ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

ジャスティライザーの散漫な感想

2005-02-28 20:09:05 | 特撮
取りあえず今週の話。

麗華さんあんた何者ですか。
変身したヒーローと変身した怪人(一応)が戦ってる所へ、特殊警棒片手に殺る気満々でかかって行く一般人(しかも女性)。私は多分初めて見ました。
しかも香港映画ばりにスプリングコート使って脱いだり着たり……そんなカンフーマスターな戦い方を一体どこで。
そして迷い猫ポスターで顔を隠して尾行するユカちゃん可愛い過ぎ。

セイザーでもそうだったんですが、超星神シリーズは女性が元気なので見てて楽しいです。
ライザーでは変身するのはユカ一人ですが気は強いし勇ましいし(あのシャキーン!とした動きがツボ)。
いかにも女性的な、ヒロインっぽい女性としては澪さんがいますが、お姫様を守る騎士のポジションもやっぱり女性。ていうか、現代日本で「お姫さまと従者」という関係に最初は戸惑ったりもしましたが、オリオン座博士(河野さんvv)とか野武士(真島くんv)とか見てる内に、そんなのどってことないさと思うようになりました。
それにしても麗華さん、可愛い人だ。あの、澪さん絡みで肩に力が入り過ぎてる所とか、店番する時には普通におバカな所とか、ユカちゃんには「毒舌」と言われてましたが、ナチュラルに思ってることそのまんま口に出しちゃう所とか。

可愛いと言えば翔太もやけに可愛いです。
顔は濃いけど性格は可愛い。あと、声も可愛い。
普段は(ああ見えても)今時の高校生らしくおちゃらけたりもしてますが、根っこの部分では結構人の心に敏感で情に厚い。だけどあんまり賢くないので、頭に血が登ると周りを見ずに突っ走ります。そんな愚かしさも愛おしいと言うもの(byベリル様)。
この辺源さんもそうですね。心の機微という点では父に一日の長がありますが、突っ走り具合は流石親子だ。
そう言えば先週、いきなり源さんが平賀をぶん殴ってましたが(ていうか、「殴る」とこまではよくある話ですが、その後技かけるのは初めて見ました)。
結構普通に感動しちゃったんですが、あれは彼が、普段から親バカっぷりを発揮してるからこそ成立するネタですね。この人、息子可愛さにさんざん無茶して来たからなあ。

そう言えば、ライザーの三人って、個人的にはちょっと「過負荷都市」(神林長平)の創壊士三人組を彷佛とさせるものがあります。
主人公は一見普通っぽい、でもちょっと変わった所のある高校生。ヒロインは彼女で同級生で、巻き込まれただけの割には一番気が強くて好戦的。そしてそんな高校生二人を見守る立場のはずの年上の男は……
……
公式設定に「人間関係が不器用」などと書かれている。
……大丈夫か平賀(いや、先週その辺少しはクリアしたんだと思うけど)。

前作セイザーに比べて大幅に人数が減った分、キャラクターの一人一人を丁寧に書こうという意識が見て取れますね。
なんていうか、おバカだけど優しくて熱血な翔太とか、生真面目さ故にキツくなっちゃうけど普段は普通の女の子らしいユカとか、不器用な平賀とか、まとめて『愛すべきバカ』という感じ。
父とか店員とか姫と従者とか、脇キャラもなんかいい感じに壊れてるし。

あと、敵キャラも好きですね。アクションシーンとか「それはもしかしてギャグのつもりか?」と思うような部分も多々見受けられるのですが、にも関わらずキャラは皆さん無駄にシブくて素敵です。

……こんな感じで。なんか結構盛り上がってるな我ながら。

週末のお楽しみ

2005-02-27 12:14:46 | ノンジャンル
今クールは金曜深夜(日付け的には土曜)に「只野仁」見て、土曜朝に「ジャスティライザー」をみてるんですが。

……かなり満腹感あるな、このコンボは。

何て言うんでしょうか。
かつて私は師匠(……という呼称は必ずしも正しくはないのですが、向こうは私を弟子だと認識しているようなのでここではそう呼ぶ事にする)にこう言われたのです。
「ベタを恐れることはない。それがウケるからこそ、ベタと呼ばれるまでに使い回されて来たからだ。ベタとはつまり、ウケる要素のことなのだ」
……と。

いや師匠、全くその通りですね。
なまじ話自体はベタな分、細かい部分に気合が入ってるので安心して見ていられます。そして時折、いやしょっちゅう入り過ぎた気合が空回っている気がするのですが、私はその空回りっぷりがたまらなく好きです。

ついでに只野の場合。確かにエロはエロなんですけど、あれ、女が安心して見られるエロだと思うんですよね。
只野の場合、ほとんどは男が楽しむためというより(いや、それもあるだろうけど)、相手の女を楽しませるための濡れ場なので。あ、嫌がる女の子を無理矢理……という場面も結構出て来るんですが、その場合大抵、そんなことする不届き者は只野に成敗される運命です。
実は案外、気を使って作ってるのかも。

という訳で、以下萌え話。

***

永井くん演じる森脇はいいですねっていうかそれ目当てに見始めたんですけどね。竜也以外の永井くんの役で、これが一番安心して見ていられるって一体(笑)。
只野先輩との絡みが妙に、息が合ってて楽しいです。この役、原作にはない役なんですが、最近原作にも登場したみたいでちょっと嬉しかったり。

何かと女性のエロシーンが話題になるドラマですが、個人的にはなにげに只野と男性キャラの絡みが楽しかったりします。
只野&会長、只野&森脇、なんでそんなに仲良しなんですか。
伊原剛史の侍(剣殺陣は流石でした)始め、ゲストキャラとのこう、男同士の緊迫感ある雰囲気も萌えというか燃え。
そして何より佐川課長との関係が……。
ホント仲いいねあんたたち。ていうか課長、口では文句言いながら、ホントは只野を可愛いと思ってませんか。「こいつはどうしようもないダメ社員だから、俺が面倒みてやらなくちゃいけないんだ」とか内心思ってませんか。
課長あなたいい人ですね。出世できなさそうだけど。
そしてそんな課長に調子を合わせてあげる昼只野もいいヤツですね。
ていうか、昼只野のマフラー&斜めがけ鞄の通勤ルックが正直可愛くて仕方ありません。ホントに四十路なんですか高橋氏。

あと、女性レギュラーも割りと好きだったりします。特に新水さんと坪内さん。
……最近、ヤバいですねえ。私は何故か昔から、「同じ一人の男を取り合ってライバル同士な二人の女。でもそんな二人の間に奇妙な友情が……」というパターンに弱いのです。この二人はまさにそれ。ヤバい。
二人共、仕事頑張ってるしなあ。

でも一番気になるのはアレです。
このドラマの舞台となってる会社「電王堂」。どうみてもこの名前、電通と博報堂ですよね。……大手広告代理店って、もっと雰囲気チャラくないですか? 特に制作関係。一応実物見たことあるけど、到底会社にスーツなんか着て来ないような人ばっかりだったような。
なのでなんかこう、総合商社みたいなリーマンとOLしかいないのには違和感感じます。

***

なんか長くなってしまったので、ジャスティライザーは別口で。

マジレンジャー&響鬼を見てみました

2005-02-20 09:08:38 | ノンジャンル
今日は頑張って7時半に起きましたよ。

○マジレンジャー「……」な所
・なによりかにより、制作陣に「あんたらプライドないのか?」と問いつめたくなるくらいの露骨なハリポタパクリ(ハリケンじゃまだまだ甘かったのね……)。
・ハリポタにおける、個人的一番イヤなことまでしっかりパクってあった…… →血統主義とでも言うのか、「特別な血を引いた選ばれた者」っていうのが。タダでさえヒーロー物は一歩間違えると選民主義なのに。
・何かと言うと呪文を唱えていた。……は、別にいいんですが、一年通して使う一番使用頻度の高そうな呪文がアレかと思うと、それだけでこの先見続ける勇気がくじけそうです。グランゾートの「ドーマ・キサ・ラムーン」とか、今にして思えばよかったなあ(しみじみ)。

○マジレンジャーよかった所
・名乗り爆発を久しぶりに見たような。
・悪の女幹部がゴスロリ(痛いコスプレイヤーが多発しそうではありますが)。
・兄弟戦隊っていうと赤=長男のパターンが多かったけど、敢えて末っ子を持って来たのは新味かも。ダイ兄ちゃんがいい感じ。

……魔法に必要な勇気って、もしかして「小っ恥ずかしい呪文を人前で堂々と唱える勇気」のことなんでしょうか。確かに役者さんたちはある意味とても勇敢だと思いましたが。
あと、名乗りの時に「○○(色名)の魔法使い」って言ってたのは、やっぱりそこだけ指輪物語なんでしょうか。イスタリ戦隊、誰もが一度は考えるネタ(多分)。


○で、響鬼ですが。
合わない。生理的に合わない。
まあ、クウガの嫌な部分そのまんま復活って感じではあります。
あと、細川茂樹、太った?
……タキシード仮面ことマスターエンディミオンこと渋江くんが出てくる所までは見たいなあと思ってたけど、くじけそうです。


結論。

……くじけそう。寝直したい。

マジレンジャー@トシがバレます

2005-02-20 01:28:40 | 特撮
『魔法戦隊マジレンジャー』
ほとんどタイトルしか情報がない今の段階で予想できることは。

○変身のかけ声は「ピピルマピピルマプリリンパ」
○または「ピンプルパンプルパムポップン」
○変身アイテムは魔法のステッキ
○またはアイテムが魔法のコンパクトで、かけ声は「テクマクマヤ(以下略)

ダメですね。『魔法』と聞くとつい条件反射で『少女』と繋げたくなる。
海外本格ファンタジーならともかく、日本のお子さま番組では、『魔法』は女の子の国のガジェットと相場が決まってます。
ていうか、『魔法少女』と『戦隊もの』を足して2で割ったのが、こないだまでやってたセーラームーンじゃないのか。ていうか、ハリポタのパクリならハリケンでもうやってるし。

……気を取り直して。
男の子向けでもあるはずだ、魔法ネタ。
……そうだ、あれだ、『魔導王グランゾート』。魔法も魔導も似たようなもんだ。魔導力だ大地!
グランゾートと言えば






『ホロレチュチュパレロ』






……月夜の晩の丑三つ時にヤモリとバラとロウソクを焼いてつぶして粉にしてスプーン一杯なめるような戦隊。それはそれで見てみたいけど多分違う。

それじゃこれはどうでしょう。

『エロイムエッサイム』

……魔法じゃなくて、黒魔術だ。


そんなことより明日(日付的には既に今日)、ホントに7時半に起きると思います? 私。


響鬼の設定って。

2005-02-16 23:57:19 | 特撮
仮面ライダー響鬼です。未だにどうしても「きょうき」と読みたくなるんですが、正しくは「ひびき」だそうでございます。
……で。平成ライダーももうここ2年御無沙汰だったし、ここらでもう一花咲かせたい所ではあったんですよね、実は。造型やらの見た目的には全然OK。寧ろすごく好みの部類。さすが悪魔絵師様のデザインです。メガテンやったことないけど。
しかしこう、やたら細かい設定資料を読んでる内に、かなりこう、微妙~~な気分になって来ました。

……ああ、めんどくさい。
個人的に、『鬼』というものに対してかなり思い入れがあるんですよ、私は。故に、このネタへのこだわりを語り始めると長くてめんどくさくなりそうなのです。
そんでもって、見てもいない番組にケチ付けるためにそんな面倒なネタをわざわざ書くのって我ながらどうよ、とも思いますしね。
……でもなんだか、コレを書いておかないと私はこの番組が見れないような気がする(そもそも三週連続きっちり寝過ごしてるという事実はこの際おいといて)。……ので一応書いてみます。
まあ、書いた後で一回現物を見てみれば、そこでまた違う感想も出て来るでしょうしね。

という訳で、以下マニアックなツッコミというが愚痴につき読み飛ばし推奨。

***

1)鬼とは何か
……一口に『鬼』と言っても色々ある訳ですよ。詳しくは馬場あき子の『鬼の研究』か小松和彦の『鬼がつくった国・日本』を読んで頂きたいんですが。
私としては、ごく大雑把に言って“得体の知れないもの、そして得体の知れない『人』。中央権力に取って思うようにならない者たちが、人々の想像力の中で異形の存在として認識されて行った”……というくらいで解釈してます。
特に最後の、権力者たちの支配の範疇からはみ出した人々、というのは重要なポイントです。小松先生は彼らを『まつろわぬ者たち』と呼んでます。
……なんていうかね、響鬼の設定で、「これが鬼と呼ばれた者たちの正体なんだ!」……と断言されるとこう、微妙な気分になるんですよ。これが「鬼と呼ばれた者たちの中には、こういう者たちもいた」ならまだ分かるんですが。

2)『童子』=『鬼』
……どういう意図なのか謎なのです。『鬼』であるヒーロー、響鬼たちに対して、敵キャラとして『童子』と言う者たちが出て来る。
いくらなんでも大江山の鬼こと酒呑童子を知らない訳はないと思うので。
ちなみに、酒呑童子の部下たちも大抵「○○童子」を名乗っています。
【解説:子供だからということではなくて、当時の子供のヘアスタイル(=童形)をしてたからなんだそうです。つまり、当時の大人の社会からはみ出した人たち、ということなんですね。社会からはみ出して盗賊などを働いてたのが大江山の鬼たちの正体だったということのようです】
つまり、童子=童形であることはイコール『鬼と呼ばれる者』の目印のようなものだった訳で、それを「鬼」であるヒーローの敵に持って来るという、この番組の製作者の人の意図は一体何なんでしょうね。
これで敢えて『同族殺し』を宿命に背負うヒーローにするなら自分的にOK、いや寧ろ大好物なパターンですが、逆に『正義の鬼』と『悪の童子』で完全別物扱いされちゃったら……気持ち悪いなあ、と思います。

3)『鬼』とは『まつろわぬ者たち』である
1)にも書いたことですが、鬼の鬼たる由縁は、権力者たちの支配構造の外にあるということだと思うんですよね。
昔の日本は土地=田んぼ=コメが社会の基盤にあって、コメを作る農民たちと、彼らを支配する支配階級が社会構造の主体になっていた。これに対して、漁民、宗教者、芸能者、山師や鍛冶集団、その他農民でない人々は社会の構造から微妙にはみ出ていて、鬼や物の怪と近しい関係にあると思われていたようです。
彼らは生活の基盤である田んぼを持たない代わりに、土地へ縛られることもないため、自由に諸国を行き来して情報を得ることが出来ます。支配階級の庇護が得られない代わりに支配されることもないため、ある種の自由はあるという特殊な状態。故に時の権力者に対しても、服従ではなく対等の立場で時に対立し、時に協力するという立場を取ることが出来る訳です。
故に彼らの精神には、どこか中央権力に対して向こうを張るような部分があると思うんですけどね……。
……こんな『鬼』をヒーローとして扱う。できないことはないと思います。
かなりダークヒーロー的、アウトロー的なヒーローになると思いますけど。
……だけど、何なの、NGOって。なんていうか、権力に飼い馴らされてしまったら、それはもう『鬼』ではない、と個人的には思うんですけどね。

***

以上、マニアネタ終了。

やっぱりプロデューサーと肌が合わないのかなあ、と思うのは、ここら辺どうしてもクウガを思い出してしまうからでしょうか。
クウガもね……話全体の構造もアレだったんですが、あの中途半端な超古代ネタも苦手な原因でした。
困った事に私、超古代ネタも一時期ハマってたもので、アラが見えて仕方ないったらなかったですよ。

如何にも現代日本人がカタカナ使って発想したようなグロンギ語とか。
如何にもオタクが喜びそうな、なんかアニメっぽいセンスのグロンギ族ファッションとか。

……自分、『子供向け番組』を見る事自体にはさほど恥ずかしさは感じないみたいです。子供に誠実に向き合って、子供にも分かるように分かりやすく簡潔にものを作るのって、下手な大人向けよりもよっぽど大変なことだと思うので。
しかしですね。子供騙しに毛が生えた程度の(ちょっと擦ればメッキが剥がれるような)「リアルさ」を、「これは大人向けの高尚な作品なんだ!」と言わんばかりに喧伝する制作側や一部のファンを見てると、なんていうか、いたたまれない気分になるんですよ。恥ずかしくて。

第一、その細かい設定、本当にそのストーリーに必要なものなの?
ストーリーを動かすための最低限のガジェットさえあればいいんじゃないの?
その無駄に細かい設定出す前に、考えるべきことが他にあるんじゃないの?

……ダメですねえ。
あんまり感情的になるのはみっともないからやめようと思いつつ、ついムキになってしまった。

しかしですね、こういうネタには案外、井上白倉コンビが向いてるかもなんて思うんですよ。
思いっきりダークでアウトローなヒーローが出来そうで。どっちかというとそっちを見てみたいんですが。