ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

マジレンとゾイドその2

2005-04-24 22:44:55 | 特撮
今日のマジレンは翼&芳香メイン。
う~ん、微妙。
今回はこれまでに十分キャラの立ちまくってる大ねえちゃんではなくて、これまでキャラが弱い弱いと言われて来た小にいちゃんのキャラ立て話だったみたいですね。で、ツッコミ役の翼のキャラを立てるにはギャグよりシリアスなんだろうけど……確かに次男は男前な所を見せていたけど……なんか色々、食い合わせの悪さを感じました。
ていうか、話詰め込み過ぎてないですか? 冒頭のウルザード、出る意味あったんだろうか。なんかこう、エピソード同士のつながりが無理矢理っぽくてちぐはぐさを感じる。ラストのヒキも後味が悪いですしね。
メインの二人以外の三人も今イチでしたしね。出番が少ないからこそ、そのキャラ「らしさ」が大切。メイン以外がみんな同じ性格、同じようなリアクションだと、それは単なるモブになってしまう。……まあ、今回に限らず戦隊ものではよく見る構図ですけど。
でも私的に、メイン以外をモブにしてしまうか、メインを立てつつ他キャラもさりげに「らしい」描写ができるかは脚本家の技量を計る基準のひとつだったりします。
今回のだとあまりいい点は付けられない。以て他山の石としよう。うん。(一人合点)
ナイとメアは可愛かったんですけどね。ロリキャラなのにサドっ娘なのがいかにも悪役らしくって。衣装も可愛かったし。歌はもっとアップテンポなのを予想してましたけど、でも上手かった。

お話変わってゾイドジェネシス。
少年の旅立ちが丁寧に描写されていました。
特に、旅立つ少年を見送る側の家族の表現が細やかでしたね。この手のアニメの主人公って家族の存在は割と希薄だったりするもんですけど、この作品の主人公は平和な家庭で家族に見守られて育って来たっぽい。
家族がそれぞれ餞を渡し、別れを惜しむ。それまでただの一度も、村を出たことさえなかった少年は、「どうか無事で」という家族の祈りを背に旅立つ訳です。しみじみ。

ジャスティライザーOP変更

2005-04-23 22:28:11 | 特撮
……って歌詞が2番になっただけ。元々の曲をかなり気に入ってたのでちょっと安心。テンション上げるのにうってつけですジャスティライザー。
新OPではシロガネさんをフューチャー。新ロボも出る出る。
そしてデモンナイト「俺これからもガンガン出るからよろしく」
ライバルっぽいポジションみたいですね。シャアのラインを狙ってる?

そして本編。
高校生のらぶらぶな青春の前に破れ去るハデス軍の攻撃。地球の危急存亡の危機と翔太の進級の重要度は同格。ほこらの調査は忘却の彼方。
でもって戦闘シーンは鳥肌モノのカッコ良さ。
それが超星神シリーズ……。

真島くん、アギトの頃は美少年だったのにね……。
でもヒロイン属性は相変わらずのようで、ユカちゃんを慕う様子が、ヒーローにメロメロな乙女のように見えて仕方ありません。そらユカちゃんカッコいいもんね。バッカスさんの攻撃を仰け反って避けつつ振り返り様の反撃に激燃え。
「シン様はよせ!」のシン様はだだっ子のようで可愛いです。
麗華さんの華麗な棒捌き&「やっべえ」(確信犯)も燃えました。
バッカスさんとデモンナイトの唯ならない様子も燃えますね。しゃべり方や仕種が時代劇っぽいのもツボ。

そして。
今日も魅せます、グレン VS デモンナイト。
凝りに凝ってる殺陣の応酬、極め付けは得物の交換。マジカッコいいですね。
特に今回はグレンもデモン騎士もバッカスさんも、時代劇の所作を押さえての派手な剣殺陣で大満足です。

満腹。ごちそうさまでした。

おまけ。
なにげにライザーの前のロックマンエグゼ見てたら、好きな声優さんがいっぱい出てて得した気分でした。松風さん、飛田さん、大樹さん……v

漫画の感想

2005-04-19 23:38:59 | 漫画
まずはお礼。
Web拍手をクリックして下さった方、ありがとうございます。
いきなりブログのリンク集に張り込むって良く考えたら暴挙ですね。
こんな管理人におつき合い頂いて、本当に感謝しています。

ということで本題

その1 眠狂四郎(廉価版)第3集 斬鬼情炎篇

第2集が多少まったり風味だった反動なのか(いや、裏柳生とか幕府隠密集団とか大量に斬ってたけど、なんていうか、雑魚扱いなんです裏柳生)、第3集はのっけから激しいバトルが連続で展開。充実してます。大満足。
唐突に出て来た風魔小太郎がカッコ良過ぎです。色んな意味で。
狂四郎さんの祖父さんも登場。この祖父にしてこの孫有り。
瀬戸内界篇では師匠が登場。でも個人的には、師匠より保坂の爺さんの方がいい男だと思います。心意気に惚れ惚れ。
ていうかこの漫画、意外に爺ちゃんキャラが皆すごくいい味です。好々爺から因業爺までよりどりみどりです。備前屋も渋カッコいいと思います。
で、次に引っ張る終盤の強敵は白鳥主膳。

眠狂四郎より強く
眠狂四郎より美しく
眠狂四郎よりも危険な男!!

……というナイスなキャッチフレーズを背負っていますが、漫画で見た限り、「妖美」っていうより「可愛い」タイプに見えます。女顔かつ童顔で性格も子供っぽいし。ショタ的にはツボかも知れない。文字若の姐御と絡む辺りもいい仕事です白鳥主膳。

***

その2 鋼の錬金術師 第1~6巻

流斗さんからの借り物。
……で、いざ感想を書くとなると実はちょっと困ってます。
なんていうか。

減点法で点を付けると限り無く満点になる漫画なんですよね。ケチを付ける所がない。
あっさりさっぱりして分かりやすい絵柄、
ちょっとベタだけどその分わかりやすい、魅力的なキャラたち、
そして良く練られた設定とストーリー。
チョコチョコ入るギャグにもセンスが感じられます。
……なのにこう、今いちのめり込めないのは、単に私の好みの問題なんでしょうか。
私が好きになるには真っ当過ぎるのか?
いっそ絵柄が由貴香織里なら萌えられるんでしょうか。
ていうか、どうも私はホークアイ中尉が好きなようなんですが、なんかこう、もひとつ出番が地味な気がする。中尉とマスタング大佐の関係って、「天使禁猟区」のバービエルとラファエルに似てると思うんですけどね……。
ラフィーくんも大佐以上に脇役だったけど、存在感はもっと派手濃かったような気がする。その違いがどこから来るのかはよく分かりませんが、真面目に調べて評論したらちょっと面白いかも知れません。

とか色々言ってるけど、面白いし続きは気になるし読みたいと思ってるんですよ。話良く出来てると思うし。
……ただ、錬金術のこととか、作者はちゃんと調べてるっぽいけど……。少年漫画として面白くするために、敢えて間違った描写をしてるんだと思うんだけど……。
元々日本では知られていない分野の話なだけに、この漫画色々誤解を招いているような気がしないでもありません。
ていうか「賢者の石」って「第一質料(プリマ・マテリア)」のことじゃなかったっけ?
この漫画の設定では違うものらしいけど。ていうかそもそも錬金術の使用目的自体全然違うからなあ……。

マジレンとゾイド

2005-04-17 20:09:47 | 特撮
今朝のマジレンは兄恋愛話でした。
ライザ-の時にも書きましたが、超星神の恋愛ネタは普段の話に何気なく折り込んであって、さらっと「あれ、いつの間にあなたたちそんな仲に?」みたいな感じでくっついちゃったりします。
片や戦隊シリーズでは気合入れて「今回は恋愛話です!!」みたいな感じ。
特にマジレンはチーム内恋愛が不可能という縛りがあるので、恋愛話をする以上相手役を外部ゲストに求めなければならないため、尚更そうなのかも知れません。
そして結果も「くっついたー!」「フラれたー!」いずれにしてもラストで明記されるのが原則のようです。

で、兄ちゃん、意外な事にくっつきましたよ。
ラストに末っ子が「すげーよ!」とか言ってましたが。一つ勉強したね末っ子。意中の相手を助ける時には、まずは変身せずに助けるのがポイントなんだよ!!
……ていうか、マジで兄弟そこで明暗を分けてません?

あと今回、なにげにマンドラ坊やのキャラが立ったような気がする……草のクセに。
プチエリコは「リトルショップ・オブ・ホラーズ」のオードリージュニアそっくりです。

今回は兄貴の暴走っぷりもさることながら、弟妹たちのデバガメっぷりも中々ステキでした。「一発殴って来る」真面目さ故の怒りか麗。でもなんだかんだ言って、弟妹はみんな兄ちゃん想いと見えました。

そして兄は予想以上に……。
変身後もサボテン抱えて「むふv」「「「「え?」」」」な一瞬の間とか、鉢植え放り投げつつ戦うステキアクションとか(これも「サーカスアクション」の一貫?)、戦闘終了後にダッシュで鉢植えに駆け寄る所とか。
あと、真面目なシーンとしては、木とお話してエリコさんの居場所を教えて貰う所も。微妙に「指輪」の森エルフとかエントとか思い出してツボでした。

ところでアニキ農場、やっぱり飲食店に野菜を直に卸しているっぽい……でもエリコさんの店とは契約してないっぽかったので、あれは営業に回っているということか。
だとすると、麗の「収入少なかったわよ。アニキ農場がんばってね」は「営業がんばってね」の意味だったのかも知れない。

***

そしてゾイドジェネシスも二話目見ました。
レミィがちょっとロリロリ過ぎるのが難点か。マスコットキャラならあれでもいいけど、正ヒロインだし今の所最強戦力の一人っぽいしもうちょっとなんか……声だけでももっとしっかりしてれば大分違うと思うんですけどね。
あと、ザイエンでしたっけ? 美形の敵の人も声が今いち合ってなかったような。松本さん好きだけど、あのキャラならもっと若い声の方が良さげな気がする。
……続けて見てたら慣れるんでしょうか。
でも設定やストーリーは面白そうです。

ジャスティライザーアレルギー

2005-04-16 21:32:28 | 特撮
御無沙汰してます虹川です。

Web拍手というものに登録したので早速ここ→にも貼り付け。
本館にもその内貼ります。
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今日は十○年ぶりに耳鼻科へ行きました。
時あたかも花粉症シーズンの真っ最中。さぞや混んでることだろうと思って行ってみたら、本当に野戦病院みたいになっていた……。
診察の院長先生っていうのが又、実写ドラマ版「動物のお医者さん」の江守徹演じる所の漆原教授みたいな人で(※別にアフリカンコスプレをしている訳ではないけど)、「ホイ次 ホイ次 ホイ次」そんな感じで。
喉が痛いっつーのに問答無用で鼻の穴に怪しい棒を突っ込まれ、「ああ、アレルギー持ってるね」まあね。花粉症じゃないけどね。その他色々。化粧も剥げます。
「温度差アレルギーというものは果たして実在する病気なのか?」
という質問は受け付けて貰えなかったというかする隙がなかったというか。

……誰も分かってくれないんですよね。温度差アレルギー。
夏の午後、冷房の効いた部屋を出て、灼熱の太陽が照りつける外の世界へと一歩足を踏み出したその瞬間、クシャミ連発。風邪の季節でも花粉症の季節でもない中非常に気まずい思いをいつもしてるんですが。
あれの本当の原因はマジで一体なんなんだろう。

***

閑話休題。ジャスティライザー。
久しぶりにマトモなジャスティライザーを見たような気がします。ジャスティライザーにもスタンダードというものが存在するのだと学んだこの1ヶ月。

シロガネーゼはやっぱり輝煌帝っぽいです。
やたら「シロガネを出せ!」と敵からせっつかれる辺りも似ています。
でも遼のポジションは装着者である翔太じゃなくて、仁で真田なユカちゃんでもなくて、澪さんだったりしています。
でも澪さんなら「俺が不甲斐ないばっかりにー!」と叫ぶのは、澪さんじゃなくて麗華さんのような気がします。
それもどっちかっていうと「あんたたちが不甲斐ないばっかりにー!」
……主語を変えるとニュアンスも180度回転。

ネタはともかく、今回はシン様がイイ男でしたね。敢えて心を鬼にして「俺たちにはシロガネが必要なんだ」とか言っちゃって、ホントは誰よりも澪さんが心配な俺、みたいな憎らしいねこの色男が。
グランセイザーにも言えることですが、恋愛描写はなにげに東映戦隊よりこっちの方が上手いような気がします。変に構えてなくて自然な感じ(だから余計に某東映からの刺客のアレが浮いてた)。それが子供番組として正しいのかどうかは謎ですが。

あとはもう、ロボ戦。何かのうっぷんを晴らすかのように巨大ロボ戦。そう言えば、東映からの刺客の時は巨大戦も全然なかったんでしたっけ。「こんなんジャスティライザーじゃないやい」と思った理由の一つはそこに……いやそれだけじゃないけど。
今までだって必ずしも毎回巨大戦があった訳じゃないですけど、でも等身大の戦いでやけに肩に力が入りまくり、巨大ロボ戦でますます水を得た魚、というのがこのシリーズの醍醐味ではないかと思います。
来週は生身inコックピットで燃え&萌えっぽいので楽しみですね。