大繁殖のミノカサゴ!食用に?サメで駆除できるか?
ミノカサゴは、カサゴ目フサカサゴ科の海水魚。太平洋の南西部とインド洋にかけて、日本では北海道の南部以南の沿岸部に生息する。優雅に泳ぐさまはドレスを着た貴婦人といった感じだ。ダイビングでは人気の魚だが、その美しさとは対照的に攻撃的な魚で、水中撮影などでしつこく追い回すと激昂、人に向かってくることがあるので要注意。刺された場合、激痛を伴って患部が腫脹、人によってはめまい・吐き気を起こすこともある。
私は刺されたことがあり、その時は指が腫れあがり、痛みで一晩うなされた。背鰭には毒を持つ。腹鰭の間にある剣にも気を付けたい。夜行性で、昼間は珊瑚や岩場の影に潜んでいる。そのため、誤って手を伸ばして触れてしまうこともあり得る。 煮付けなど食用として加熱する料理に使われることもあるが、狙って釣れるような魚ではなく、数が揃いにくいため市場には出回らない。
さて、このような恐ろしい魚が世界中の海で大繁殖しているという。その数たるや、1平方キロあたりおよそ5万匹とも言われている。ミノカサゴのメスは毎年、1匹あたり約200万個の卵を産む。卵や幼魚は海流に乗って広範囲に拡散するため、ミノカサゴはさまざまな生態系に侵入している。天敵らしい天敵もいないのも大繁殖の理由だ。いったいどうしたらよいだろうか?
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National Geographic News
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