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第29回ノーベル化学賞 ハーデンとオイラー「糖類の発酵研究」バイオ燃料の技術

2011年03月27日 | 科学全般

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第29回ノーベル化学賞 ハーデンとオイラー「糖類の発酵研究」バイオ燃料の技術 

 現在、レギュラーガソリンにバイオ燃料が混ぜられているのはご存じだろうか?バイオ燃料には2通りあり、 「E3」と「ETBE」がある。両者とも二酸化炭素(CO2)削減のためにバイオエタノールを利用したガソリンで、混合されるバイオエタ ノールの量は、どちらも約3%で同じである。では、バイオエタノールはどうやってつくるのだろう?

 そう、トウモロコシ、サトウキビ、廃木材などの植物成分をアルコール発酵させてつくられる。アルコール発酵の歴史は古く、最古のものは中国で、紀元前7000年ごろの賈湖遺跡(かこいせき)で、酒造りをした形跡が発見されている。では、アルコール発酵のしくみが解明されたのはいつごろだろう?

 1897年、ドイツの薬理学者エドワルト・ブフナーが、発酵には酵母 の中にある酵素が必要なことを解明する。この酵素発酵の発見で、ブフナーは、1907年のノーベル化学賞を受賞した。イギリスの化学者ハーデンとスウェーデンの化学者オイラーは、さらに研究を進め、酵素の1つがNADという補酵素(ビタミンB3)とアポ酵素から成っていること、反応にはリン酸(ATP)が必要であることを発見した。ハーデンとオイラーはこの業績により、1929年のノーベル化学賞を受賞した。オイラーはのちにNADの構造まで解明している。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 
参考HP Wikipedia「アルコール発酵」「バイオエタノール」「アーサー・ハーデン 」「ハンス・フォン・オイラー=ケルピン」
酵素学とビタミン学の劇的な出会い 亜細亜が好き!アルコール発酵

図解 バイオエタノール最前線
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工業調査会
幻想のバイオ燃料―科学技術的見地から地球環境保全対策を斬る (B&Tブックス)
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