ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

FOIの高橋大輔

2013-09-22 16:54:00 | 日記
※拍手コメントへのお返事(並びにFOI全体の感想)は前の記事に。
※あと、3月24日の記事への拍手コメントへのお返事をこっちの記事の下に書いてます。大変遅くなって申し訳ありません。

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長くなったのでの続き。今年のフレンズの大ちゃんについて。

思えばバンクーバーの前、2009年のフレンズは、あの大怪我の後の初めての公の場での演技。
まだ無理のできない時期だった事もあり、どこか儚い空気感と柔らかい演技、そしてスケートが印象的でした。

4年後の今回は別物のようにエネルギッシュ。

田村岳斗氏&イリヤ・クーリック氏の長野イケメンコンビとの競演によるユーモレスクでは、3人ノリノリでコミカルな演技を披露。大ちゃんのオシャレな抜け感のある演技に改めてセンスの良さを感じたものですが。

オリンピックメドレーの「Eye」では、まるで獣のようにパワフルで思わず圧倒されました。エロ紳士どこ行った。
決して荒々しい訳ではないのですが、どこか人間ではない何かのような、野生的なパワーが凝縮されているような印象で。
痛いポエムで申し訳ないですが、神様の使いの神聖な獣が人の姿を借り出て来たらこんな感じなのかな、と思ってしまいます。

北海道合宿を取材した記者さんが、見出しに「精悍!」て書いちゃった理由がわかったような気がしました。

***

そして、新プログラム。「ヴァイオリンのためのソナチネ 嬰ハ短調」
私が見に行ったのは土曜日の昼。初披露から2回目ということもあり、滑り慣れた旧プログラムやショー用のコラボプログラムに比べると、まだ若干の堅さや緊張感は感じられました。
それでも終わるとあっという間で、まだまだ見ていたいのに、と思ってしまいます。

今の時期、特にジャンプが万全でないのは、特に心配の必要はないと思います。
競技用のプログラムなのだから、出来てすぐに完璧な方が逆に、「簡単な事しかやってない=点の出ないプログラム」なのかな?と思って不安になってしまうので。
得点のためのわざわざ難しい事をやる必要のないショープログラムや、滑り慣れているはずの旧プログラムで調子悪いと、ジャンプそのものの調子を気にしなければなりませんが。

私が見た回は4T両着氷、3Aがすっぽ抜けてたかな?もう一つのジャンプ(多分3ルッツ…違ってたらすいません)はすごく丁寧に降りていた印象でした。

そして演技を見ている内に、ふと降りてきた言葉が「静かな怒り」でした。

はい、ここで再び痛ポエム入りますよ(笑)。

…その場で発散するのでなく、深く胸の内に秘めた怒り。人を攻撃する形には向かわず、けれど断固として何者にも屈しない、揺るぎない強い想い。

この曲の背景については、大ちゃんがこの曲を発表した時点で色々な所から情報が出てきたので、もちろん私も知っています。
耳の聞こえない作曲家が、義手のヴァイオリニストの少女のために創った「戦いの曲」。
ハンディキャップは生涯に渡って付いてくる。それに向き合い、これからもずっと戦って行くという決意の曲、なのかなと、大ちゃんの演技を見て改めて感じました。

毎回不思議に思うのですが、予め曲だけ聞いていた時よりも、大ちゃんの演技と共に聞く方が、その曲の持つメッセージを明確に感じられるんですよね。
今回も、曲の背景を知識として知って、理屈で「きっとこうなんだな」と漠然と考えていた事が、大ちゃんの演技を見た瞬間に実感を伴って迫ってきた、という感じです。

深く内に秘めた戦う意志が、やがて大きなうねりを持って大地を揺るがし、山を動かす。
そんなイメージが浮かんで来ます。

このプログラムが、このシーズンにどう成長し、ソチの舞台でどんな演技を見せてくれるのか、とても楽しみです。

それにしても、宮本さん濃いな、色々と…。
宮本さんの大ちゃんにかける想いって、私たちファンが思うよりきっとずっと濃いんだな、と思いました。
お互いにリスペクトし合ってるのを改めて感じます。

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そしてフィナーレ。
ノリノリの曲に合わせてノリノリで踊る大ちゃん。
カンペキなストリートのノリ。

ちょっと話は飛びますが、大ちゃんとも親しい森下雄一郎さんて、ストリート色の強いバスケ(元)選手ですよね。
私もちょっと色々あって実感したんですが、バスケットって単なる「スポーツ」の1分野じゃない。
多分バスケだけじゃないと思うけど、そこにはそのスポーツを育てた「文化」が付随してるんだなと。
バスケはアメリカの黒人によるストリートの文化が育てたスポーツなんですよね。
かのマイケル・ジョーダンがNBAに持ち込んだぶかぶかのユニフォームや、ダンスミュージックに合わせてボールを操るフリースタイルのパフォーマンスなど、ストリートの文化と切って切り離せない関係にある。

一方でフィギュアは完全に白人の文化ですよね。以前にも書いたけど、ヨーロッパの貴族の文化であるバレエやオペラが背景にあるから、今の流行の先端であるストリート系の音楽やダンスとは真反対で今イチ相性が良くない気がする。最近は黒人のスケーターも増えているから、彼らが多数メインストリームに出て来た時にまた変化しそうな予感もありますが。

閑話休題。

フィナーレの大ちゃん、単にリズム感がいい、踊りが上手いというだけじゃなくて、アドリブの入れ方や表情が完璧にストリートの人でした。
踊りの上手いスケーターは他にもいるけど、一番サマになってたのは大ちゃんだと(ヒイキ目かも知れないけど)思います。

でもこういうの見ちゃうと、つくづくSweatが惜しいですね。先シーズンは1回限りのはずのピアソラEXが余りに素敵過ぎて結局正式EXになってしまったっていう事だと思いますけど、Sweatをシーズン通してやってたら、あれはあれで大ちゃんにしか出来ないCoooooool!!なプログラムになってたかも知れない、と思ってしまうのです。
また機会があればぜひああいうのもまたやって欲しいですね。

***

それにしても、ユーモレスクのコミカルさ、Eyeの美しき野獣、ソナチネの意志、そしてフィナーレでのダンサーっぷり…と一体幾つの顔を持っているのかと思ってしまいます。
大ちゃん一人でも盛りだくさんに色んな顔が見れて、大満足のFOIでした。

真夏の夜の夢・FOI

2013-09-22 16:53:00 | 日記
※大ちゃんの演技への感想は次の記事に。
※拍手コメントへのお返事はこの記事の下に。
※あと、3月24日の記事への拍手コメントへのお返事をこっちの記事の下に書いてます。大変遅くなって申し訳ありません。

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という訳で、今年も行って参りました。
荒川静香さんプロデュースによる、「スケートファンが見たいもの見せまShow」ことフレンズオンアイス。

昨今流行のオタク向けビジネスについて、こんな文章を目にした事があります。
「人気のキャラクターとコラボした商品だからと言って、必ずしも売れるとは限らない。お金を出すのはマニアだから、マニアのツボをついた企画でないとウケない。マニアの世界や嗜好を理解せず、上辺だけの理解で企画してもダメ」
フレンズオンアイスを見てて、アイスショーにも当てはまるなと思いました。
荒川さん自身がスケートが好きでスケートのファンで、出演する“フレンズ”スケーターたちのファンなんだろうなというのが伝わってくる。
それくらい、「こんなのが見たかった!」というファンの気持ちに応えてくれるショーだなと思います。

それともう一つ印象的だったのは、演技の前の出演者のアナウンス(このショーでは毎年定番)で、「フレンズファン・スケートファン」に対する感謝の言葉を口にするスケーターが多かった事。
見に来てくれるファンがいるからこそ、このショーをここまで続ける事ができた、という意識を、出演者たちが共有している事が感じられました。
それが出演者たちの一体感や、「お客さんに楽しんで貰おう!」という気持ちの伝わる演技につながり、このショーの魅力になっているのかなと思います。

今回、荒川さんが区切りめいた発言をしている事などから、今回がラストになるのではという憶測がファンの間に飛び交っていたようです。それに対して荒川さんが、「毎回これが最後というつもりで全力を出している」と応えていました。

これも自分自身の経験から思う事ですが、イベントは最初の1回を実現するのが大変。そしてそれを毎年続けて行くのはもっともっと大変な事なのです。
1回やってフォーマットが出来たから次からも同じようにできる、というものではなくて、今年はどうにか開催できる状況が整った、でも来年以降も同じ状況が作れるとは限らない、というのが現実。
(だから大ちゃん(たち)が神戸チャリティーを現時点で3回続けてると言うのも驚異だと思うのです)

第一回のフレンズオンアイスは、1回こっきりの平日開催。前日まで同じ会場で行われていたPIWのセットを流用して、本当に手探りで、手作りで創ったようなショーでした。きっとあの当時、8回も続けられるなんて誰も思ってなかっただろうなと思います。

でも私、第一回を見た時から、「次もあるなら次も見に来よう」と迷わず思いました。
他のショーや試合なら、大ちゃんの出演が正式にアナウンスされるまではチケットは買わないけど、FOIなら、例え大ちゃんが出なくても絶対に見て損はしない、と確信出来ました。

今回の「オリンピックメドレー」は本当に、ファンの思う「あの時のあのプログラムをもう一度、生で見れる!」という夢のような企画でしたが、ここであのトゥーランドットの衣装で出てきた荒川さんを見た時、改めて第一回を思い出しました。

トリノで金メダルを取って、あの衣装でイナバウアーする映像が何度もテレビに流れたけど、荒川さん自身は当時、トリノのフリー以降全くあの衣装に袖を通していなかったと思うのです。
それをフレンズでは惜しげもなく披露してくれた、という所からして、彼女のこのショーにかける心意気というものを感じたものでした。

そして今回、ゲットアチャンス枠で登場した本郷理華選手。そう、記念すべき第一回のキッズスケーター。
荒川さんもMCで言ってましたが、あの頃は本当に、今回のキッズスケーターと同じくらいのちびっ子だったのが今では荒川さんと同じ位まで背が伸びた立派な大人のスケーターに成長し、改めて7年という月日を思って何とかにふけってしまいます。

思えばトリノ(の後)で大ちゃんにハマり、「バンクーバーまで応援するぞ!」と決めて初めて会場に足を運んだのが第一回のFOIでした。
まさか、バンクーバーの次のオリンピックまで追いかけることになろうとは(笑)。

後どうでもいい話ですが、まだ全然フィギュアに興味がなかった頃、「ここはグリーンウッド」のスケートの回で「女子シングルには八木沼純子も佐藤有香もいるもんね」という台詞でこの2人の名前を覚えた私に取って、お二方の競演を見るのもなにやら感慨深いものがありました(笑)。
ていうか、荒川さんだからできるキャスティングですよね。永らく座長としてPIWを引っ張って来た八木沼さんももうじき卒業なんですね。細いは目は大きいわで、アラフォーとは思えない美しさでした。

今回は光るリストバンドなどの新しい演出もあり、コラボも個人のプログラムも豪華で本当に楽しかったです。
「え、この人を第1部で出してしまうの?」と思ってたら、第2部でも次から次にどんどん豪華な出演者が出てくるという満漢全席のようなゴージャスさ。

今回は諸事情で1公演しか見ていないのですが、十分満足できる充実っぷりでした。
次回以降がどうなるかはまだわかりませんが、続く限りは見に来たい、と今年も思って新横浜を後にしました。

長くなったので大ちゃんの演技への感想は次に。

***

■拍手コメントへのお返事

□2013/9/16 23:12
こんにちは。熱いコメントありがとうございます。
私も安藤選手に特別な思い入れがある訳ではないです。
折角ハマった時の演技はすごくエモーショナルで見応えがあるし、身体能力は良い意味で化物だと思うのでもっと要領よく立ち回ればいいのに勿体ないと常々思ってますが、それ以上に彼女を批判する人たちの理屈がツッコミ所満載で、見ててツッコミたくてうずうずして来るんですよね(笑)。
大ちゃんに対しても、良く知りもしないで語ってるのが丸分かりの人に限って上から目線でしたり顔で語ってるのが、見てる方が恥ずかしくて何とも歯がゆい気分になります。
でもフィギュア自体を偏見の目で見ていた男性で、あの怪我をきっかけで見る目が変わったという人が少なからずいそうな所は、ある意味有難いかな、と思います。

□2013/9/19 17:56
なおさんこんにちは。長らくサボってて申し訳ありません。
音と光のイリュージョン個人的には楽しかったのですが、次回の予定が立ってませんね…。
観客席については私もちょっと期待したのですが、お客さんの入らない普段の使用時にも客席まで冷やさなければならない事を考えると、冷房の効率の面で厳しいのかなと思います。
最近作られた&改装されたリンクと比べてもポートアイランドのリンクは設備も建物も立派で、あれが出来た当時の神戸市は本当にイケイケだったんだなあと改めて思いました。
それに交通の面でもポーアイのリンクの方が便利だし、時期は限られるけどショーをするならやっぱりポーアイかなと思います。フレンズとは主旨も方向性も全然違いますが、大ちゃんは大ちゃんで神戸チャリティーを大切に育てているので、まずはそちらを何とか継続していける事を祈っています。

音と光のイリュージョン~ひょうご西宮アイスアリーナ~

2013-09-16 15:53:00 | 日記
ちょっとどころではなく遅くなりましたが、一応行ってきたので軽くレポート。

兵庫県初の通年リンクが西宮にできるという事で、非常に楽しみにしておりました。
当初7月に完成の予定と聞いていたのですが、少しズレ込んだらしく8月の始めに完成。
こけら落としに誰か有名なスケーター来るかなーと密かに期待していたらまさかの大ちゃん。

高橋大輔らが滑り初め ひょうご西宮アイスアリーナオープン
http://www.youtube.com/watch?v=z0ayBVpQ_hA

一般公開なかったからどっちみち見に行けなかったですけどね。

でも大変ありがたい事です。春になってポーアイのリンクがプールになっちゃうと、難波のリンクか例の臨スポか…どっちにしても神戸方面からは遠い。

さっそくどんなリンクか滑りに行ってみよー!と思って公式サイトを見た所、こんなページを発見しました。

【音と光 ファンタジースケート】
http://nishinomiyaice.web.fc2.com/sket.htm

このページ見ただけでは何をやるのかさっぱり分かりませんが、どうせ行くなら何か面白い事やってる時に行こうか…と思い、この日時を狙って出かける事に。

【1.アクセス】

電車で行くかバスで行くかで迷ったのですが、夜遅くなる事も考えて今回は電車で行く事にしました。
が。
最寄り駅の阪神武庫川団地駅(阪神本線武庫川駅で乗り換え)からリンクまで、正直思ったより遠いです。

場所は西宮の浜手、工場などが立ち並ぶ埋め立て地で、道や建物がいちいち広い所。
そして駅とリンクの間にどーんと広がる野球場(阪神2軍のホームグラウンド)の敷地を突っ切って行って良いものかが分からず大きく迂回した結果、30分くらい歩く事になってしまいました。

ちなみに駅からリンクまでの間に案内看板のようなものはなく、隣接するという兵庫県立総合体育館を目指して歩いた訳ですが、いざ体育館に着いてもスケートリンクがどこにあるかが分かりません。

結論から言うと、体育館の南側にリンクがあるため、北側から来ると体育館の向こうに完全に隠れて見えなかったんですね。
で、仕方ないのでとりあえず体育館の受付で聞いてみようか、と玄関を入ると受付の前に「スケートリンク→」という素っ気ない張り紙が一枚。
多分同じように、リンクの場所が分からなくて受付に聞きに来た人が多かったんだと思いますが、その張り紙、せめて建物の外の壁に貼っといて欲しかったなあ…。
ていうか、作る段階でもうちょっと誘導の事も考えていればと思うのですが、そこはお役所仕事である。

ともかくその→に従っててくてく歩き、ようやくリンク入り口に到着。
実はリンクの入り口には、体育館から向かって左側(東側)に歩くとすぐだったのです。しかし体育館の玄関は右(西側)にあるため、一旦西側に周り、そこから→に従って南にまわり…と移動したため、無駄にリンクの周囲を一周してしまいました(涙)。

アクセス結論。
自家用車などがない場合は、(昼の時間なら特に)バスを使った方が良いと思います。あと、総合体育館の前に着いたら体育館の玄関には見向きもせず、体育館の東側を通って南(海側)に向かいましょう。


【2.一般滑走】
ようやくリンクにたどり着きました。
多数のリンクと同じく、ここも入り口の自動販売機で滑走券を買うしくみです。
他と違うのは、貸し靴券を売ってない事です。後で詳しく書きますが、ここは貸し靴が無料です。

「光と音のファンタジー」はどうだ、と思ってよく見るとそれ用のチケットもちゃんと自販機で売ってたのでそれを購入。

ここへ来て、【ファンタジースケート】の実態も明らかになりました。
通常の一般滑走は10:00~18:00の間好きなだけ滑れて¥1500。「ファンタジースケート」は、19:00~21:00の2時間限定で¥1000ポッキリ。アイスショーのような照明と音楽の中で滑れますが、基本的には一般滑走と同じ扱いのようで、特に予約などは必要なく、専用の滑走券さえ買えば誰でも滑れるみたいです。
ちなみに、通常の一般滑走終了後、18:00からチケット販売、18:30から整氷で、ファンタジースケートの間はザンボタイムはない…というタイムスケジュールだったはず(うろおぼえ)

無事に切符を買いまして、係りのお姉さんに渡そうとしたら「そこを通って下さい」と。指さす方向をみれば、駅の自動改札そっくりの機械がありました。これは初めて見ました。この自動改札機に滑走券を入れて入場。

さっきも書いたけど貸し靴は無料でセルフサービスです。棚に並ぶスケート靴から、自分の足に合うサイズのものを自分で持って行くシステムのようです。

貸し靴は岡山国際リンク(新)と同じ、ホッケー靴っぽいスニーカー風の靴にフィギュア用のエッジがついたもの。
(余談ですが、私は実はこのタイプの靴が苦手だったりします。足が安定するよう中にパッドのようなものがあるんですが、これが外反母趾を圧迫するので…。実は何気に一番好きなのは、ヘルスピア(旧サンピア)倉敷のゴムっぽいシューズです。あれ、見た目はあんまりかっこよくないんだけど、変なクセが付かないみたいで履きやすいんですよね。
でもリンクによって違う貸し靴に悩まずに済む、という意味では、下手でも無理してマイシューズ買って良かったなと思います)

そしてコインロッカーが、よくあるリターナブルではなく、お金が返って来ないタイプのロッカーなので要注意。私がよくやるみたいに、手袋を荷物に入れたままロッカーに入れて鍵をかけちゃったりしてはいけません。

あ、もちろん、ここに限らず、どこのスケートリンクでも手袋は必須。はめないとリンクに入れて貰えません。

【3.音と光のファンタジー】

さて、ここまでうだうだ引っ張って虹川さんようやくリンクインです。
リンク内には観客席は全くなく、岡山国際のようなカーリング用リンクもありません。よくあるサブリンクは、夏には飛び込み用のプールになりますが、ここのサブリンクは純粋にスケート用。

そしてメインリンク。確かに照明を落とした中、カラフルな電飾で気分はディスコ(トシがばれる)。
流石にアイスショーのようにスポットライトがスケーターを追いかけたりはしませんが、思ったよりも本格的な照明でした。
氷に模様とか、なぜかザンボのイラストとか出てきたりするんですよ。
音楽も、通常どのリンクでもBGMくらいは流れているものですが、ここではボリュームも大きくてとても存在感を主張しています。

私が行った日は、前半はバラード系のインストゥメンタルで後半はダンスミュージックだけど、断然後半の方が楽しかったです。

ていうか、正直最初はすごく滑りにくかった。
よく、「アイスショーでは足下が見えにくいからジャンプが飛びにくい」なんてファンの間で言ったりしますが、いざ自分が同じ(?)状況で滑ってみて、ホントにこんなに滑りにくいものなのかとびっくりしました。

なんか、足下は見えないし、他の人たちの動きも見えないし、音と光に気を取られて自分の動きに集中できないしで、最初は結構怖かったです。
後、自分の「練習」をやるには向いてない環境かと思います。私は半分遊びで行ってるからそれでも良いですけど。

慣れてくると、(後音楽がノリの良いダンス系の曲になると)段々楽しくなって来て、最後の方ずっと笑いながら滑ってました。多分アホっぽい顔してたと思います。
幸い、人の顔もよく見えないくらい暗かったので、私のアホ面も人には見られていない、はず。

ホッケー組のおじさんたちがノリノリで踊りながら滑ってたりして、面白かったです。
フィギュアのステップじゃなくて、陸上のダンスでやるようなステップを、スケート靴履いて氷の上で踏んでたりして。
途中クイーンのあの曲がかかった時には、ひざで滑りながらエアギターやりたくなりました。できないけど(笑)。
でもあれ、聞きながら滑ってるだけで楽しいですね。選手の人みたいに、音楽に合わせてステップして踊れたらさぞ気持ちいいんだろうなーと改めて思ってしまった。大ちゃんや町田くんがウラヤマシイ。

最後になぜか、YMCAと懐かしすぎるMCハマーがかかって、何事もなかったように照明がついて終了。
一番楽しいのはYMCAでした。ホッケーのおじさんたちとか、小さい男の子とか滑りながらYMCAのポーズ取ってたし(君それどこで覚えたんや)。
今回はただ音楽が流れてるだけで特に誘導とかはなかったけど、スタッフが先導してみんなでYMCA祭り!とかやったら楽しいと思いますよ。ていうか、そんなんやってくれたら私は毎週通います。

スタッフといえば、リンクスタッフが、夜間工事現場の誘導の人が着るような電飾付きのジャケットを着てて、大変良く目立ってました。
あの電飾ジャケットアイスショーで使ったら楽しいかもしれません。

個人的には、いつものような「練習」はできない、でもいつもとは違う体験ができてすごく楽しいイベントだったんですが、あれ以降の予定が出てないですね…。それだけリンクの需要が多くて、貸し切りで埋まってるのかなとも思います。
関西に限らず西日本全域から、貸し切りの練習時間を求めて来てる人たちがきっとたくさんいるのだろうし、本来そのためのリンクなんだからそっちを優先して貰って全然OK!と思うんですが、個人的にはすごく楽しかったので、また機会があれば是非やって欲しいです。
告知とか企画とかいろいろ練れば、きっとすごく盛り上がるイベントになると思うので。
荒川さんのフレンズオンアイスだって、最初は手作りで手探りから試行錯誤を重ねてここまで来てるので、これからもがんばって欲しいですね!
(という訳で次ぎはFOI書きます)

【余談】
ところで。
個人的に、最近気になるリンクのマナー。

相方ともしゃべってたんですが、最近、ホッケー組のマナーがすごく良くなった気がするんですよね。
ちょっと前まで、貸し靴のレジャー客の横をいやがらせみたいな猛スピードですり抜けて行くようなタチの悪いのがいて怖かったけど、最近そういう人をほとんど見ない。

代わりに気になるのが、大人のフィギュアスケーター。
私たちも一応その範疇に入るし、たまにバックの練習とかしてるし、私たちも他人から見たら邪魔に思われてるのかも知れないし、人の事をとやかく言える義理ではないのかも知れませんが。

でもその、ショートサイドの、ホッケーコートのラインを使ってS字とか8の字とかステップの練習してるの、最近すごく気になる。
そこは一般のレジャー客の人が、外回り…じゃなくて左回りに回るコースのど真ん中じゃないのかと。
そこで大きく円弧を描いたり、急に方向変えられたりするの、正直結構怖いんですけど。

倉敷や岡山だと、フェンス周辺の周回コースはレジャーのお客さんが回ってるので、ちょっと変わった事(ステップとかスピンとか)が練習したい人は真ん中辺に集まってやってて、それで住み分けが出来てたと思うんですけどね。

特に夏場はレジャー客が少なくて、でもガチでやってる人は貸し切り時間に練習するし、一般開放時間は「大人スケーター」のもの、みたいな暗黙の了解があるのかも知れないですけど。
私自身は、一般開放って本来左回りにぐるぐる回るためのものだと思うし、私自身なんやかんやで左回りにぐるぐるするのが一番好きだったりするので、そこは何とかならないものかなあ、と思ったりはします。

限りあるリンク、お互いに譲り合いの気持ちも必要ですね。

リンクの外のものがたり・2

2013-09-16 15:51:00 | 日記
フィギュアスケートを取り巻く話題としては、今年恐らく最大のものだった安藤美姫選手の出産をめぐるメディアの動きは、個人的には色々と考えされられるものがありました。

1.“ものがたり”を消費する人々
まず第一は、前回のエントリーで書いたような事。
フィギュアスケートを語りながら、スケートを見ていない人々。リンクの中の演技ではなく、それを取り巻く“ものがたり”にしか興味のない人々がいる、という事にはっきり気づけたのは、ある意味一番の収穫かも知れません。

私がこれに気づいたのは、女子選手のファンの一部の、「安藤選手は、“注目を集めるために”こんな騒ぎを起こしている」という主旨の発言を目にしたのがきっかけでした(しかもこれ、一人の人じゃなくて、あちこちで見かけました)。

だってこれ、「スケート」そのものを見ていたら、まず出てこない発想じゃないですか。

普通に考えれば、粛々と先シーズンの試合に出ていた方が、選手としては圧倒的に有利です。

仮にも2回世界チャンピオンになった選手が、スケート連盟の強化指定も、GPSの出場資格も、全日本選手権へのシード権も全て失い、トヨタからの援助は自らけじめとして辞退し、まさに裸一貫からのやり直し。
妊娠・出産で体は大きく変化するし、長期に渡って氷の上に乗れない時期が続き、フィジカル面でも技術の面でもどこまで戻せるかは未知数です。
ソチオリンピックに向けて、大きく後退してしまった事は、本人も承知の上でしょう。
ちょっと「マスコミの注目を集める」だけのために失うには大きすぎると思いませんか?

逆に言えば、だからこそ大きな騒ぎになる訳です。自分を不利にする事を敢えてわざわざやる人はそうそういないし、そうそうないようなことだからこそ話題性もある訳ですから。
「ソチは神様からの贈り物」という本人の発言もどこかで目にしたんですが(どうもこの人は妙に誤解を受けるようなわかりにくい言い回しをする事が多い気がするんですが)、要は「ソチオリンピックは出られたら“奇跡”」と言いたいのかなと思いました。極めて困難な状況を自覚した上で、それでも試合に出るからにはそこを目指しますという事が言いたかったのかなと思います。
そして“出られたら奇跡”レベルの困難さだからこそ実現すればドラマティックな訳で、故にその“奇跡”を見たいと思うのも人の情というものだと思うのです。

が、「リンクの外」を見てる人の発想は全然違うんだなと。
今回の件で、安藤選手の一連の言動を「目立ちたいから」と思うような人に取っては、きっと自分の目に付くところがすべて。一般人の目に触れる場所=メディアの領分であるテレビや新聞や雑誌で取り上げられる事こそ「勝ち」って価値観(シャレではない)なんだろうな。

普段からよっぽどテレビや新聞や雑誌やCMでたくさん取り上げられている選手のファンなんでしょうね。
そういう人なら、ご贔屓がメディアに取り上げられる事で勝った気分になり、他選手が目立つと敗北感を感じたりしそう。
ホントはそんな事、「リンクの中」では何の意味もないのに。

中には安藤選手が、メディアで騒がれる事でソチへの出場権を勝ち取ろうとしてるとまで言い出す人まで目にして、その発想には、ある意味目からウロコでした。
上にも書いたように、どう考えても子供を産んでメディアで騒がれるより、子供を産まずに先シーズン試合に出ていた方が余程ソチへの近道だったはず。

なのに、「メディアが騒ぐ」事で選考がどうにかなると思ってる人たちは、きっとトリノオリンピックの頃には、みんなで騒げば、年齢制限にひっかかっていた当時15歳の選手が「特例で」オリンピックに出られると思ってた人たちなのかなと思います。
そう言えば何故か、当時は安藤選手が、まるで当時15歳から出場枠を奪ったかのようなバッシングを受けてましたっけ。
実際には、安藤選手の選考と年齢制限の間には何の因果関係も無かったはずなんですが。


2.B層ってこういうこと?
しかし、メディアというのはしばしばこういう事をやります。
視聴率が稼げて、スポンサーを呼べる有名な選手がオリンピックに出てくれた方が自分たちの儲けになる訳で、そういう自分たちの都合の良い選考になるように、競技連盟にプレッシャーをかける(ようにしか見えない時がある)。

アテネの女子マラソンのQちゃん出せ出せ騒動もすごかったし、トリノの時には、「ちょっと連盟が働きかければすぐにでも特例で年齢制限を免除して貰えるんじゃないか」と錯覚するような報道がなされていました。
そして同時に、まるで安藤選手の選出が不正だったかのような報道も…。

思えばあの頃から、安藤選手に対しては何を言っても許される的な妙な空気がメディアの間に蔓延していたと思います。

そんな中出てきた文藝春秋の例のアンケート。
トリノシーズン以来の空気感の中で、安藤選手に批判的な意見が多数を占める事を予想し、その結果をタテに「安藤批判は世間の総意」と錦の御旗を掲げて、「正義」の側に立って心おきなくバッシングできる。
そんな意図が透けて見えるような、そんなアンケートでした。

それが予定通りいかなかったのは、事が「フィギュアスケート」という狭い世界の一選手の事情に止まらず、女性全般に関わる内容だったからだと思います。

日頃フィギュアスケートには興味ない、一人の選手が持ち上げられようが叩かれようがどうぞ御勝手に、と思っている人でも、一人の女性の妊娠・出産を赤の他人の興味本位な意見でジャッジされるという異常な事態には異論を唱えたくなって当然でしょう。日頃から、女性を取り巻く諸問題に関心を寄せている人なら尚更です。

非常識だったのは、そのような、女性全体に関わるデリケートな問題だと気づかず、いつものような選手バッシングを始め(ようとし)たメディアと、それに乗った人々でしょう。

個人的には、このアンケートには、最近よく聞く「B層」と呼ばれる人たちの特質がよく現れているなと思いました。
元々フィギュアが好きだった訳でも、スケート靴を履いて滑っている訳でもない、ニュースやワイドショーを見てフィギュアを分かったような気になっている人々。
そんな自分の、(メディアによってコントロールされた、極めて限定的な情報に基づく)意見や見解が正しいものだと一片の疑いもなく思い込み、その意見に従うべし、という思考。
「みんながそう言っている」と思えばより一層強気になり、自分の意見=世間の総意だからその通りにならなければならない、と押しつけて来る人々。

ネットの海は限りなく広い、でもその内一人の人間が触れられる場所は極一部。
だからネットでは、似たような主義主張・嗜好の人たちが集まってきて、そしてそれが「世間の総意」だと錯覚する。そして、広く世間に伝えるはずのマスメディアまでが、そんな偏った一部の人たちの意見を「世間の総意」として報道する事さえ珍しくなくなって来ました。

そんな中で生まれた、「自分の意見は正しいから従え」という思考の人たちの事をB層というのかなと思いました。
実際には、対象とする物事に対する知識もない(最初に偏見ありきで、自分に都合の良い知識しか学ばない)し、客観的に判断を下せる程の思考力も持ってなさそうな人たち。

そしてそれ以前に、仮にどんな立派な見識を持っていようが、そもそも自分が口を差し挟むような立場にない、という事に気づいていない人たちが、世の中には大勢いるんだな…と思いました。

一人の女性が子供を産むか産まないかなんて、本人以外の誰に決定権があると言うのか。本人に意見できるのだって、家族やごく親しい一部の人たちくらいなもんです。
それで本人が幸せになろうが不幸になろうが、私の人生には何の関係もありません。

今回の件でマスコミが騒ぐのを、安藤選手の批判につなげるのもお門違いだと思います。
悪いのは騒ぐマスコミです。
そしてその根っこを辿れば、マスコミに「この報道には需要がある」と思わせている読者や視聴者、つまり私たちに原因があると言えるかも知れません。
国民には知る権利があるというけれど、それは、「国民の利益に関わる情報」を知る権利があるという事だと私は解釈しています。
有名人のスキャンダルなんて、知らなくて困った事なんてありません。
考えて見て下さい。安藤美姫の子供の父親を知る事で、あなたに何の得があるのか。下世話な好奇心を満たすこと以外に、その情報に何か価値がありますか?


3.女のキャリア
上にも書いたように、今回の件は、安藤選手個人を越えて、女性のキャリアと妊娠・出産について考えさせられる出来事ではあったな、と思いました。
前々から思ってたけど、妊娠・出産の適齢期って、キャリア形成に重要な時期に重なるんですよね。
フィジカルの影響を大きく受けるアスリートほど顕著ではないにしても、産休・育休のブランクは働く女性に取って結構、痛い気がします。

一昔前みたいに、結婚即寿退社、っていうのが主流の時代なら、誰もそんな事は気にせずに済むんだろうけど。
男性のように一生のものとして仕事をしたい、責任ある立場でやりがいのある仕事をしたいと思ったら、学校出て就職して数年、ようやく「仕事」を覚えて一人前になりつつあるという時期に、一旦仕事を中断して空白期間を作るのって結構怖い。
(一旦仕事をやめた後で、家計の足しにパート勤めに出るっていうのは、「ワーク」であって「キャリア」ではないですしね)

雇う企業の側にとっても、数ヶ月もの間不在になる人の仕事をカバーしつつ、復帰した後に同じポジションを保証するのって簡単な事ではないと思いますしね。会社は業務の為に人を雇っているのであって、社員のために業務を行っている訳ではありません。いくら手厚い福利厚生があっても、会社そのものがなくなってしまったら意味がない(経験済み/涙)。

後、昔「負け犬の遠吠え」って本があったのを思い出しました。結婚して、子供を産んだ女が勝ち犬で、結婚してないor子供のいない女は負け犬っていう本。あのヒエラルキーって、今でも健在な気がします。
そして今回気づいたのは、「子供のいる女=夫と幸せな家庭を築いている女」って前提があっての「子供のいる女は勝ち犬」ってヒエラルキーなんだなと。
故に、「夫と幸せになってない」女が子供を産むのはこのヒエラルキー意識の中での異分子である、みたいな感覚の存在を、ちょっと感じました。

海外にはこういう感覚はないみたいで、シングルマザーも、事実婚も、養子縁組みも日本人が思う程特殊なイメージではなさそう。
というか、日本みたいに簡単に離婚したり中絶したりできない国も多い訳で、その辺で日本と同じ感覚を当てはめてはいけないらしいので、安藤選手の事に関しても、向こうの人は特に気にしてなさそうですよね。

その他色々、結構根深い問題だなと思います。
あ、でも安藤選手に関しては、個人的には実は結構楽しみです。言っても女子に関しては対岸の火事な所があるので、結構気楽に演技を楽しめる私(笑)。

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■拍手コメントのお返事。
ちょっと順番が前後して、ものすごく今更な方もいますごめんなさい。

□2013/3/27 21:17
こんにちは。医療関係の方なんですね。今年(昨シーズン)の世界選手権での、某若手選手の「満身創痍」報道はスゴかったですね(笑)。
素人が見ても「何か変じゃないか?」な感じでしたが、専門家の方から見てもアレでしたか…。
私はあれは、スポンサー(候補として当時売り込みをかけてた企業)に対するエクスキューズだと思って見てました。
「今回ダメだったのはたまたま!たまたま運が悪かっただけなんですよ!本当はもっとスゴいんですよ!」って必死だなと(笑)。
もちろん、スポンサー(候補)企業のエンドユーザーたる一般視聴者へのエクスキューズも兼ねていたとは思いますが。
いずれにしても連盟の目線はファンではなくスポンサー(候補)の方を向いている訳で、そうなるとファンに見捨てられるのも自然な流れかと思います。

□2013/4/8 23:11
こんにちは。「ロックンロール」に対する拒絶反応は今もって不思議です。
昨シーズン上手くいかなかった理由は、エッジの変更が上手くいかなかった事が一番大きく、他にも色々と間の悪い事が重なっていたように思いますが。
あのSPに関しても、最初に出来たものの延長でマイナーチェンジしながら滑り込めば、きっと面白いものになっただろうにと思うと残念です。
最初に拒絶反応があって大幅な手直し→作り直しと、落ち着いて滑り込む時間が中々取れなかったのは返す返すももったいない。
(ついでに月光も、もっと時間をかけて作り込めばもっと素敵なものが見れただろうなと思いますが)
結果的にファンが選手の足を引っ張ったような…ていうかあれは本当に「ファン」だったのか。
ともかく今シーズンは、大ちゃん自身の「これに決めた」という明確な意志表示もあり、ああいう変な流れが出て来ていない事にまずひと安心です。

□2013/8/6 17:42
こんにちは。今回は業界あんまり関係ない駄話寄りな感じでしたが(笑)。
大ちゃん以外の男子選手は応援したくても、何故かちょっと結果が出てマスコミに取り上げられると、途端に全力で「如何にスケーターとして己を磨くか」じゃなくて、「如何にマスコミにスターとして持ち上げられるか」みたいな方向に進むんですよね。そして私はそういう間違った方向に努力する人が生理的に苦手(笑)。
あと、「ジャンプの天才」もマスコミによって作られたイメージだと思いますよ。年の割には「早熟」なのかも知れませんが、他のトップ選手と並べてそれほど突出した難易度のジャンプを成功させている訳ではないと思います。

□2013/8/7 2:30
なおみさん。こちらこそ、いつも読んで頂いてありがとうございます。

□2013/8/9 1:12
むつきさんお久しぶりです。ご心配おかけしてすみません。要は単にサボってただけです(汗)。
大ちゃんは怪我で変わった、という人もいますが、私は私が彼の存在を知ったトリノの頃から、根本は変わっていないと思います。
このブログの昔の記事がまだ残ってると思いますが、あの頃から自分を客観視できていて、妙に謙虚で冷静でした(口調はフニャフニャしてたけど)。
トリノの頃は、マスコミがチャラいイメージの報道をしていた。それに乗せられてた人が、認めたくなくて「高橋は変わった」と言ってるだけなんじゃないかと私は思っています。
もちろん、色々な経験を経てどんどん強くなって行くなと思いますが。
(個人的には、トリノ→東京世界選手権の間ですごく大人になったと思いました。トリノで手応えを掴んで、自覚と共に自信がつき始めたのがあの頃なのかなと)
あと、前十字靭帯断裂って男性のファンや競技者が多いメジャースポーツでよく耳にするので、あれをきっかけに「見る目が変わった」人は男性を中心に多いと思います。

□2013/9/1 3:20
こんにちは。今回はあんまり業界関係ない話かもですが、いつも読んで頂き、ありがとうございます。