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世の中にはまだまだ、知られていない不思議な生物がいる。タイやブラジルの熱帯雨林で発見された、ある種の菌類は、アリに寄生しその意思を操るという。感染したアリは脳を支配され、いわばゾンビと化す。菌類の成長と胞子の拡散に適した場所まで移動し、そこで絶命することが分かっている。
感染して完全にゾンビ化するまで3~9日ほどかかる。それまでは、しばらく自分の巣でほかのアリと接触し、エサも食べるなど、いつも通りの生活を送る。このとき、菌類と本来のアリが体の中で入り交じっている状態だという。時間とともに菌類の割合が増し、最終的にはアリとして行動できなくなる。
菌類は、まるで意思があるかのようにが宿主に驚くほど具体的な“命令”を出す。正常なアリはめったに樹上の道からそれないが、ゾンビアリは当てもなくさまよい、痙攣(けいれん)を起こして林冠から落下する。落ちたアリは森林の下層、地面から25センチくらいの位置に留まる。涼しく湿気が多い環境で、菌類の繁殖にうってつけの場所だ。(National Geographic News May 12, 2011)
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参考HP National Geographic
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