Yes,We Love Science!

自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

海王星に14個目の新衛星を発見!謎の多い惑星と衛星

2013年07月17日 | 太陽系

 海王星に14個目の新衛星を発見
 ハッブル宇宙望遠鏡の観測から、海王星に14個目の衛星が見つかった。ハッブルが撮影した海王星系に、新衛星S/2004 N 1がとらえられていた。(提供:NASA, ESA, and M. Showalter (SETI Institute))SETI研究所のMark Showalterさんたちの研究グループが7月1日、海王星に14個目の衛星を発見した。

 Showalterさんは海王星の周囲をハッブル宇宙望遠鏡で観測していたところで、移動速度が速いアーク(リングの断片)や衛星のぶれを画像処理で修正したところ、見たことのない白い点が見つかった。ハッブルが2004年から2009年までに撮影した画像150枚を処理してみると、同一の天体が23時間で公転するようすが浮かびあがったという。

 S/2004 N 1と符号が付けられたこの新衛星は海王星からはおよそ10.5万km離れている。幅は20kmほどと推定されており、これまで見つかった海王星の衛星では最小となる。

参考HP Wikipedia:海王星 National Geographic:海王星 

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

惑星気象学入門――金星に吹く風の謎 (岩波科学ライブラリー)
クリエーター情報なし
岩波書店
みるみる理解できる太陽と惑星 (ニュートンムック Newton別冊サイエンステキストシリーズ)
クリエーター情報なし
ニュートンプレス

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


火星の砂丘に走る溝の謎?正体はドライアイスの降雪・融解だった!

2013年06月26日 | 太陽系

 火星にご招待!ただし、片道切符のみ
 オランダの非営利団体「マーズ・ワン」が、片道のみの有人火星飛行計画を立て、参加者を募っている。予定では2022年に地球を出発し、7カ月の旅を経て23年に火星に到着する。参加者はそのまま地球に戻ることなく、火星で生涯を終えることになる。「死者をどうするかは火星にいる人たちで決める」(マーズ・ワンのランスドープ代表)という。

 つまり、「地球に戻ることができない火星探検」これを読んだ時には、「さすがにこれほど無謀なものに応募する人はそれほどいないだろうなあ」と思っていた。ところが、わずか2週間で 7万8000人の応募があったという。1回の飛行につき男性2人、女性2人を搭乗させる予定で、18歳以上なら誰でも応募できる。手数料は米国から応募する場合で38ドル(約3800円)。 実際に計画は実行されるのだろうか?

 そんな火星には不思議な現象がたくさん見られる。写真には火星表面に広がる巨大な砂丘が見える。NASAの火星探査機マーズ・リコナイサンス・オービタ(MRO)搭載の高解像度カメラHiRISEが、斜面に平行に走る何本もの溝をとらえた。10年ほど前からその存在が知られていたが、最新の研究により、溝の形成過程が解明された。長さおよそ2.5キロに達する深い溝は、初春に形成される。冬の間、この辺りには二酸化炭素の雪が降り、何層にも積み重なったドライアイスが砂丘を覆う。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

2035年 火星地球化計画     (角川ソフィア文庫)
クリエーター情報なし
角川学芸出版
最新探査機がとらえた火星と土星―水と生命の証拠を求めて/タイタンとリングの謎に挑む (ニュートンムック)
クリエーター情報なし
ニュートンプレス

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


似て非なる双子惑星“地球と金星”、運命の境界線は0.6~0.8AU

2013年06月05日 | 太陽系

 地球と金星、双子ではなかった
 同じような質量もつことから「双子の星」とも呼ばれる地球と金星だが、太陽からのある公転半径を境として全く違った育ち方をした惑星である可能性が、東京大学大学院理学系研究科の濱野景子特任研究員と阿部豊・准教授、東京工業大学地球生命研究所の玄田英典研究員らの惑星初期進化モデルによって示された。

 それによると、地球は溶融マグマが早く冷却して海が形成されたタイプで、金星は長い間溶融し続け、その間に水を失って干からびたタイプだという。英科学誌「ネイチャー」に発表した。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:金星 東京大学プレスリリース:地球と金星は異なるタイプの惑星か?

太陽系型ライト 太陽の周りを土星や木星、金星がまわります
クリエーター情報なし
Uncle Milton
地球交響曲 ガイアシンフォニー第五番 サウンドトラック
クリエーター情報なし
ビクターエンタテインメント

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


遠ざかる「パンスターズ彗星」周極星に、近づく「アイソン彗星」に高まる期待!

2013年05月05日 | 太陽系

 パンスターズ彗星、カシオペヤ座を通過して周極星に
 3月~4月にかけて、楽しませてくれたパンスターズ彗星が地球から離れていく。4月後半はカシオペヤ座周辺を通過中のパンスターズ彗星(C/2011 L4)。北の空でひと晩中見える周極星となり、北極星に近づいていく。

 3月10日に太陽に最接近したパンスターズ彗星(C/2011 L4)。1等級まで明るくなったが、始めは地平線に近く、にわか天文学者には観測が難しかった。私も夕方に観測しようと挑戦したがついに確認できなかった。

 現在は、黄道面を南から北に抜け、太陽や地球からどんどん遠ざかっている。現在の明るさは5~6等級で、双眼鏡でも中型以上のものでないと観察は難しい。

 一方、11月末に太陽に最接近するアイソン彗星。こちらの方は、地球からはまだ暗くて肉眼では見えないが、「最接近時には満月より明るくなるのではないか」と天文ファンの期待を集めている。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:アイソン彗星 アストロアーツ:暗い夜空で輝く貫禄のパンスターズ彗星

コメットハンティング 新彗星発見に挑む
クリエーター情報なし
誠文堂新光社
藤井旭の天文年鑑: スターウォッチング完全ガイド 2013年版
クリエーター情報なし
誠文堂新光社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


地球は宇宙にむかってハミングする電波惑星だった!“謎”の自転同期電波を発見!

2013年05月05日 | 太陽系

 世界は電磁波に満ち溢れている?
 2013年5月中に、テレビ電波の送信が東京タワーから東京スカイツリーに切り替わる。現在、東京スカイツリーからテスト放送が行われている。

 電波というと、電磁波の一つであり、電磁波は波長の長い方から電波・光・X線・ガンマ線などと呼ばれる。電波 周波数が 3THz 以下(下限の周波数は規定されていない)の電磁波を指し、さらに波長域によって低周波・超長波・長波・中波・短波・超短波・マイクロ波と細分化される。

 デジタルテレビは、このうち 0.3~3GHzの周波数のマイクロ波(極超短波)を使用している。ちなみにラジオは3~30MHzの短波、アナログテレビは超短波、BS衛星放送は3~30GHzのマイクロ波(センチメートル波)である。他には、携帯電話はマイクロ波(極超短波)、電子レンジは 2.45GHのマイクロ波(極超短波)である。

 こうしてみると日常生活ありとあらゆるところで、電磁波に囲まれて生活している。また、電磁波はヒトが作り出しているような印象であるが、太陽を始め多くの天体は、光を出して輝いている。光も電磁波の一つであるし、光以外の電磁波も宇宙から観測されている。

 今回、地球自身も電波を発生していることを、東北大学大学院「惑星プラズマ・大気研究センター」の森岡昭名誉教授らと名古屋大学、京都大学、カリフォルニア大学の研究者らが発見した。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Doエコ生活クラブ:電磁波問題とは何か 東北大学プレスリリース:地球の時点に同期して放射される電波を発見

太陽活動と地球: 生命・環境をつかさどる太陽
クリエーター情報なし
丸善出版
図解よくわかる電磁波化学―マイクロ波化学・テラヘルツ波化学・光化学・メタマテリアル―
クリエーター情報なし
日刊工業新聞社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


火星の過去に生命生存の可能性発表!灰色の土に硫酸塩鉱物を確認

2013年03月16日 | 太陽系

 かつて火星は生命に適した環境だった
 NASAは、火星探査車「キュリオシティ」による岩石調査の結果から、過去の火星には微生物に適した環境が存在したと発表した。 

 火星の先輩探査車「オポチュニティ」が調査した「Wopmay」と呼ばれる石は、生成時は水があったものの、強い酸性で生命に適さない環境だったとみられる。「キュリオシティ」が調査した石は、水が豊富だった環境を示している。白い線は、割れ目に流れ込んだ硫酸塩鉱物だ。

 火星で活動中のNASAの探査車「キュリオシティ」は先月、ゲールクレーター内の「イエローナイフ湾」と呼ばれる盆地で岩石のサンプルを採取。その分析から、生命に必須な物質である、硫黄、窒素、水素、酸素、リン、炭素の存在が確認された。キュリオシティの使命である「火星に生命を育める環境が存在したか否かの解明」に、これまでのところは「イエス」の回答が出たことになる。

 今回のサンプル採取現場は、2012年9月にかつての河床を見つけた所から数百mのところで(2012/10/1「火星探査車が見つけた丸い小石」)、ゲールクレーターの縁から河川が網の目のように走っていた場所だ。

 サンプルには、かんらん石などの火成鉱物と真水とが堆積物中で反応して生成される粘土鉱物が20%以上含まれていた。また硫酸カルシウムも含まれていることから、中性か、ややアルカリ性であることも示唆される。火星には激しく酸化した場所や、強酸性、あるいは多量の塩分を含む場所も存在するが、今回の現場はマイルドな環境だったことがうかがえる。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP National Geographic news:古代の火星に生命が存在できた証拠

2035年 火星地球化計画     (角川ソフィア文庫)
クリエーター情報なし
角川学芸出版
最新探査機がとらえた火星と土星―水と生命の証拠を求めて/タイタンとリングの謎に挑む (ニュートンムック)
クリエーター情報なし
ニュートンプレス

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


太陽活動に異変!寒冷期到来か?マウンダー極小期の以来の黒点数

2013年02月05日 | 太陽系

 太陽活動が低下
 太陽活動が依然低調だ。2010年8月には黒点「0」の日が1ヶ月続いて、地球が寒冷化するのではないかという意見も出ていた。2011年2月19日には、太陽に巨大黒点群が久しぶりに確認された。

 また、同年、2月14日には太陽表面で4年ぶりとなる大規模な爆発(フレア)があり、通常の約100倍のX線が放出された。2013年のピークをめざして活性化すると思われていたが…、今年秋のピーク時に予想される平均相対黒点数(黒点数をベースとした太陽活動の指標)は過去100年で最低の数字となっており、当面、太陽活動は低調に推移するものと思われる。

 太陽極域の磁場も、これまでの活動周期とは違った現象が観測されている。現在の太陽は北極がマイナス極、南極がプラス極となっていて、次回は2013年5月の太陽活動の「極大期」(太陽の黒点数が最大になる時期)と同時に反転すると予測されていた。

 ところが2012年1月の太陽観測衛星「ひので」の観測で、北極では約1年も早く、反転に向けて磁場がゼロ状態に近くなっていた。しかし、南極では反転の兆しはみられず、依然、プラス極のままだった。最近の観測でも状況は変わっていない。

 その結果、北極と南極がともにプラス極となり、赤道付近に別のマイナス極ができるような、太陽全体の磁場が「4重極構造」になる可能性があるという。この状態は、地球に寒冷期が到来する兆候にも似ている。

 17世紀ごろの「マウンダー極小期」のような極端な太陽活動の低下が発生する場合、その兆候が1サイクル(~11年前)近く前に極域磁場に現れると考えられている。地球は寒冷化するのだろうか?「ひので」は、今後も注意深く極域の観測を続けていく予定だ。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP 国立天文台:太陽観測衛星「ひので」太陽極域磁場反転の進行を確認 Wikipedia:マウンダー極小期l

太陽の科学―磁場から宇宙の謎に迫る (NHKブックス)
クリエーター情報なし
日本放送出版協会
徹底図解太陽のすべて―輝きのメカニズムから,地球環境への影響まで (ニュートンムック Newton別冊)
クリエーター情報なし
ニュートンプレス

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


灼熱の惑星“水星”に大量の氷が存在!「水星移民計画」も…その理由は?

2012年12月02日 | 太陽系

 火星より重力の大きい水星
 水星(Mercury)は、ご存じの通り、太陽に最も近い公転軌道を周回している惑星である。「地球型惑星」に分類され、太陽系惑星の中で大きさ、質量ともに最小のものである。表面の平均温度は 452K(179 ℃)。最高は700K(437℃)に達し、鉛を融かすのに十分なほどの暑さに達する。

 これほどの灼熱の世界であるにもかかわらず、日陰部の最低温度は平均110Kほどである。極に近く深いクレーターの中には太陽光が当たらない永久影となる部分があり、温度が102K以下に保たれている。1992年、ゴールドストーン深宇宙通信施設の70m電波望遠鏡と超大型干渉電波望遠鏡群 (VLA)が、強いレーダー反射を観測した。この反射現象は他にも原因を考えうるが、天文学者は水の氷が存在する可能性が最も高いと考えている。

 水星は月より大きく(水星は直径4879km、月は3476km)、鉄のコアのせいで高い密度も持っている。その結果、水星の表面重力は0.377gで月(0.1654g)より大きく、火星の表面重力と同じぐらいである。また、水星の土には、綺麗な核融合の燃料として重要で将来の太陽系の経済の鍵となると思われる、大量のヘリウム3が含まれているのではないかという予測がある。また、その構造から、鉱業に利用できる重要な高価値の鉱石があることも期待される。こうしたことから、驚いたことに水星に植民する計画がある。

  今回、米航空宇宙局(NASA)は、太陽に最も近い惑星である水星の極地域に大量の氷が存在することを示す新たな証拠を発見したと発表した。


 
続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:水星の植民

惑星地質学
クリエーター情報なし
東京大学出版会
3D立体パズル 60ピース 水星儀 -THE MERCURY- 2003-392 (直径約7.6cm)
クリエーター情報なし
やのまん

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


謎の準惑星「マケマケ」の詳細が判明!大気はなく、形状はやや扁平な球体!

2012年11月29日 | 太陽系

 準惑星「マケマケ」の詳細が判明
 
準惑星(dwarf planet)とは、太陽の周囲を公転する惑星以外の天体のうち、それ自身の重力によって球形になれるだけの質量を有するもの、かつ、自分の軌道周囲から他の天体を一掃しているものである。国際天文学連合(IAU)が2006年8月24日に採択した第26回総会決議の中で「惑星」を再定義した際に、同時に定義された太陽系の天体の新分類である。

 このとき、冥王星は1930年に発見されて以来、第9惑星として扱われてきた冥王星が、「自分の軌道周囲から他の天体を一掃している」とは判断されなかったため、準惑星に分類されることとなったことは有名な話である。

 準惑星は、IAU の決議案採択の時点では、冥王星からケレスまでの3個であり、2008年7月にマケマケ、9月にハウメアが追加されて5個となった。しかし、このカテゴリー自体の定義も今後の研究に委ねられることを留意する必要がある。

 2005年に発見され、ポリネシア地方に伝わる創造神にちなんで名付けられた「マケマケ」は、謎の多い太陽系外縁天体である。大きさが冥王星の約3分の2。4つある冥王星型天体の1つに数えられている。ちなみに「カチカチ」という天体はない。

 今回、「マケマケ」の詳細が明らかになった。冥王星と同様、全体が大気に覆われていると考えられていた。しかし今回の観測で、実際にはほとんど大気が存在しないことがわかった。どうしてわかったのだろう?

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP National Geographic news:謎の準惑星「マケマケ」の詳細が判明

消された惑星「冥王星」の黙示録2012 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)
クリエーター情報なし
学習研究社
最新天文百科 ―宇宙・惑星・生命をつなぐサイエンス―
クリエーター情報なし
丸善

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


最大水爆100万個分!巨大・太陽フレアを予測し、マヤの予言を回避せよ!

2012年11月11日 | 太陽系

 太陽フレアを予測し、回避せよ!
 11月。はやくもクリスマスのイルミネーションが、街を美しく飾りはじめた。気温も10℃を下回る日もあり、着実に冬の足音が聞こえてくる。これから年末、クリスマスとともに話題になることとして、マヤの予言がある。2012年の12月21~23日にかけて1つの区切りを迎える。そのときに何かよくないことが起きるのではないかという、終末思想と結びついたものだ。

 今の時代、確かに先が見えない不安がある。天変地異が起きるとしたら、その一つに太陽嵐(フレア)がある。それは、太陽フレアが放出するエネルギーが地球の磁場を混乱させ、強力な電流によって高圧変圧器が故障し、電力網が停止する可能性である。もし、そのような大惨事が起これば、被害額は「最初の1年間で1兆~2兆ドル」にのぼり、「完全復旧には4年~10年」を要すると米国では予測している。

 むろんこれは、地球全体に及ぶ被害のごく一部にすぎない。実際、1989年の極大期には、激しい磁気嵐がカナダのケベック州の電力システムを破壊し、9時間にわたって停電。600万人に影響し、復興に数ヵ月を要したという。もし事前に太陽嵐(フレア)の発生を予測できれば、何らかの対策が打てるのだが、そんなことは可能だろうか?

 今回、名古屋大学太陽地球環境研究所の草野完也教授を中心とする東京大学、京都大学の研究チームが、地球規模での大停電や電波障害などの影響を及ぼす太陽表面の爆発現象「太陽フレア」は、前兆として2種類の特殊な磁場構造が出現し、その数時間後に発生することを発見した。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:太陽嵐 名古屋大学太陽地球環境研究所:太陽フレアの発生原因となる磁場構造を解明

太陽の科学―磁場から宇宙の謎に迫る (NHKブックス)
クリエーター情報なし
日本放送出版協会
徹底図解太陽のすべて―輝きのメカニズムから,地球環境への影響まで (ニュートンムック Newton別冊)
クリエーター情報なし
ニュートンプレス

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


土星に謎の嵐、成層圏に異常な気温上昇(84℃)と、エチレン大量発生を観測!

2012年11月03日 | 太陽系

 土星の嵐、信じがたい気温上昇を観測
 ハリケーン「サンディ」が大規模な“フランケンストーム”に発達し、アメリカ東海岸を襲うことが懸念されているが、いくら大規模でも土星の記録的な嵐とは比べものにならない。

 2011年初めに発生した土星の巨大嵐は、地球より大きな範囲に雲を広げただけでなく、「これまで太陽系内で検出された中で最も大きく、最も高温の渦を成層圏に発生させ」、謎のエチレン大量発生を引き起こした。

 まだほかにもある。NASAの土星探査機カッシーニが検出した土星の気温は、一時局地的に摂氏84度も上昇するという「ほとんど信じがたい」ことが起きていた。これほどの気温上昇は太陽系ではかつて記録されたことがないと、NASAは10月25日付の発表で述べている。

 この極端な気温上昇は、冬のアラスカ州北部から夏のモハベ砂漠に瞬間移動するのに等しい。この気温差がちょうど摂氏84度くらいだ。

 「この気温変化を検出したときは非常に驚いた。これほどの変化が観測されたことはかつてない」と、メリーランド大学の研究科学者でカッシーニ・チームの一員であるブリゲット・ヘスマン(Brigette Hesman)氏は述べる。「まったく予想もしていなかった結果だ」。

 土星の嵐は激しい風と雷を巻き起こし、ピーク時には幅1万4500キロの雲がこの巨大ガス惑星を一周した。そして極端な気温変化に伴い、炭化水素ガスのエチレンが大量に発生した。これは、土星大気中に従来わずかしかみられなかったメタンの副産物だ。エチレンがこれほど大量発生した原因はわかっていない。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:タイタン National Geographic:土星の嵐、信じがたい気温上昇を観測3

最新太陽系―惑星探査機のカメラが捉えた (ニュートンムック Newton別冊)
クリエーター情報なし
ニュートンプレス
太陽系惑星
クリエーター情報なし
河出書房新社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


40億年前、月の巨大衝突の痕跡見つかる!輝石・カンラン石など鉱物分析

2012年11月01日 | 太陽系

 “月のうさぎ”は巨大隕石の跡
 先日、「月は地球に巨大隕石が衝突してできた」ことを、このブログで紹介した。これは、アポロ(Apollo)計画で持ち帰られた月の土壌を質量分析計で精査した結果わかった。

 月の土壌には比較的重い「亜鉛同位体」が、地球よりわずかに多く含まれており。蒸気雲の中で重い同位体が軽い同位体よりも急速に凝集したことが原因と考えられる。このわずかな、しかし決定的な差は同位体分別と呼ばれ、これによって、巨大隕石の衝突がわかった。

 今回、同じ月の石の「低カルシウム輝石」を分析して、月の表面にある、うさぎの形をした直径3000キロにも及ぶ盆地(海)が、巨大な隕石の衝突によってできたことが証明されたことを、産業技術総合研究所が公表した。

 これまでの仮説を裏付ける研究成果として注目されている。分析を行ったのは茨城県つくば市にある独立行政法人、産業技術総合研究所で鉱物資源の探査などを行っている中村良介グループ長の研究グループ。研究グループは、月に隕石などが衝突した際に熱が発生して地殻やマントルが溶け、冷え固まる過程で生成されたとみられる「低カルシウム輝石」と呼ばれる鉱物に注目した。

参考HP JAXA:月探査衛星「かぐや」が明らかにした、巨大隕石衝突 マイナビニュース:直径3000km超の巨大隕石衝突の証拠

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

月の科学―「かぐや」が拓く月探査
クリエーター情報なし
ベレ出版
NHKスペシャル 月と地球 46億年の物語 ~探査機かぐや 最新報告~ [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


NASAの探査機“キュリオシティ”光る物質を発見!地球生命の火星起源説とは?

2012年10月24日 | 太陽系

 火成岩を発見
 NASAの火星探査車「キュリオシティ」が火星を探索している。先日調査した岩石が、地球の火成岩と類似する成分を持っていることがわかった。さらにキュリオシティは、スコップを使って初めての土壌サンプル採取も行った。

 「キュリオシティ」が調査した火星の岩石の名は「ジェイク・マティアビッチ」。9月22日に行った岩石「ジェイク・マティアビッチ」の接触調査の結果で予想外の発見があった。ジェイク・マティアビッチの化学組成は、地球の火山地帯でよく見られる火成岩の組成と似ていたのだ。このような火成岩は主に地殻下のマントル内で、比較的水が豊富なマグマが圧力上昇で結晶化して形成される。

 まだ1個の岩石を調査しただけであり、その形成過程が地球と同様であるとは言い切れないが、少なくとも岩石の形成を研究する良いスタートラインになるだろう。今回は化学カメラ装置とアルファ粒子X線分光器を同時に運用することでジェイク・マティアビッチの詳細な情報が得られたが、キュリオシティにはさらに多くの分析装置が搭載されているため、今回の結果は今後の岩石や土壌調査の序幕にすぎない。

 続いてキュリオシティは「ロックネスト」と名づけられた地域で10月9日と12日に2回、土壌サンプルの採取を行った。今回の採取サンプルは成分分析ではなく、装置クリーニングに使われる。採取した砂を使って、分析装置内についているかもしれない地球の物質をこすり落とすのだ。2回目まではこのようなクリーニングのための採取で、3回目の採取サンプルからは成分分析に使われる予定だ。(NASA)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:マーズ・サイエンス・ラボラトリィ NHK:火星大冒険!生命はいるのか? Geographic news:火星に広範囲な水系、川床の跡発見

2035年 火星地球化計画     (角川ソフィア文庫)
クリエーター情報なし
角川学芸出版
火星計画DVD THE PROJECT MARS 2+3
クリエーター情報なし
工画堂スタジオ

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


45億年前、月の誕生理由は「巨大隕石衝突説」!亜鉛分析でほぼ確定か?

2012年10月22日 | 太陽系

 月の誕生、「巨大隕石衝突説」確実か?
 月の誕生は地球と巨大隕石(いんせき)とが衝突した結果によるもの──この37年前に提唱された説を裏付ける科学的痕跡が新たに見つかったとする研究論文が17日の英科学誌ネイチャー(Nature)で発表された。

 地球の衛星である月が誕生した過程については、天文学者たちが1975年の会議である仮説を提唱した。数十億年前、まだ生まれてまもなかった地球と、火星ほどの大きさの隕石が衝突して月ができたという「巨大隕石衝突説」だ。学者たちはギリシャ神話の月の女神セレネ(Selene)の母親の名にちなんで、この隕石を「テイア(Theia)」と名づけた。

 この説は、衝突によってテイア全体と原始地球のマントルの大半が溶解、蒸発し、その後冷えて凝集したものが月になったと主張するもので、月が太陽系の衛星中で5番目に大きく、地球の4分の1程の大きさがあり、しかも地球からわずかしか離れていないことを説明できるとされた。ただコンピューター・シミュレーションを用いて同現象が現実に起きていた可能性が示されるまで、この説は脇へ追いやられていた。

 しかしこの度、アポロ(Apollo)計画で持ち帰られた月の土壌を質量分析計で精査した結果、この説を裏付ける化学的証拠を発見したとする論文が発表された。論文によると、月の土壌には比較的重い亜鉛同位体がわずかに多く含まれていた。蒸気雲の中で重い同位体が軽い同位体よりも急速に凝集したことが原因と考えられる。このわずかな、しかし決定的な差は同位体分別と呼ばれる。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia: Yahoo!ニュース:月の誕生、「巨大隕石衝突説」

月の謎と不思議がわかる本
クリエーター情報なし
学習研究社
月のかがく
クリエーター情報なし
旬報社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


キュリオシティ、火星に広範囲な水系、川床の跡を発見!礫岩中に丸い小石

2012年09月29日 | 太陽系

 「キュリオシティ」川床の跡を発見
 2012年8月6日、米国の火星探査機「キュリオシティ」が、ゲールクレーターの中にある高さ3マイル、直径96マイルの山のふもとに着陸した。キュリオシティは火星表面の土と岩石をすくい取り、内部を解析する。最低でも、1火星年(2.2地球年)は活動する予定で、これまでのローバーよりも広い範囲を探索し、過去と現在の火星における、生命を保持できる可能性について調査する。

 9月13日にはロボットアームのテストが完了し、キュリオシティ(マーズ・サイエンス・ラボラトリ)は本格稼働に入っている。キュリオシティはまず、3種類の岩石が存在する地域「グレネルグ」を目指している。最終目的地は、6キロほど先にある標高5500メートルのシャープ山だ。

 9月27日には、かつて火星の地表を流れていた川が運んだとみられる多数の石を発見した。火星に水があったことを示す痕跡は見つかっているが、川の流れを直接示す証拠が見つかったのは初めてのこと。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:マーズ・サイエンス・ラボラトリィ National Geographic news:火星に広範囲な水系、川床の跡発見

2035年 火星地球化計画     (角川ソフィア文庫)
クリエーター情報なし
角川学芸出版
火星計画DVD THE PROJECT MARS 2+3
クリエーター情報なし
工画堂スタジオ

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please