写真は半月ほど前の京都の桜。
だいぶ季節外れになっちゃいましたが、折角なので5月が来る前に貼っときます。
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私がここでしばしば書いている旧サンピア倉敷のスケートリンクについて。
2007年の年金問題に端を発した閉鎖騒動が、約2年の時を経て、地元加計学園による落札&岡山県スケート連盟への運営委託という願ってもないような素晴らしい結末を迎えたことは既に皆さんご存知かと思うのですが。
この存続運動にずっと関わって来られた岡山県スケート連盟の会長さんがことの顛末を記したテキストは皆さんご覧になりましたでしょうか。
http://www.ryobi.gr.jp/message/message_0903_05.html
深い感銘を受けました。色んな意味で。
岡山県スケート連盟の会長さん=両備グループの会長さんなんですね。
両備といえば、バス・タクシー等の交通関係を中心に、岡山では知らない者のない一大企業グループ。そんな大企業のトップに立つ人はやっぱり違うと思いました。
一流のビジネスマンの仕事のやり方を、こんな形で目にすることができるとは。
これが「大人のケンカ」ってやつなんでしょうか。大人のケンカに敗者はいないんですよね。お互いが利益を得られる、所謂「ウィン-ウィンの関係」を築くのが最終目的。
新しい倉敷市長さんの協力も有難かったですね。
丁度署名運動の真っ最中に市長選が行われて、若い女性の市長さんが誕生した訳ですが、リンク存続に関してどういうスタンスなのかが分からず、当初は正直不安でした。
その後、チボリ公園という難しい問題への取り組みが、丁寧で筋の通ったものに思えたので、その辺りからは実は結構期待してました。これは味方になって貰えたらとても心強い人なんじゃないかと。
「落札は地元で」と尽力してくれたということは、「地元として、外部に流出させてはいけない」という、それだけの価値を見出してくれたということだと思います。
よく「ハコ物行政」なんて言われますが、サンピアのリンクは中身の入ったハコですから。ハコが失われれば、中身もなくなってしまいます。外側のハコだけなら幾らでも建て直しができるかも知れないけど、中身の方は一旦失われたら、同じものは二度と取返せない。
ここで育った倉敷のスケート文化が失われずに済んで本当に良かったと思います。
もういい加減しつこいですがでも改めて関係者各位に大感謝。
ビジネスって言葉の響きからは損得勘定で血も涙もないような印象を受けますが、実際には力のある人ほど「血の通った」ビジネスを実行できるんだろうなと思います。
ビジネスって、最終的には相手にどれだけの価値を提供出来るか、そこの所に尽きますから。
へっぽこ社会人のワタクシは、まだまだ修行中の身でございます。見習わなければ。
ちなみにタイトルは、両備グループのCMソングの歌詞から。
岡山県民にはおなじみのあのメロディーが頭の中で流れ出す…。
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シーズンオフのアイスショーはフレンズオンアイス一点買いです。
張り切り過ぎてチケットをダブらせてしまったので、後日詳細をアップする予定。
チケットご入用の方は是非ご一報下さい。