舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

準備中

2008-08-15 01:49:22 | ダンス話&スタジオM
お盆休みを利用して、23日(土)の「いかんべ祭」準備に励んでおります。
昨日は連日の大掃除がたたってほぼ一日中意識を失って(=爆睡して)いたのでほとんど準備ができず、まともに出来たのは今日からでした。

何より頭をひねっているのはジプシーとベリーダンスの立ち位置です。
なんたって人数が多い。ふと気づいたら20人以上なんですよね。
うちのイベントはプログラムをはり出して生徒さんの出たい曲に各自名前を書いてもらう方針なので、しばしば人数バランスに偏りが生じ、こういう予期せぬ大団体の曲が出来上がります。
なるべく多くの人に自分の踊りたい曲を踊ってもらいたい以上、こうなっちゃうのはしょうがないんだけどね。

うちは「その辺テキトーに並んどいて」的な立ち位置の作り方ではなく、ドタキャンが出ると死活問題になるくらい綿密に考えているため、人数が多くても少なくても立ち位置作りには莫大な時間を要します。
マミちゃんは私が幼い頃これを一人でやっていたんですわ(もちろん今程大人数ではなかったですが)。
で、今は私が手伝うというか横槍入れ係になっているわけなんですが、はたしてどの程度役に立っているかは正直分らぬ(←役立てよ!!)。

というのもマミちゃんと私では取り組み方に大きな違いがあるからなんですね。
私はさすが亥年だけあって、ろくろく考えもせず最初っから鉛筆を動かしてバババーッと立ち位置案を書いてしまいます。
で、最後まで書き終わって見直すと重大な欠陥が発覚し、泣く泣く1から書き直しとか(涙)。

その気配は昔からあり、私は小学生の頃から絵でも作文でも構想を練るのが苦手で最初から本番を書き(描き)出してしまうタイプでした。
だって構想練ってるうちに私の脳裏に降ってきたインスピレーションが逃げちゃうんだもん。
チャンスの女神には前髪しかないんですぜ(←ココと何の関係が)。
思いつきが消えないうちに書き始めても、書き終わってみるとコンセプトが当初から変わっているということがよくありました。

一方マミちゃんはさんざ考えてから書き始める人間です。しかもこの人は考察の要素が多い!!
いい加減話が進んだ後でものすごく根本的な問題をいきなり提示され、「ヒ~、そんなことまで考えたら根底から覆っちゃうよお!!」と悲鳴を上げたことが何度もあります。
放っとくと1時間でも2時間でも考え続けているため、横にいる(ほんとは猪突猛進したい)私は忍の一字です。

マミちゃんに言わせれば、たいして考えもしないで決めてしまうのは「仕事に誠意がない」ってことになるらしい。
妥協せず考えに考え抜いてもうこれ以上良い案が浮かばない最善の状態にまでもっていくことが求められるんですね。

だからうちは振り付けにも立ち位置作りにも時間がかかります。
でもマミちゃんいわく「どれだけ時間がかかったか」にはひとつも意味がなく、「どれほど達成できたか」が重要なんだそうな。

こういう人に育てられたから私は試験の一夜漬けも担任の先生から言われる勉強時間数は無視して完全ノルマ制を貫くようになったんでしょうね。
誰からも勉強は教わってないはずなんですが.....親の背を見て子は育つのですね。

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