ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

街は青春花ざかり

2009-04-28 12:11:00 | 日記

写真は半月ほど前の京都の桜。
だいぶ季節外れになっちゃいましたが、折角なので5月が来る前に貼っときます。

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私がここでしばしば書いている旧サンピア倉敷のスケートリンクについて。
2007年の年金問題に端を発した閉鎖騒動が、約2年の時を経て、地元加計学園による落札&岡山県スケート連盟への運営委託という願ってもないような素晴らしい結末を迎えたことは既に皆さんご存知かと思うのですが。
この存続運動にずっと関わって来られた岡山県スケート連盟の会長さんがことの顛末を記したテキストは皆さんご覧になりましたでしょうか。

http://www.ryobi.gr.jp/message/message_0903_05.html

深い感銘を受けました。色んな意味で。

岡山県スケート連盟の会長さん=両備グループの会長さんなんですね。
両備といえば、バス・タクシー等の交通関係を中心に、岡山では知らない者のない一大企業グループ。そんな大企業のトップに立つ人はやっぱり違うと思いました。
一流のビジネスマンの仕事のやり方を、こんな形で目にすることができるとは。
これが「大人のケンカ」ってやつなんでしょうか。大人のケンカに敗者はいないんですよね。お互いが利益を得られる、所謂「ウィン-ウィンの関係」を築くのが最終目的。

新しい倉敷市長さんの協力も有難かったですね。
丁度署名運動の真っ最中に市長選が行われて、若い女性の市長さんが誕生した訳ですが、リンク存続に関してどういうスタンスなのかが分からず、当初は正直不安でした。
その後、チボリ公園という難しい問題への取り組みが、丁寧で筋の通ったものに思えたので、その辺りからは実は結構期待してました。これは味方になって貰えたらとても心強い人なんじゃないかと。
「落札は地元で」と尽力してくれたということは、「地元として、外部に流出させてはいけない」という、それだけの価値を見出してくれたということだと思います。
よく「ハコ物行政」なんて言われますが、サンピアのリンクは中身の入ったハコですから。ハコが失われれば、中身もなくなってしまいます。外側のハコだけなら幾らでも建て直しができるかも知れないけど、中身の方は一旦失われたら、同じものは二度と取返せない。
ここで育った倉敷のスケート文化が失われずに済んで本当に良かったと思います。
もういい加減しつこいですがでも改めて関係者各位に大感謝。

ビジネスって言葉の響きからは損得勘定で血も涙もないような印象を受けますが、実際には力のある人ほど「血の通った」ビジネスを実行できるんだろうなと思います。
ビジネスって、最終的には相手にどれだけの価値を提供出来るか、そこの所に尽きますから。
へっぽこ社会人のワタクシは、まだまだ修行中の身でございます。見習わなければ。

ちなみにタイトルは、両備グループのCMソングの歌詞から。
岡山県民にはおなじみのあのメロディーが頭の中で流れ出す…。

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シーズンオフのアイスショーはフレンズオンアイス一点買いです。
張り切り過ぎてチケットをダブらせてしまったので、後日詳細をアップする予定。
チケットご入用の方は是非ご一報下さい。


おかえり。

2009-04-07 00:00:00 | 日記

前のエントリーでいつまでも待ってます☆と書いた矢先に、大ちゃんのブログで氷上練習再開のお知らせがありましたね。めでたい。
初滑りも嬉しかったけど、久しぶりに大ちゃんらしい肩の力が抜けた文章が読めたのも嬉しかったです。
ここの所、慎重に言葉を選んでいるというかそうせざるを得ない状況が続いてましたけど、やっぱり大ちゃんの文章はこうでないとね、みたいな。

「気持ち良いですね」っていうシンプルな感想がじわじわ来ます(何気に体言止め使ってるし)。
なんかね、この理屈抜きの「気持ち良い」っていう感覚がすべての原点なんだろうなっていう。

そして改めて振り返ると、子供の頃はサンピアのリンクで滑るだけでは飽き足らず、わざわざ鷲羽山まで行って滑ってたくらいスケート大好きっ子だった大ちゃんが、何ヶ月も氷の上に立つ事もできない事を承知で手術を受けるって、相当に覚悟の要る決断だったんだろうなと思います。
他の選手が試合で華々しく活躍している間、自分はひたすら地道な筋トレを続けるしかないなんて、辛くない訳がないよねえ…。
でも本当に、よくぞここまで頑張ってくれたと思います。まだまだ大変だと思うけど、トンネルの先の光が確実に見えて来ましたね。華麗なる復活を遂げるその日まで、ずっと応援しています☆

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写真は夙川の夜桜です。
気分はまさに桜満開♪

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拍手コメントへのお返事

■4月3日22時頃&24時頃
いままで高得点を貰っていた有力選手が相次いで引退した上に大ちゃんまで試合に出られないことになって、男子シングルは何となく全体に落ち着かないシーズンだったかも知れませんね。私はあんまりちゃんと見てなかったですが(汗)。
あくまで欲目かも知れませんが、我々ファンにはどうしても、大ちゃんがそこにいれば、彼がひとつの指標になってくれたんじゃないかと思えてしまうんですよね。
でも何より、彼の滑りが見れることが今は一番です。まだもうちょっと先ですが、楽しみですね。

■4月5日23時半頃
復活への新たなる第一歩ですねー! ホントに嬉しかったです。待っているファンに、一番にこういう形で知らせてくれるのも嬉しいですね。写真もしみじみ感慨深いです。


サクラサク

2009-04-03 12:06:00 | 日記


4月に入りました。
3月は結局2回しか書かなかったけど、特に深い理由はないです。
ネタがない訳じゃないけど、どうしても書きたいってほどじゃないとかそんな感じで。

フィギュアスケートの世界選手権も終わりましたね。実は見てませんけど。
(一人暮らし始めてから、TV自体あんまり見なくなっちゃったんです。見たい番組だけ録画しといて後で見る、みたいな感じで)
結果だけはニュースとかで知りました。
うん。まあ…そんなもんじゃないかなと。
岡目八目という言葉もございます。なまじ他人事だと思ってる方が物事が冷静に見える…事もあります。

何か、以前に体操の先生から聞いた言葉を思い出しました。
「体操競技は採点基準がコロコロ変わる。だが、基礎をしっかり身に付けていればその変化にも対応できる」
生徒は高度な技をやりたがるけど、その先生はより簡単な技を「正確に」できるようになるまで絶対に先に進ませなかったそうですよ。

物事には因果というものがございます。すべての結果にはその元となる原因がある。その原因を正しく見極めて取り除かないと、何度でも同じことが繰り返されることになります。
…他人のことはよく見えるんだな、これが(笑)。

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で、大ちゃんファンとして欲目全開の見解と言えば。

私は自分でスポーツやらないからあんまり偉そうな事は言えないんですが、シビアな競争社会ですよね。結果を出し続けていないと置いていかれるような。

一方、怪我で手術して一からリハビリでやり直しとなると、復帰までにかなり時間がかかってしまいます。でも誰もが上を目指す中、自分が試合に出ないとなると、自分のポジションは他の誰かに奪われてしまうかも知れない訳で。その選手の置かれた状況によっては、手術してしっかり治した方が良い怪我でも、中々踏み切れなかったりすることもあるんだろうなあと。

で、大ちゃんの場合。
今季の試合の結果見て私思いました。
大丈夫。あなたのポジションは誰にも奪われていない。ていうか、世界がキミを待ちかねている!!
…かどうかは分らないけど(笑)、少なくとも私には、彼にしか埋められない空白がすっぽり空いたままになっているように見えました。

だから、焦ることはないからね。
じっくりと、納得出来るペースで進んで行って下さい。
いつまでも待ってます☆

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年度の変わり目ってことで、毎週チェックしてた番組が立て続けに終わってしまいました。
・ケータイ捜査官7
・キャシャーンSins
・メイちゃんの執事
…はい。見事に特撮とアニメばっかりですね(笑)。1クールドラマの仮面ライダー執事カブトVS電王メイちゃんの執事はともかく、半年付き合ったキャシャーンと1年付き合ったケータイはまた改めてどこかで語りたいものです。どっちもヘビーな内容だったし。
そう言えばF1も始まってますが、なんかもう色んな意味で去年と同じ競技とは思えません(遠い目)。