰台です。

ネルシーニョはアロンソの同僚(ってもちろんルノーね)で、中嶋カズキ君と同じく2世レーサーでありながら最も期待外れな2世選手という不名誉な烙印を一部筋で押されてしまった人です。
シーズン最初はそれもやむを得ないかと思うくらい芳しくない走りっぷりだったんですけどね。
それが最近、チームメイトのアロンソに肉薄するほどの活躍を見せるようになり、ついに前回アロンソのみならずフェラーリ様のキミ他多数をおさえて表彰台に上がってしまいました。

アロンソはこないだ雑誌『F1速報』で「シーズン前から既に各チームのマシンの出来は決まっていて、ルノーは上位入賞を狙えるマシンじゃない」みたいなことを言ってましたが、ネルシーニョがこんなに活躍している今、果たして本当にそうなのでしょうか。

私はマシンのレベルが分るほどの通じゃないけど、どうもこのごろのアロンソの走りには昔のような向こう見ずな負けん気が見られないような気がしてならないのです。
マシンとして明らかに格上のフェラーリ様にすら、卓越したテクニックとその私の大好きな負けん気で競り勝っていたアロンソだった筈なのに.....。

そんなフラストレーションを抱えている私が今新たに注目している選手こそ、ネルシーニョとコバライネンの二人です。
コバライネンはタフでいいですねえ。必ずしも常勝してるって訳ではありませんが、成績よりも戦い方のほうが重要なので無問題。

選手個人の戦いだけでなく、チーム単位の攻防を楽しめるのもF1の醍醐味です。
にしても今はフェラーリ様の独り勝ち感が否めませんね。なにせピットクルーの働きひとつとってもほかのチームとは一線を画していますからねえ。

にしても、さっきの実況の人たちはトヨタがBMWを超えるとか超えたとか騒いでいたけどどうなんだろうなあ.....。
最近カズキ君が出てきたためかスーパーアグリの撤退の反動か、実況が必要以上に日本寄りなのが非常に気になります。
いくら今まで話題に出してなかったようなニュース番組がF1を取り上げてくれたって、話題に上るのが日本勢のことだけでは意味がありません。せめて上位3選手くらい言ってくれてもよさそうなものを。

スポーツ報道全般を見ても、きょくたんに日本寄りの報道に偏った結果、日本勢の実力が過大評価され、ムダに落胆を買っているケースが多いように見受けられます。
逆に注目されずにいたら思いがけず活躍しているという方が視聴者の注目を集められるのにね。男子バレーのように...と言ったら男子バレーの人に悪いけど(笑)。

間もなく始まるオリンピックでも、私は国籍にとらわれず良いプレーをする人こそ応援したいです。
いろんな選手を見た上で、実力からしてやはり日本人選手や日本チームを応援したいと思えたら理想的ですね。

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