舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

一線の話

2009-07-13 02:35:35 | 徒然話
世の中には、さまざまな「一線」が存在します。
我々は、日々そのような一線を踏み越えたり、越えるかどうしようか悩んだり、はたまた片足だけ突っ込んでみたりして人生を送っております。

私の場合、眠気の一線が毎晩日付変更線の前後にやってきます。
基本的に夜はいつまで起きていても平気な性分なのですが、このまま放っとくと夜を明かしかねないと己の身体がよく分っているらしく、無理くり猛烈な眠気に引きずり込むようです。

ありていにいえば、私はあんなに楽しみにしていたF1ドイツGPを先程まるっと見逃しました(泣)。

あああ、なんてことでしょう、直前のハリーポッターまでは普通に起きていたのに。
今季のF1は相変わらず何かの奇跡が起きたとしか思えないような予想外の展開続きで、今回もまたまたレッドブルとブラウンGPが上位独占という、今季を象徴するような予選結果だったのに,そんな時に例の一線が到来してしまうなんて......。

これでも一応さすがにスタートはこの目で確かめました。
なんと、今や名前も忘れそうな昨年王者ハミルトンが派手に飛び出し、一瞬だけ一位に躍り出たにもかかわらず、前方の2台が接触したせいか大きくコースアウトし、そのまま最下位まで一気に後退してしまったのです。
ってか、そこまで衝撃の展開があったにもかかわらず、眠気の一線に勝てないってどんだけ...。
私の身体は余程「ここでこいつを寝かせなくちゃ!!」という使命感に燃えていたのでしょうか。

んで、フト気づいたら2時間後
もちろんF1はとっくに終わっていました。レース結果も不明です...。
...あとでネットで調べよう...。

この眠気の一線は毎晩やってきますが、明日の支度をしている間に乗り越えられる時もあれば、ウトウトするだけで復活出来る時もあり、しかしそれらに成功しない場合、私は2~3時間眠りこけてしまいます。
私は、本来自分の身体が欲している睡眠時間(それはおそらく普通の人より長い)に到底足りてない生活を送っているため、身体としてはスキあらば寝たいと考えているらしいです。
通常、睡眠時間の短い生活を送っていれば身体がそのように変っていくものなのに、私の身体に関しては必死で抵抗しているようですね。


そして、今日感じた「一線」がもう一つありました。
それは聞くだに恐ろしい結婚の話です。

こないだも「立て続けに『結婚しているんですか』的な事を訊かれた」なんて話を書きましたが、今日法事で親戚が集ったところ、またまたその話題が出たので私はショックを受けました。
それも、「ラナちゃん、そろそろ結婚は」とか「良い人いないの」「そろそろ探さなくちゃ」などと、あまりにもあからさまな言い回し!!!
皆さん、私の親が結婚に向かない人間だったと知っているのに何故私にそれを訊く...いえいえ、そのことじゃなく、この不気味なまでのタイミングの一致にです。

そこでフト気づきました。私は「結婚に関する話題が出される年齢の一線」を、知らず知らずのうちに跨いでしまったんじゃないかと。

じょ、冗談じゃありません。
私は、婚活などしている暇があったら大人なバー(紫煙が漂っていて、女子向けの可愛いカクテルより酒好きのための酒が充実しているような店)のカウンターのスツールに一人で座っているのが絵になるオンナを目指したいのです。
その私に、たかだか年齢くらいの理由で、何かのマニュアルのように結婚の話題を出されていたらたまりませんって。

どうやら、問題の一線は「25歳の後半」あたりに踏み越えてしまったようです。
そしたらマミちゃん曰く「20代のうちは言われるわね」とのこと。って、あと4年もですか。そ、そんなぁ~~~。

そこで、私は今後同じようなハメに陥った時に泣き寝入りせずに済むよう、「相手との間に波風を立てず、しかし私ばかりが不快な気持になる事のないよう、軽やかに爽やかに話題を強制終了する粋な受け答え」を考える事にしました。
ちなみに私と同じくらいの頃、マミちゃんもまったく同じ事を非常にウザイと考え、「まだ魔が差してないから」などと応える事でかわしていたようです。

もし、皆さんが実体験でお使いになった効果的な言い回しや、オススメのフレーズなどありましたら、是非私にお知恵をお貸しください(笑)。

私は「粋な受け答え」ってのが苦手だから自分では書けませんが、婚活などとは無縁な自立した大人の女性が増えている今、こういう「言われてちょっとイヤになる話題」や「それってセクハラじゃね?な話題」を投げかけられた時のスマートなリアクションを一問一答形式にして出版したら、けっこう需要があるんじゃないでしょうか。
斎藤美奈子先生あたりが書いてくださらないかしら。

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