Yes,We Love Science!

自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

青色LED訴訟とは?職務発明に200億判決!404特許の価値が争点

2011年10月28日 | 化学

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


 中村修二氏の職務発明訴訟に高額判決!
 2004年1月、会社の職務発明に対する取扱いに関して、問題を提起した形の青色発光ダイオードの特許訴訟について、東京地裁から判決が出た。中村修二・米カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授が、青色発光ダイオードの発明時代の古巣・日亜化学工業を相手に訴訟を起こしたものである。

 2004年、1月30日の東京地裁の判決は大手ハイテク企業に衝撃を与えた。その発明の対価は中村氏の請求通りの200億円との判決だ。日本では今までに類のない高額であった。

 中村氏が日亜化学を東京地裁に提訴したのは2001年8月である。これは特許権の帰属の問題や、権利を譲渡した場合の相当な対価の額について、問題を提起したものである。当初は相当な対価を20億円で請求していたが、その後100億円に拡張し、さらに200億円に拡張している。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia 中村修二 Tech-On! 中村裁判

青色発光ダイオード―日亜化学と若い技術者たちが創った
クリエーター情報なし
テーミス
怒りのブレイクスルー 「青色発光ダイオード」を開発して見えてきたこと (集英社文庫)
中村 修二
集英社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


2011年ノーベル化学賞「準結晶の発見」は予想外!新分野の研究を評価

2011年10月05日 | 化学

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


 化学賞にイスラエルのシェヒトマン氏
 スウェーデン王立科学アカデミーは10月5日、2011年のノーベル化学賞を、結晶でもアモルファス(非晶質)でもない固体の状態である準結晶を発見したイスラエル工科大特別教授のダニエル・シェヒトマン氏に授与すると発表した。

 同アカデミーは授賞理由について、「スペインのアルハンブラ宮殿などアラブ世界の魅惑的なモザイクを原子レベルで再現したともいえる準結晶の発見は、科学者の間で数学と芸術の融合と評されている」と説明している。

 原子配列が周期的な固体が結晶、不規則なものがアモルファスだが、準結晶はそのいずれにも属さず、原子配列に一定の規則性があるにもかかわらず周期性はない。

 シェヒトマン氏は1982年4月、アルミニウムとマンガンの合金を急冷によって作った際に準結晶を発見した。これは、サッカーボールの表面を作るには五角形と六角形が必要なのに六角形だけでできたサッカーボールを見つけたのに等しい。当時の常識からは考えられず、シェヒトマン氏は研究室から退去を求められたという。

 今ではさまざまな物質から準結晶が発見されている。硬くて丈夫な性質を持つことから、フライパンやディーゼルエンジンの素材など日常生活でも広く活用されている。授賞式は12月10日にストックホルムで行われる。賞金1千万クローナ(約1億1千万円)が贈られる。(msn 2011.10.5)

 第3の固体の発見
 今年のノーベル化学賞を射止めたのは、イスラエルのダニエル・シェヒトマン教授の「準結晶の発見」であった。この研究の受賞は大方の予想を覆した。あまり聞いたことのない「準結晶」とは何だろう?

 ひとことでいえば、結晶・アモルファスに続く、第3の固体。これまで固体を構成する原子の構造は、原子が格子状に同じパターンで規則正しく並んでいる結晶か、無秩序なアモルファスのいずれかと考えられてきた。

 例えば、正三角形・正方形・正六角形のタイルは、同一平面に敷き詰めることができる。ところが、正五角形ではどう詰めても隙間が空いてしまい、タイルの敷き詰めは不可能になる。

 ところが1972年から、ロジャー・ペンローズという物理学者が、変わったタイルの敷き詰め方をいくつか考案する。最も有名なのは2種類の菱形から成るタイルパターンで、5回対称という今までにない対称性を持ったが、周期性を持たなかった。つまり一定の形が繰り返し現れることがなく、しかも無限に広くタイル張りが可能という、不思議な紋様であった。

 これが結晶学者の興味を引いた。このような非周期的な詰まり方をした「結晶」がありうるのではないかと考えたからだ。そして1984年、シェヒトマン教授がこのような固体を発見する。

 彼はアルミニウムとマンガンの合金を急速に冷却するとどのような結晶ができるかを研究していたのだが、これをX線結晶解析にかけたところ、10回対称という対称軸を持っていることに気づいた。これは、結晶学の常識をひっくり返す発見であり、当初は容易に信じてもらえなかった。しかし詳しい解析の結果、これはまさにペンローズの予言していた非周期パターンの3次元版であることがはっきりした。

 後にこれは「準結晶」(Quasicrystal)と名づけられることになる。バルクとしての準結晶(安定相)は、その非周期性のためへき開面を形成し難く、このため比較的硬くて強靭(脆くない)である。さらに東北大学の蔡安邦らが安定な準結晶合金を作り出すことに成功し、研究は大きく進展した。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/archives/3594262.html 

参考HP Wikipedia

準結晶 有機化学美術館 第3の固体「準結晶」
固体の原子配列秩序と物性 結晶・準結晶・アモルファス Nobelprize.org Daniel shechtman

結晶・準結晶・アモルファス (材料学シリーズ)
クリエーター情報なし
内田老鶴圃
物理学最前線〈19〉
クリエーター情報なし
共立出版

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


世界初!人工光合成の実証実験に成功!水とCO2で有機物(ギ酸)ができた!

2011年09月21日 | 化学

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


 世界初!人工光合成の実証実験に成功!水とCO2で有機物(ギ酸)ができた! 

 光合成は明反応(光化学反応)と暗反応(カルビン回路)の2つの段階に大別される。明反応(光化学反応)は光エネルギーからNADPHとATPを合成する過程で、明反応は葉緑体の中のチコライドという円盤状の器官で行われる。クロロフィルが光エネルギーによって活性クロロフィルとなり、活性クロロフィルは水を水素と酸素に分解する。同時にADPからATPがつくられる。また水素はNADPをNADPHに変える。

 暗反応(カルビン回路)ではNADPHとATPを使ってCO2とH2Oから糖を合成する過程である。カルビン回路による糖の合成は葉緑体の中にある、ストロマで行われる。明反応は光を必要とするが、暗反応では光がなくても進行するため、こう呼ばれる。ただし、暗所では炭酸固定活性が低下する。

 植物が行っている光合成を、化学的にもできるようになれば、地球温暖化の問題や食糧問題、エネルギー問題など、人類が抱えているすべての問題を解決することができるかもしれない。今回、トヨタ中央研究所では、太陽光エネルギーを利用して水と二酸化炭素(CO2)のみを原料に有機物を合成する人工光合成の実証に成功した。人工光合成の成功は世界で初めてだという。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/archives/3555773.html  

参考HP Wikipedia人工光合成
豊田中央研究所 人工光合成の実証実験に世界で初めて成功!

光合成とはなにか (ブルーバックス)
クリエーター情報なし
講談社
人工光合成と有機系太陽電池 (CSJ Current Review)
クリエーター情報なし
化学同人

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


「金」は宇宙からの贈り物?地球本来の金は地核内部に眠っている!

2011年09月20日 | 化学

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


 「金」は宇宙からの贈り物?地球本来の金は地核内部に眠っている!

 金に代表される貴金属は、およそ39億年前に地球へ襲来した大量の隕石群がもたらした可能性がある。今回、地球最初期の岩石層を分析したところ、隕石群の衝突によって地球の化学組成が変化した証拠が初めて確認された。

 地球のマントルと地殻に貴金属が存在する事実を科学的に説明することは、実はそれほど容易ではない。貴金属は地球の核を構成する鉄と結び付きやすい性質を持っているからだ。

 およそ45億年前、誕生した直後の地球はマグマの塊であった。冷えるにつれて、密度の高い物質が中心に向かって沈み込んで行き、最終的には鉄を主成分とする核が形成された。この過程で、原始地球のマグマに含まれていた親鉄元素(鉄との親和性が高い元素)も核へと移動したはずである。(National Geographic news 2011年9月8日)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/archives/3553457.html

参考HP Wikipedia

 東方見聞録 
National Geographic news
地球の金は隕石が運んだ?

マルコ・ポーロ東方見聞録―全訳
クリエーター情報なし
校倉書房
日本の金
クリエーター情報なし
東海大学出版会

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


イオンとは何か?イオンの発見者「マイケル・ファラデー」

2011年09月12日 | 化学

イオンとは何か?イオンの発見者「マイケル・ファラデー」 

 1833年、イギリスのファラデーは、電流による物質の分解を発見し、電気分解と名付けた。彼は、水溶液の中は、イオンというものによって電流が運ばれると考えた。 陽極に向かって移動するイオンを陰イオン、陰極に向かって移動するイオンを陽イオンとよ名付けた。また、「電解質」「電極」「陽極」「陰極」などの言葉を一般化させたのも彼である。

 マイケル・ファラデー(Michael Faraday, 1791年~1867年)は、イングランド人の化学者・物理学者で、電磁気学および電気化学の分野での貢献で知られている。

 ファラデーは高等教育を受けておらず、高度な数学もほとんど知らなかったが、史上最も影響を及ぼした科学者の1人とされている。科学史家は彼を科学史上最高の実験主義者と呼んでいる。静電容量のSI単位「ファラッド (F)」はファラデーに因んでいる。また、1モルの電子の電荷に相当するファラデー定数にも名を残している。ファラデーの電磁誘導の法則は、磁束の変化の割合と誘導起電力は比例するという法則である。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/archives/3537784.html

参考HP Wikipedia イオン マイケル・ファラデー

ロウソクの科学 (角川文庫)
クリエーター情報なし
角川書店
ファラデー―実験科学の時代 (講談社学術文庫)
クリエーター情報なし
講談社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


透明人間も可能か?透明化する試薬、その名も「Scale(透ける)」開発!

2011年09月08日 | 化学

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


透明人間も可能か?透明化する試薬、その名も「Scale(透ける)」開発!

 

 将来、透明人間も夢でなくなるかもしれない。理化学研究所は、生物試料を透明にする水溶性試薬「Scale試薬」を開発し、試料を傷つけることなく表面から数ミリの深部を高精細に観察する技術を確立した。

 例えば、ホルマリンで固定した哺乳類動物の脳をScale溶液に浸すだけで透明化することができる。神経細胞を蛍光タンパク質で標識したマウスの脳に適用すると、神経回路の詳細な3次元構造を脳全体にまで広げて再構築することができる。これは、理研脳科学総合研究センター(利根川進センター長)細胞機能探索技術開発チームの宮脇敦史チームリーダー、濱裕研究員らが、JST戦略的創造研究推進事業「(ERATO)」宮脇生命時空間情報プロジェクトと共に行った研究の成果。

 研究グループは、保湿クリームや肥料に広く使われている尿素をもとにして、生体試料内の光散乱を最小限に抑える水溶性試薬「Scale」を開発し、生体試料をゼリーのように透明化することに成功した。(Brian Handwerk for National Geographic News September 5, 2011)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/archives/3529530.html

参考HP 理化学研究所 生体をゼリーのように透明化する水溶性試薬 
National Geographic news
脳を透明化する試薬、ヒトへの応用も

ミュージアムジェル 110ml
クリエーター情報なし
comolife
透明人間 [完訳版] (偕成社文庫)
クリエーター情報なし
偕成社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


ダブルショットインクジェットで、有機薄型半導体デバイス(有機TFT)作成!

2011年07月18日 | 化学

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


ダブルショットインクジェットで、有機薄型半導体デバイス(有機TFT)作成!

 プリンターのインクジェット方式を応用し、タッチパネルなどに必須な半導体の薄膜を製造する技術を、茨城県つくば市の産業技術総合研究所と高エネルギー加速器研究機構が共同開発した。元素が整然と並ぶ単結晶の薄膜印刷に世界で初めて成功した。7月14日、英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。

 従来の印刷法は単結晶ではないため表面がでこぼこし、性能に問題があった。今回の技術では、装置の小型化などにつながる電気的特性を従来の印刷法に比べ100倍以上に高めることができた。常温・常圧で製造できるため基板にプラスチックを使用できる。産総研などが開発した金属配線を薄膜に印刷する技術と複合すると、曲がるディスプレーなどを製造でき、すぐに産業に応用可能という。

 開発したのは、半導体の結晶化を促す有機溶剤のインクと、有機半導体を溶解させたインクをミクロの液滴で交互に吹き付けるインクジェット印刷法。蒸発するときに2種のインクが混合した液体と気体の境目だけで結晶が成長する。半導体層の全体が均一な厚みとなるのが特徴。厚みは最小で30ナノメートル(ナノは10億分の1)を達成した。(毎日新聞 2011年7月14日)  

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/archives/3400548.html
参考HP 産業総合技術研究所 世界最高性能の有機薄膜トランジスタを実現

有機ELディスプレイ概論―基礎から応用まで
クリエーター情報なし
産業図書
有機半導体デバイス?基礎から最先端材料・デバイスまで?
クリエーター情報なし
オーム社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


放射線測定装置が安価に!ペットボトル樹脂からセンサー「シンチレックス」開発!

2011年06月29日 | 化学

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


全国どこでも無料出張・無料査定可! 新築一戸建てを探すなら家選びネット リフォームはインテリアのプロに相談!

放射線測定装置が安価に!ペットボトル樹脂からセンサー「シンチレックス」開発!

 今回、京都大の中村秀仁助教らは、ペットボトルに使われる樹脂を改良して、安価な放射線測定用のセンサーにする方法を開発した。中村助教は昨年、ペットボトル用の樹脂が、センサーに使えることを発見したが、感度が低いのが欠点だった。今回、樹脂の酸素の含有量を高めたところ、放射線の感度が5倍になった。丈夫で簡単に加工できるためセンサーの大型化も容易にできる。欧州物理学会の速報誌に6月29日発表した。

 今後の開発により、空港、港湾設備、鉄道の駅などで違法な放射性物質を検査するための機器への使用や、放射線を視覚的に把握できる防護マスクなどへの応用、さらに、小中高等学校での放射線学習用の教材として幅広く普及できるという。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/archives/3350444.html

参考HP 京都大学news 革新的な放射線蛍光プラスチック「シンチレックス」の開発に成功

ガイガーカウンター 放射能測定機 CEマーク付き(マニュアル付属)
クリエーター情報なし
海外製
放射線測定器「RADSticker」 10枚セット
クリエーター情報なし
KI4U

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


基板にステンレス採用!フレキシブルで高性能・廉価なCIGS系太陽電池開発!

2011年06月23日 | 化学

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分見るだけで、科学がわかる!


おしゃれな開運の財布 絶対諦めないで!開運を呼ぶ護符・霊符販売 激安オークションなら

基板にステンレス採用!フレキシブルで高性能・廉価なCIGS系太陽電池開発!

 

 CIGS太陽電池は、光電変換効率が高い、経年劣化がなく長期信頼性に優れる、といった特長を持つ高性能な薄膜型太陽電池の1つであり、軽くて曲げることもできるフレキシブル太陽電池も製作できる。薄膜系太陽電池の中で最も高い光電変換効率が得られ、以前から次世代型の太陽電池として注目されている。現在では量産販売も開始され、欧州を中心に市場導入が進んでいる。ただコストがかかる問題がある。

 CIGSとは銅(Cu)、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、セレン(Se)からなる多元系化合物半導体Cu(In,Ga)Se2であり、CIGS太陽電池とはCIGSを光吸収層に使った太陽電池である。InやGaなどの構成元素の比率や硫黄などの混合によって禁制帯幅(バンドギャップ)などの物性を制御できるのが特徴。しかし、これらの金属はレアメタルで高価である。

 また基板も、これまではチタン箔やモリブデン箔、セラミックスシートをフレキシブルCIGS太陽電池の材料とした研究が行われてきた。しかし、実用化には材料の供給やコストに問題があった。安価なステンレスを基板に使うことで、軽くて曲げられる低コストの太陽電池が実現し、新しい用途の開拓が期待できる、と研究グループは言っている。(サイエンスポータル 2011年6月21日)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/archives/3333924.html
参考HP 産総研

金属箔を基板に用いた高効率フレキシブルCIGS太陽電池

CIGS太陽電池の基礎技術
クリエーター情報なし
日刊工業新聞社
アモルファスソーラーパネル25W (実測45W!!) amorphous 薄型太陽電池[a60]
クリエーター情報なし
ノーブランド

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


2011年はユネスコ国際化学年!「マリー・キュリー」ノーベル化学賞受賞100周年

2011年05月01日 | 化学

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分!見るだけで、科学がわかる!


 2011年はユネスコ国際化学年!「マリー・キュリー」ノーベル化学賞受賞100周年

 ユネスコはエチオピアの提案に基づいて2011国際化学年(IYC 2011)を宣言した。スローガンは「化学、私たちの生命、私たちの未来」。物質の科学である化学は、いたるところに存在する。気体、液体、固体、プラズマなど、すべての既知物質は、さまざまな化学元素や元素化合物で構成されている。ユネスコのイリナ・ボコヴァ事務局長にとって、「化学は生命です。特に物質の構成要素、エネルギー、さらに生命そのものの構成要素を解明しようとするとき、化学はすべての科学と結びつきます」

 世界化学年日本委員会委員長の野依良治氏(理化学研究所理事長、2001年ノーベル化学賞受賞者)は次のように述べている。「2011年は世界化学年。100年前の1911年、キュリー夫人がラジウムとポロニウムを発見した功績でノーベル化学賞を受賞した。この一世紀の間に、化学においてめざましい発見や発明がなされ、その成果を活かして数々の優れた技術が生まれた。私たちの豊かな物質文明は多くの化学産業技術に支えられているが、さらに20世紀における人類の平均寿命の伸長への貢献は特筆に値する。

 しかし、現在我々は人口爆発に端を発し、資源の枯渇、気候変動、環境劣化、貧困をはじめとするさまざまな地球規模の問題に直面している。科学が人類の生存に果たすべき役割は何か。真理を追究する本質は不変ですが、科学と社会のかかわりは時代の宿命である。化学界、産業界も社会の求めに応じて、今一度あり方を見つめ直す必要がある。」

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/archives/3147672.html 
参考HP 国際化学年
http://www.chemistry2011.org/ 日本委員会http://www.iyc2011.jp/index.html

化学―基本の考え方を中心に
クリエーター情報なし
東京化学同人
岡野の化学をはじめからていねいに―大学受験化学 (無機・有機化学編) (東進ブックス―気鋭の講師)
クリエーター情報なし
ナガセ

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


ヨウ素131・セシウム137とは?水道水から乳児の規制値超す放射性物質!

2011年03月25日 | 化学

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分!見るだけで、科学がわかる!


ヨウ素131・セシウム137とは?水道水から乳児の規制値超す放射性物質!

 福島第1原発事故の影響で、放射性物質が各地に検出されている。茨城、栃木、群馬、福島のホウレンソウとカキナから、暫定基準を超える放射性のヨウ素131やセシウム137が検出された。菅首相は3月21日、当分の間、ホウレンソウとカキナの出荷を制限するよう指示した。また、牛乳から放射性ヨウ素が検出された福島県には、当分の間、原乳の出荷を制限するよう指示した。

 3月22日、福島や東京などの水道水からは放射性物質が検出された。東京都では、水道水1キログラム当たり210ベクレルの放射性ヨウ素131が検出されたと発表。乳児の基準値100ベクレルを超えているとして、乳児が飲むのを控えるよう注意を呼びかけた。しかし、24日の検査結果によると、放射性ヨウ素の量は1キロ当たり79ベクレルと指標値以下。石原東京都知事は同日午後の記者会見で、乳児の摂取を控える必要は無くなった、と語った。なお、乳児以外の基準値は300ベクレルは下回っている。(asahi.com 2011年3月22日)

 よく話題になる放射性物質、ヨウ素131やセシウム137とは、どんな物質だろう?


続きはこちら → 
http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 
参考HP Wikipedia「ヨウ素」「セシウム」

放射線の健康への影響―再処理工場から出る放射性物質 (WACテーマBOOK)
クリエーター情報なし
ワック
放射能物質対応呼吸用マスク  FSC-F-99E  (10枚入り) 当商品は 顔に密着し側面外部から空気が完全に入らない事と鼻の部分からも空気が入らないのが特徴です。
クリエーター情報なし
CID

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


世界初、レアアースを使わない磁石(窒化鉄)粉末の分離・生成に成功!

2011年03月09日 | 化学

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分!見るだけで、科学がわかる!


わずか15分で輝くような白い歯に!  ドメイン取るならお名前.com 意外と知らないIT用語

 世界初、レアアースを使わない磁石(窒化鉄)粉末の分離・生成に成功!レアアースを含まない磁石




 ハイブリッドカーや電気自動車のモーターやエアコン用モーターなど高性能な磁石材料には、現在希少なレアアースが多く含まれている。レアアースが特定の産出国に偏在することなどにより資源リスクは年々高まっており、レアアースを全く含まない(レアアースレス)新たな代替材料が望まれている。 

 NEDOは、経済産業省のレアメタル確保戦略の一環として、代替材料開発を担っており、希少金属代替材料開発プロジェクトでは、2009年度から「Nd-Fe-B 系磁石を代替する新規永久磁石の研究 -鉄-窒素系化合物を活用した新規永久磁石材料の開発-」を委託事業として実施している。

 2010年3月3日、NEDOの「希少金属代替材料開発プロジェクト」に取り組んでいる、東北大学大学院電子工学専攻の高橋研教授、小川智之助教と戸田工業(株)などの研究グループは、これまで粉末として単相を分離・生成することができなかった強磁性窒化鉄を合成する手法を世界で初めて確立した。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/
参考HP 産業技術総合開発機構 世界初!レアアースレス磁石粉末の単層分離・生成に成功 

レアメタル・レアアースがわかる (日経文庫)
クリエーター情報なし
日本経済新聞出版社
動き出したレアメタル代替戦略 (B&Tブックス)
クリエーター情報なし
日刊工業新聞社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ  ←One Click please


ブルーレイの100倍記録可能な「フォトクロミック分子」反応効率100%達成!

2011年01月11日 | 化学

科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分!見るだけで、科学がわかる!


プロアクト:デメカル血液検査キット モンロー研究所のヘミシンクCD!! カードローン情報

 
 ブルーレイの100倍記録可能な「フォトクロミック分子」反応効率100%達成!

 
 
 わずかな光で色が変わる「光センサー分子」を奈良先端科学技術大学院大の河合壮(つよし)教授らが開発し、1月7日発表した。この分子で録画用ディスクを作ると、地上デジタル放送が6時間録画できる現在のブルーレイの100倍以上の記録が可能で、書き込みに必要な電力も100分の1以下に抑えられるという。

 光センサー分子は、光が当たると色や形が変わる。河合教授らは人間の目の中にあるセンサー分子に注目。どんな形が、光と反応しやすいか探った。その成果を生かし、ほぼ100%光と反応する分子を作ることができた。(asahi.com 011年1月8日)


 続きはこちら → 
http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

 参考HP Wikipedia「フォトクロミック」「ジアリールエテン」・NAIST(奈良先端科学技術大学院大学)「人工的な光センサー分子の反応効率100%に!」 

光センサとその使い方―種類・特徴・回路技術
谷腰 欣司
日刊工業新聞社
図解 Blu-ray HD DVDがわかる (知りたい!テクノロジー)
一条 真人
技術評論社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please 


ナノテクノロジーを使った現代の錬金術で、レアメタルそっくりの新合金精製!

2010年12月31日 | 化学
科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分!見るだけで、科学がわかる!
格安チケット販売 おしゃれな開運の財布 ウィンサーバーSPARKプラン!


ナノテクノロジーを使った現代の錬金術で、レアメタルそっくりの新合金精製!


 超微細(ナノ)技術を駆使して、レアメタルのパラジウムそっくりの性質を持つ新合金を作り出すことに、京都大の北川宏教授らが成功した。元素の周期表で両隣のロジウムと銀を材料に、いわば「足して2で割って」、中間のパラジウムを作り出す世界初の手法で、複数のレアメタルの代用品の合成にも成功、資源不足の日本を救う“現代の錬金術”として注目されそうだ。

 ロジウムと銀は通常、高温で溶かしても水と油のように分離する。北川教授は、金属の超微細な粒子を作る技術に着目。同量のロジウムと銀を溶かした水溶液を、熱したアルコールに少しずつ霧状にして加えることで、両金属が原子レベルで均一に混ざった直径10ナノ・メートル(10万分の1ミリ)の新合金粒子を作り出した。新合金は、パラジウムが持つ排ガスを浄化する触媒の機能や水素を大量に蓄える性質を備えていた。(2010年12月30日  読売新聞)
 

 続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

 参考HP Wikipedia「レアアース」「レアメタル」 

世界新資源戦争――中国、ロシアが狙う新・覇権宮崎 正弘阪急コミュニケーションズこのアイテムの詳細を見る
図解 世界資源マップ―地球規模での争奪戦が始まった!資源問題研究会ダイヤモンド社このアイテムの詳細を見る

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please


風邪、神経痛、心筋梗塞...万能薬「アスピリン」の長期服用で「がん予防効果」!

2010年12月19日 | 化学
科学大好き!Yes,We Love Science!最近気になる科学情報を、ピックアップ!わずか1分!見るだけで、科学がわかる!
大人の革小物 ゴールド・プライス シンプルモダンなデザイン 2週間お試しキャンペーン 

風邪、神経痛、心筋梗塞...万能薬「アスピリン」の長期服用で「がん予防効果」!


 1日に75ミリ・グラム程度のアスピリンを5年以上服用すると、がんで死亡する確率が大幅に低下する――。  こんな研究結果が、7日付の英医学誌ランセット電子版に掲載された。  英オックスフォード大のチームが、循環器などに疾患がある患者約2万5500人を、最長20年間にわたり追跡調査したデータを解析。

 アスピリンを長期服用した人と服用しなかった人の、がんによる死亡率を比較した。その結果、アスピリンを5年以上服用した人の、がんによる死亡率は、服用しなかった人に比べて21%低かった。特に消化器系がんでの死亡率は54%も低く、アスピリンのがん予防効果は高いと結論づけた。服用量の75ミリ・グラムは、市販薬1錠に含まれるアスピリン約250ミリ・グラムに比べ少ない。 (2010年12月9日17時53分 読売新聞)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

超薬アスピリン―スーパードラッグへの道 (平凡社新書)
平沢 正夫
平凡社
超薬アスピリンで成人病を防ぐ
平沢 正夫
草思社

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ ←One Click please