大ちゃん銀メダルおめでとーーーー!!!!
とりあえず叫んでおきました。こういうめでたい時にはちょっとくらい壊れちゃってもいいかなと思って。
結果が出てからこれ書いてるまでの時差=私が壊れてた時間です。言ってる間に女子もなんだか波乱が起きてるし。女子の結果が出ればそっちにかっさらわれるだろうけど、それまでの間は君が主役だ!
***
SPの結果を踏まえてのFS、厳しい状況だったと思います。
SP3位という順位に、メダルいける、逆転も可能ってマスコミは簡単に言うけど、点数をみれば寧ろ、いつ転落してもおかしくないような際どい点差。
ここで諦めて開き直ってしまえば楽だったかも知れない。でも、プレッシャーのかからない楽な状況で伸び伸び滑って勝ったとしても、それはフロックにしかならないと思います。ビギナーズラックはそう何度も訪れない。勝ちを意識し、周囲からも期待されるそのプレッシャーの中で勝つのが本物の強者。
終わった後泣き出した大ちゃんを見て、心底意外でした。余り感情を表に出すタイプじゃなかったですよね。全日本でのガッツポーズも意外だったくらいだし。
でもあれが、押しつぶされそうな程のプレッシャーから解放されて、安堵の余り流してしまった涙だと気づいたとき、本当に、私なんかには想像も付かないような極限状態で自分自身と戦ってたんだと改めて気づかされました。
何でそこまで苦しい思いをしなくちゃならないんだろう、とも思います。でも彼が本当に目指している場所、そこへたどり着くためには、ここは絶対に乗り越えなくてはならない壁だったんじゃないでしょうか。
きっと本人もそれを分かってたんでしょうね。
そういう意味でも感動的でした。本当によく戦ってくれました。
***
SP終了後、自分の演技を「最悪」と切り捨てたコメントを読んで、これは大ちゃん、明日はやってくれるかも、と実は密かに思ってました。ニフティのレポートにもあったけど、私もこのコメントからは、彼の自分自身に対する「怒り」を感じたので。彼は多分、「怒り」を試合へ向けてのエネルギーに変えられるタイプなんじゃないかと思うのです。静かにキレる、こういうタイプは結構怖い。
トリノやスケートカナダでも、似たような自分への怒りはあったと思います。でも今回は、フリーではなくショートの後。大ちゃん、まだフリーが残ってるよ。挽回のチャンスはすぐ目の前にあるよ……と、そう思った訳です。
それでもやっぱり、そんな自分の直感が当たってるかどうか自信がなくて心臓バクバクで、最初の4回転で手を着いた時には気絶しそうになりましたけどね(笑)。でもそこから後は、全然転ぶ感じがしなかった。全日本の時みたいな「強い大ちゃん」が帰って来たように見えました。
「ショートで失敗しなければ」という声もあるけど、ショートでのあの失敗がなかったら、フリーであの「怒りのパワー」を発揮することもできなかったかも知れません。
様々な要因が絡んでの銀メダル。金にはあと一歩手が届かなかったけれど(それも又、終わって見れば順当な結果のように思えます)、これから戦って行くにあたっての足がかりがこれで出来たように思えました。
そういう意味では、彼は本当に強い。目に見えない何かに引っ張られているような、強力な運命みたいなものを持っていると感じます。
***
リンクサイドでモロゾフさんにすがりついて泣いて、キス&クライではモロゾフさんや歌子先生と抱き合って泣いて、でも表彰式にはけろっとした顔で、いつも通りのノーテンキな笑顔で出て来た所が大ちゃんらしくて良かったです。例えワールド・シルバーメダリスト様になろうとも、「大ちゃん」って気安く呼ばせて頂きます。なんかもういいじゃないですか。NHK杯のアナウンスから何からみんな「大ちゃん」呼びなんだから。
「大ちゃん」といえば、荒川さんや本田くんがめっちゃ素で「大ちゃん!」「大輔!」って話しかけてるのも微笑ましかったですね。
***
ともあれ、よかった。本当におめでとうございます。
とりあえず叫んでおきました。こういうめでたい時にはちょっとくらい壊れちゃってもいいかなと思って。
結果が出てからこれ書いてるまでの時差=私が壊れてた時間です。言ってる間に女子もなんだか波乱が起きてるし。女子の結果が出ればそっちにかっさらわれるだろうけど、それまでの間は君が主役だ!
***
SPの結果を踏まえてのFS、厳しい状況だったと思います。
SP3位という順位に、メダルいける、逆転も可能ってマスコミは簡単に言うけど、点数をみれば寧ろ、いつ転落してもおかしくないような際どい点差。
ここで諦めて開き直ってしまえば楽だったかも知れない。でも、プレッシャーのかからない楽な状況で伸び伸び滑って勝ったとしても、それはフロックにしかならないと思います。ビギナーズラックはそう何度も訪れない。勝ちを意識し、周囲からも期待されるそのプレッシャーの中で勝つのが本物の強者。
終わった後泣き出した大ちゃんを見て、心底意外でした。余り感情を表に出すタイプじゃなかったですよね。全日本でのガッツポーズも意外だったくらいだし。
でもあれが、押しつぶされそうな程のプレッシャーから解放されて、安堵の余り流してしまった涙だと気づいたとき、本当に、私なんかには想像も付かないような極限状態で自分自身と戦ってたんだと改めて気づかされました。
何でそこまで苦しい思いをしなくちゃならないんだろう、とも思います。でも彼が本当に目指している場所、そこへたどり着くためには、ここは絶対に乗り越えなくてはならない壁だったんじゃないでしょうか。
きっと本人もそれを分かってたんでしょうね。
そういう意味でも感動的でした。本当によく戦ってくれました。
***
SP終了後、自分の演技を「最悪」と切り捨てたコメントを読んで、これは大ちゃん、明日はやってくれるかも、と実は密かに思ってました。ニフティのレポートにもあったけど、私もこのコメントからは、彼の自分自身に対する「怒り」を感じたので。彼は多分、「怒り」を試合へ向けてのエネルギーに変えられるタイプなんじゃないかと思うのです。静かにキレる、こういうタイプは結構怖い。
トリノやスケートカナダでも、似たような自分への怒りはあったと思います。でも今回は、フリーではなくショートの後。大ちゃん、まだフリーが残ってるよ。挽回のチャンスはすぐ目の前にあるよ……と、そう思った訳です。
それでもやっぱり、そんな自分の直感が当たってるかどうか自信がなくて心臓バクバクで、最初の4回転で手を着いた時には気絶しそうになりましたけどね(笑)。でもそこから後は、全然転ぶ感じがしなかった。全日本の時みたいな「強い大ちゃん」が帰って来たように見えました。
「ショートで失敗しなければ」という声もあるけど、ショートでのあの失敗がなかったら、フリーであの「怒りのパワー」を発揮することもできなかったかも知れません。
様々な要因が絡んでの銀メダル。金にはあと一歩手が届かなかったけれど(それも又、終わって見れば順当な結果のように思えます)、これから戦って行くにあたっての足がかりがこれで出来たように思えました。
そういう意味では、彼は本当に強い。目に見えない何かに引っ張られているような、強力な運命みたいなものを持っていると感じます。
***
リンクサイドでモロゾフさんにすがりついて泣いて、キス&クライではモロゾフさんや歌子先生と抱き合って泣いて、でも表彰式にはけろっとした顔で、いつも通りのノーテンキな笑顔で出て来た所が大ちゃんらしくて良かったです。例えワールド・シルバーメダリスト様になろうとも、「大ちゃん」って気安く呼ばせて頂きます。なんかもういいじゃないですか。NHK杯のアナウンスから何からみんな「大ちゃん」呼びなんだから。
「大ちゃん」といえば、荒川さんや本田くんがめっちゃ素で「大ちゃん!」「大輔!」って話しかけてるのも微笑ましかったですね。
***
ともあれ、よかった。本当におめでとうございます。