ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

そして、新しい道へ

2008-10-31 20:48:38 | 日記
21日に放送された「おもいっきりイイ!テレビ」の特集と、27日に放送された「News リアルタイム」の特集は2つ合わせて見るといい感じですね。

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世界ジュニアで優勝し、日本男子期待の星としてシニアデビューしたものの、生来の優しい気質が災いして(聞く所によれば、他にも色々事情はあったそうなんですが、簡潔にまとめるためにここでは略)思うような結果が出せなかった日々。
他人に気を遣うタイプの人は、自分「だけ」のために何かをすることに引け目を感じてしまうそうなんですが、きっと彼はそういうタイプ。そしてそんな人が堂々と自分の力を発揮するためのキーワードが「使命感」。自分ひとりのためじゃない、日本男子みんなのために頑張らなくては―という使命感に目覚めた時、気弱な少年は戦士に変わる。
…すいません、ついうっかり調子に乗って特撮ヒーローのノリを出してしまいました。閑話休題。
ともかく、ようやく『未来の日本のエース』としての自覚に目覚めた少年は陸上トレーニングなどにも積極的に取り組み、その甲斐あって2005年スケートアメリカでGPS初優勝。世界のトップ選手としての第一歩を踏み出したのでした。

以上、「おもいっきりイイ!テレビ」。そしてここから「News リアルタイム」。

その後、トリノ五輪出場・世界選手権銀メダル・四大陸選手権での世界最高得点―その輝かしい成績をコーチとして、そして振付師として支えて来たニコライ・モロゾフとの突然の決別。
3月の世界選手権の前、「やっとチームが出来て来た」って嬉しそうに話してたんですよね。彼の中には、その「チーム」でバンクーバーを目指す心づもりがあったはず。なのに、メインコーチ兼振付師というチームの中核が抜けてしまった。
今やっと少しずつ「しんどかった」と心情を吐露するようになって来たけど、前向きな事を言い続けていた時が、多分一番しんどかった時期だったんだろうなと思います。ただの1ファンに過ぎない私でも辛かったんだから、当の本人の気持ちは察するに余りある。
だけどそこから立ち上がって、今新しい「チーム」を作ろうとしています。
新しい振付師として宮本さんが、そしてコーチとして本田コーチが紹介されましたね。

ここから話が「Days vol.7」の荒川さんとの対談に飛ぶんですが、荒川さん言う所の「フレンズ7」、大ちゃんを含めたFOIの初期メンバーの間には、やっぱり独特の絆というか、共に戦った戦友みたいな空気観があるみたいですね。そんなメンバーの中で、荒川さん曰く「みんなの弟」な大ちゃんの「兄貴分」たちの中に、宮本さんも本田コーチも含まれている訳で。
新しい「チーム」は、「フレンズ7」の絆の中から出来上がって行くのかな…と改めて思いました。

思えば、大ちゃんがモロゾフさんに初めて付いた3年前は、宮本さんも本田さんも現役の選手でした。
私が大ちゃんに関して「タダ者じゃないな」と感じる理由の一つは、彼の経歴を見ていると、どうも本人の努力や才能だけではどうにもならない「タイミングの妙」のようなものをちょくちょく感じる事にあります。今回のことに関しても、その「タイミングの妙」を感じました。
彼の未来に幸いあれ。

…それにしてもリアルタイムの特集は、私服のお洒落にもまた一段と気合が入っておりましたね。黒の半袖シャツがかっこ良かった。小物使い込みで。あと、練習着ですけどジャマイカ国旗をあしらったジャージも。何故ジャマイカなのかは謎ですが。

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そんなことやってる間に、(ファンにとっては)長い事謎だった「もうひとつのFSプログラム」の正体が明らかに。ここで出して来るタイミングからして、少なくともGPSはこちらで戦う模様。

道(La Strada)

…随分渋いのを選んだなあ、と思ったんですが、フィギュアでは割と使われてる曲のようですね。ていうか、ユーザーレビューの評価の高さにびっくりしました。古い映画なのに。ここまで絶賛されまくっているのを読むと、大ちゃんに関係なくても一回見てみたくなりますね。

でもその…あのー…私まだ「Ocean Waves」も見てないんですけどー!すごく楽しみにしてたんですけどー!…と一瞬思ったんですが。
ニュースの映像(NHKのがネットでも見れますね♪)見たら一発で引き込まれてしまった。
何て言うか、既に世界観が出来上がってるように見える。「Ocean Waves」も見たかったけど、これでいいですこれで戦って下さいと素直に思ってしまいました。
「コミカルな」パントマイムも、彼がやると腕だけでなく、肩や背中がしなやかに動いてすごく優雅な印象。それにちゃんと音楽の流れに乗ってて、パントマイムであると同時にちゃんと「踊り」になってるし。パントマイム自体も中々サマになってるような。
個人的には、後ろから引っ張られてる所がお気に入りです。最初見た時、一瞬本当に紐かなんかで引っ張られてるのかと思ってしまった。コイントスの所もかっこいいですね。

これに4回転ジャンプ2回入れるとなると、試合ではまずジャンプの心配をせなばならないので、中々落ち着いて表現を楽しむ余裕はないかも知れませんが、まずは「新生高橋」を楽しみに待ちたいと思います。

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■10月25日8時頃
カメレンゴさん、動くお姿を初めて見ました!
何とも、味のあるお方ですね…「大輔は僕に感謝すると思うよ」なんて仰ってるらしいので、是非期待して待ちたいですね。

■10月25日10時頃
残念なことに、プロのライターやジャーナリストでもあからさまにヒイキで記事を書く人はいますし、ライト層を引っ張るために(視聴率や部数を延ばすにはマニアだけ相手にしててはダメ、という理屈は分かりますが)敢えて偏った取り上げ方をされることもありますね。
私も素人だし言ってもキリがないのであんまり言いたくはないんですが、ちょっと余りにもどうなんだろう、と思ったもので、ついああいう書き方になってしまいました。「パーフェクトガイド」は写真だけを楽しむものと割り切ってます。

■10月28日23時頃
ようやくもう一つのフリーが発表されましたね。
私も「Ocean Waves」めっちゃ見たかったんですが、「道」の映像見たらこっちも素敵で、すごく楽しみになりました。でも「Ocean Waves」もどこかでやって欲しいですね。

情報、飽和状態。

2008-10-24 18:20:17 | 日記
とりあえず、ムック類のまとめ。
ここまで出ると、最早どれに何が書いてあったのか分からなくなって来る…(調子に乗って片っ端から買い込んだ私も悪いのかも知れませんが)。

■男子本
フィギュアスケートDays Plus2008-2009男子シングル読本
【感想】割と可もなく不可もなくまとめた印象です。でも、下の「日本男子」本よりも日本男子を細かく紹介しているような。大上くんを載せてくれてる多分唯一の本。関係ないけど、大ちゃんの子供時代の写真で、スケート仲間たちと映ってる写真には、かなりの高確率で大上くんがいるような気がします。
大ちゃんに関しては…インタビュー後半のくだらない質問がちょっと面白いです。

日本男子フィギュアスケートFan Book―Cutting Edge2009 (SJセレクトムック No. 78)
大ちゃんのインタビューはこれが一番濃い内容でした。振付師に関する話が特に面白かった。振付師に何を求めるのか、どういう人を探しているのか、かなりはっきりした自分なりの基準を持ってたのが分かります。それと、「振付師」というクリエイティブな仕事に対して、すごくリスペクトしてるのが感じられました。「南の島でシーサー作るのとは違う」って彼は言うけど、実際、プロのクリエイターの仕事を趣味のオカンアートと同じように考えてる人って多いので。(でも大ちゃんに振付けが出来ないってことはないと思うんだけどなー…『ノクターン』は凄い名作だと思うし。競技用となると勝手が違うのかも知れませんが)。
でも写真は去年の方が良かったです。記者会見の写真をポスターにしてしまう辺り、よっぽどカメラマンの腕が悪かったのかと疑ってしまう…。

■GPSガイド本
別冊ザテレビジョン フィギュアスケート グランプリシリーズ 2008 オフィシャルガイドブック (カドカワムック 285 別冊ザテレビジョン)
スーツ姿の大ちゃんの笑顔がばーんと表紙に来てて何事かと思いました。
グランプリシリーズのガイドブックというより、男女シングルスケーター紹介本という感じです。
大ちゃんに関しては、渡辺トレーナーのインタビューが興味深かったです。フィギュアってあんまりフィジカルな側面から語られることがない様な気がするので。
「今どんなことができるのか」とか、「見栄えの善し悪し」じゃなくて、身体の素質としてどういう傾向があるのか、とか、専門的な視点からの話を持っと知りたいんですけどね。
あと、宮本さんのインタビュー、折角なら男子の方も語って欲しかった…女子のネタが面白かっただけに飢餓感がより一層。

フィギュアスケート08-09シーズンパーフェクトガイド (ブルーガイド・グラフィック)
「ガイド本」としてはこちらの方が実用的かも。相変わらず、F1雑誌を思い出させる編集です。それも、赤井邦彦が記事を書いたF1本(笑)。都合の悪い事実は無視してでも、無理矢理贔屓の選手をヨイショする方向に持って行こうとしているような気が。フィギュアに詳しい皆さん、あれはどうなんですか?
インタビューは全体に少なめですが、宮本さんの話が面白かった。こっちはばっちり大ちゃんの事も語ってくれてるし。あと、何気にツボな写真も多かったです。

■女子本
日本女子フィギュアスケートキャラクターブック 2008-2009(2008)
Cutting Edgeと対になっていると思われます。DayS+の方にも女子本はあるんですが、そっちは購入していません。ていうか、基本女子本には手を出さない方針だったんですが、これはリンク存続運動へ協賛しているということで特別購入しました。
それに、長光組密着取材は大ちゃんのファンに取っても美味しかったですしね。私服の写真が…メガネがお洒落で、しかもそのお洒落な感じがものすごく板に付いててびっくりです。
個人的には、平井絵己ちゃんの出番が多かったのも嬉しい。ダンスの方でもがんばってね~!

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あと、テレビでの露出も予想外に多かったですね。
「ぷっすま」の記憶力クイズで記憶にないものを書かされてたのは、GPSの番組宣伝だからまあ、アリかなと思うんですが(でもあの絵、白紙の状態からその場で考えてアレを書くのは何気に高度な技のような気がします。男爵っていうより、どう見ても王様ですが。でもあの王様、そのまんま何かのキャラクターに使えそうだったなあ…)。

■NHKサンデースポーツ
サンピアのリンク再開イベントがあった日だったのでダメモトで録画予約してたら、予想外の大ちゃん特集が!! 宮本さんとの2ショットが眼福でした。お洒落髭ブラザーズ、好みのツボド真ん中です♪
本番戦闘モードでブラッシュアップされたEyeのステップ、凄そうですねー。
※ちなみにサンピアの再開イベントの方は、田舎の母から「ニュースで見たよ~」と電話報告がありました。見たかったなあ岡山ローカル…。

■おもいっきりイイテレビ
これはネットで情報が流れてたので、予約して会社に行きました。
ファンにはおなじみの内容だけど、こういう彼の一面を広く一般の人に知って貰えたらいいなあと思いました。渡辺トレーナーも、報道のせいで誤解されていると仰ってますし。
小さい頃の写真とか映像がまた可愛かったですね~。14歳のインタビューとか、本当に「田舎の子供」っていう感じで。
NHKではこの後、「スポーツ大陸」もあるんですよね。楽しみだ。
それと、日経新聞と読売新聞も買いました。日経新聞の写真がツボです。どっかのイケメン若手俳優みたい。

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そんなこんなで、オフシーズンのこの時期に、予想外に情報がいっぱいでどうしましょう、という感じです。
とりあえず、宮古島が大好きなのはよく分かったよ!!

そしてこれだけインタビューが出ていても、全く曲名が分からない「もう一つのフリー」。
徹底してますね。
「Ocean Waves」がカメレンゴさんのおススメだったのは予想通りだったんですが(「この曲を是非君に」って言われるのって、すごく高く買われてると思うんですけど、どうでしょう)、もう一つの曲は…色んな話を総合すると、単なる保険ではなさそうですね。
そしてそれ以上に謎なEX。日本ではやらないってどういうこと?!…あ、でもNHK杯や全日本でEXをやらないのなら、G線上のアリアが見たいなあ…と呟いてみたり。Gyaoでは最後のスピンとフィニッシュしか見れなかったけど、いい雰囲気でした。これも宮本さん振付けなんですね。G線上のアリアって、聞けば聞く程しみじみするいい曲なんですよね…フルで見てみたいです。

全体を見渡して大きなキーワードになりそうなのは、やっぱり「おちついて、ゆっくりと」っていう事かなと思います。
去年までの全力疾走っぷりは、本人も十分自覚しているみたいで。今年からは、最終目標をバンクーバーに定めたペース配分に重点を置いているみたいですね。
昨今のマスコミでの取り上げられ方を見ていると、一番大切な試合に向けての調整を重視するのは勿論ですが、それだけじゃなくて、マスコミの報道に惑わされないように、という気持ちもあるのかなと思いました。
私たちファンも落ち着いて、一つ一つの試合の結果に一喜一憂したり、マスコミの騒ぎに振り回されないように気を付けなければ行けないかなあ…と思います。
まあ、そう言いながら、いざシーズンが始まれば自分がジタバタするのも見えている訳ですが。
ていうか、勝手にジタバタするのも楽しみの内と思ってる訳ですが(笑)。

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…さて。明日フィギュアスケートDaysの新刊買って来ようかな(懲りてない)。


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拍手コメントへのお返事

■10/10/22:00頃
サンピアの再開、まずは良かったです。先の事はまだまだ不透明ですが、まずは一歩前進しましたね。
大ちゃんの人間性、渡辺トレーナーも「とても素直」だと仰ってましたね。直接接している人から見てもやっぱり素直で驕らない人なんだなあと思いました。
トリノの前のことは私はリアルタイムでは見ていませんが、正に「ブレイクした」という感じだったみたいですね。そこから毎年、着実に進化を遂げているのも凄いと思います。
マスコミは騒ぐかも知れませんが、彼があせらずゆっくりと、自分のペースで戦ってくれたら良いですね。

サンピア倉敷リンク再開!!!!

2008-10-09 23:13:21 | 日記
よかったねおめでとう。ということで!いっぱい付けてしまいました。
時事通信のニュース。大上くんのコメント入り。

高橋らが育ったリンク再開=期間限定も、存続活動実る-フィギュア

まずは大ちゃんのファンとして、彼の努力が報われてくれたことが嬉しいですね。
自分自身が大変な時期に、忙しいスケジュールをやりくりして記者会見にチャリティーショーにと本当によく頑張ってくれてましたから。
マスコミはどうやっても彼にスポットを当てるし、いって見れば存続運動の「顔」として矢面に立つのは、精神的にも大変だったんじゃないかと思います。良い結果に繋がって本当に良かった。

それにやっぱり、私にとっても思い出のリンクなので、再開されて良かったです。そんなにしょっちゅう行ってた訳ではないですが、いざ無くなると思った時にはものすごいショックだったので。
でもここが「高橋大輔の育ったリンク」でなければ、世界選手権・日本男子初の銀メダリストを輩出した場所でなければ、あのまま閉鎖されてしまっていたかも知れない、と思うと、本当に彼の存在と努力と才能それ自体に、心の底から感謝です。
そしてもちろん、いち早く行動を起こしてここまで活動を続けて来た「願う会」の皆様やスケート連盟の関係者の方や倉敷市長などの関係者の皆様、そしてスケーターの皆さん&署名運動に協力してくれた方たちなど、すべての人に感謝します。

帰省する頃には一般開放もありそうですね。遊びに行くよ!!!!

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さて、その大ちゃんですが。
ここ最近出て来た幾つかのインタビューを見て思ったのは、「ああ、もう全力疾走じゃないんだな」ということでした。
何度も書いた事ですが、トリノの時の彼の印象が、「今にも全力で走り出しそう」だったんです。そしてその後は本当に、脇目もふらずに全力疾走してここまで来たような印象があります。
そうしてガーッと走って、トリノ8位だった男の子は、世界のトップに追いつく所まで来た。
でもだからと言って、バンクーバーまで4年間全力疾走は無理だろうなとも思ってました。幾らなんでも身が持たないだろうし、それに本当のTOPって「勢い」だけでは中々なれるものではないのかも知れませんね。
落ち着いて周りを見て、力を温存して、ここぞと言う時にプッシュする。もう一歩上に上がるにはそういう戦い方を知ることが必要なんだと、彼自身それを自覚して、そうしようとしている。そういう印象をすごく受けました。

でも同時に、「挑戦」することはやめないんだろうなと。
何となく見てて思うんですが、この人、難しいことに挑戦するのが好きなんだろうなと思いました。守りに入るとやる気無くすというか(笑)。
インタビューによると、「Ocean Waves」はやっぱりカメレンゴさんの提案だったみたいですね。それがリスキーなのはよく分かってるから、もう一つのフリーはいわば「保険」みたいですね。
でも、そういうリスキーな曲を敢えてというのも分かるような気がします。
ファンの欲目だから思うのかも知れないんですが、大抵の曲ならもう、「大ちゃんなら踊りこなせるのは分かってる」っていう感覚があるんです。何せHipHopまでやってしまったし。
でも「Ocean Waves」は分からない。でも分からないからこそ、出来た時にはすごいと思える。
できると分かっていることができた時より、できないかも知れないことが出来ちゃった時の方が楽しい、そういう感覚がありそうな気がします。
楽しみですね。

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そういう訳で、今後出る予定の本改めて(発売日はあくまで予定です)。

■10月14日
日本男子フィギュアスケートFan Book Cutting Edge2009
Niftyのサイトでやっと正式名称が判明したので、とりいそぎここだけ修正しときましたのCutting Edge。大ちゃんのポスターが付くみたいですよ。

■10月22日
別冊ザテレビジョン フィギュアスケート グランプリシリーズ 2008 オフィシャルガイドブック (ムック)
こっちはやっと正式名称が出たと思ったらやたらと長い。前に出た男子本ではダイスケ特集が凄かったですが、今回に関してはまだ詳細不明。

以下の二つはまだアマゾンに載ってないので出版元のサイトにリンク。
■10月22日
フィギュアスケート08-09シーズンパーフェクトガイド
フィギュア本を何故か旅行ガイドのレーベルから出す実業之日本社。06-07のフラッシュバックは面白かったけど、07-08ガイドは微妙だった印象。でもきっと表紙に釣られて買ってしまうと思います。

■10月25日
フィギュアスケートDays vol.7
いつものヤツです。大ちゃんと荒川さんの対談は読みたい。

それにしても多いですね関連本…なんとなく、2000年頃から急に特撮系雑誌が増えて行ったのを思い出してしまいます。特に角川はいち早く「特撮ニュータイプ」を定期刊行で出したりする辺り、この手の流行モノには目ざとそう…。

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拍手コメントへのお返事

■10月5日23:45頃
チェックして頂いてありがとうございます。
帰国ニュースの情報もありがとうございました。
「あせらずゆっくりと」というのを、今年はすごく意識している印象ですね。
新しいプログラムも楽しみですね。

■10月6日0:30頃
WFS、大げさにあおり立てている訳ではないので一見すると分かりにくいですが、読み込んで行くと中々興味深かったですね。私的にも意外でした。

■10月6日1:45頃
ここの更新が途絶えるのは、大抵の場合単なる私のものぐさなのでご心配には及びません(笑)。
大したものは書けませんが、読んで楽しんで頂ければ幸いです。

■10月6日9:00頃
中身がない人ほど、言葉を飾ろうとするような気がします。そういう風に使われる言葉って、すごく空しく感じてしまいます。通りすがりにご賛同頂いてありがとうございます。

■10月7日0:45頃
「日本男子フィギュアスケートファ」=「Cutting Edge」なんですね。何故タイトルが途中で切れてるんでしょうね…。
それにしても本当に関連本多いですね。私もフトコロ具合が厳しいのに、つい買い漁ってしまいそうです。

10月になってしまった

2008-10-05 23:14:51 | 日記
9月全然記事書けてないですね。
とりあえず、仕事の方が色々あってヒマが全然なかったんですが、とりあえずNHK杯は最終日に参戦予定。
バタバタしてる内にネタが溜まってしまったんですが、とりあえずこれ。

ワールド・フィギュアスケート 34 (34)

中々興味深い内容でした。
正直、大ちゃんの「元」コーチ兼振付師に関してはもう鬱陶しいので放って置こうと思ったんですが、今回掲載されているインタビューについては、インタビュアーの方の「彼の言葉は、語った対象のことよりも彼自身を表現している」に同意するしかないですね。結局、「彼の言葉からは何も分からない」ことだけが分かるインタビューという感じでした。
「それはすべての人々に当てはまることかも知れない」……というのも一つの真実ではありますが。

その伝で行くと、短いインタビューですが、全日本合宿の記事の南里くんの受け答えを読んで、「すごく率直な物言いをする人なんだな」という印象を受けました。変に自分を飾ったり虚勢を張ろうとしない、素直な言葉の選び方に好感を持ちました。

ていうか、この逆のタイプの人がすごく私は苦手(敢えて名前は書きませんが、スケート選手にも見受けられます)。
言葉の端々に、「自分を良く見せよう」「特別な才能があるように思われたい」「芸術的な才能が(以下略)」みたいな、小細工してる感が漂うタイプ。こういう手合いは、言葉の外側を飾ってるだけで中身がないから、インタビューを読んでも有効な情報は得られないんですよね。故に、時間の無駄を感じてつい読み飛ばしてしまいます。

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大ちゃんのコーチ交代劇に関して言えば、事の本質を一番よく捉えていたのは、ティモシー・ゲイブル氏のインタビューだと思いました。
彼は、自分自身の過去の経験に照らし合わせて、「誰が一緒にトレーニングすることになっても、そのこと自体はそれほど大きな問題ではなかった。でもあれほど信頼して密な関係を築いたと思っていたコーチが、ぼくに事前に話をしてくれなかったことは、ショックでしたし、こちらを尊重する気持ちに欠けていると思いました」と語っています。

100歩譲って、ロシア人の感覚では通さなくて良い筋なのだとしても(これが誤解だっらロシアの人ごめんなさい)。
もう一方の当事者は日本人なのだから、日本の社会に於ける、この手の取引に於ける事前の了承の必要性を知らなかったはずがない。事を荒立てたくないのなら早い段階で連絡を取っているはずで、それをしないということは、寧ろわざわざ事を荒立てたくてやったと思っていいんじゃないかと私は思ってるんですが。
でも、誰もこのことをはっきりとは言わないですよね。私にはそこが不思議な所なんですが。
大ちゃんサイドがこのことをはっきり言わないのは、不必要に事を荒立てたくないためだと思いますが(マスコミが対立を煽ろうとしてるのは素人目にも明らかでしたから)。

本質と言えば、キャンデロロ選手が語る選手とコーチの関係も興味深い内容でしたね。日本とフランスでは環境が違うから、中々同じようにはいかないのかも知れませんが。

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モロゾフさんと言えばこの人、最近ではめっきり「コーチ」として取り上げられることが多いですが(日本だけかな)。この人の、「振付師」としてやりたいことはどこにあるんだろうと思ってしまいました。
「振付師」って、スケートに関わる仕事の中で最もクリエイティブな職業だと思うんですけど、彼のインタビューからは、クリエイターの喜びって感じられなかったなあ。
逆に宮本さんのインタビューが、現役をやめて寂しい思いをしていた過去を経て、今は選手と共同で表現を創り出すことの喜び、クリエイター冥利みたいなものをすごく感じさせる内容だったので、余計にちょっと気になりました。
まあ、私には関係ないから別に良いんですけどね。

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何か、ネガティブな内容が多くなってしまったんですが、次はもうちょっと明るいことを書きたいです。肝心の大ちゃんのこととか(笑)。

その他、買った本。

フィギュアスケートDays Plus2008-2009男子シングル読本
表紙だし。ページ数も一番多く取ってあります。それにしても今後、似たようなのがいっぱい出るような。

日本女子フィギュアスケートキャラクターブック 2008-2009 (2008)
今まで女子関係には手を出していなかったのですが、セイブ・リンク・キャンペーン絶賛応援中につき購入。
リンク存続運動の記事もちゃんと載ってました。
ダイスケファンなら「関西大学・長光チーム 真夏の一日。」が美味しいです。平井絵己ちゃんも登場。

この辺についてもその内語りたいです。時間があれば。
あと、こんなのも出るそうです↓
日本男子フィギュアスケートファ
フィギュアスケートグランプリシ
アマゾンさんタイトルは最後まで載せて下さい……。

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拍手コメントへのお返事

■9月12日 8:30頃
曲名が分かればもう一つのほうも見たくなるかも知れませんが、今はまず「Ocean Waves」を見せて欲しいですね。難しい表現だと思いますが、やりがいもあると思うし、見ている方も楽しいので(笑)。試合に勝つということと両立するのは大変だと思いますが…でも大変なことだからこそ挑戦して欲しいという気持ちもアリで。

■10月2日 0:30頃
初めまして。こんな深海へようこそ。スポーツ選手の応援をするには、何があってもどーんと受け止める強い心が必要ですね。私もまだまだ小心者で、修行が足りない自分を感じる日々ですが。
でも難しいことに挑戦する人が好きなので、ジタバタしながらも楽しんでます。何があっても大ちゃんを応援して行きましょう!