ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

二週間ぶりヒーロータイム

2006-05-29 22:34:21 | 特撮
すいません、最近ちょっと惰性に流れてます。
冒険にしてもカブトにしても、話があんまり前に進んでる気がしないのが最大の原因。

カブト。
新しいライダー出す前に、もうちょっとワームの情報出して下さい。あと、ゼクトとか渋谷隕石とかひよりの過去とかも。
謎解きをロングスパンで引っ張り過ぎた挙げ句、真相が明らかになった時には謎自体もうどうでも良くなってたアギトの二の舞は嫌なんですけど。

ボウケン。
前々から言ってますが、話の目的が見えません。
普通の戦隊なら、敵組織の殲滅。タイムレンジャーなら全囚人の逮捕。セイザーXなら、コスモカプセルのコンプリート。たとえ最終的に変更になったとしても、「当面の目的」というものが見えなければ、話がどこへ向かって走ってるのか、ゴールに近付いてるかどうかも分からないんですよ。

という訳で。

■ボウケンジャー
また小林さんですか。このままサブライターの1人として定着してくれるんでしょうか。そうなったら嬉しいです。
今回の話も、話としては面白いです。古代超文明ってロマンだよね。……でも、この水の都ネタも、所詮は単発エピソードに終わってしまうんでしょうか。
これ、もっともっと膨らませて、ゴードムやらジャリュウ一族も巻き込んだ壮大な超古代文明ネタにすれば全体のストーリー自体面白くなって来ると思うんですけど……ねえ。

■カブト
影山 VS その他
今回、いつになくキャラクターの立ち位置が単純化されてましたね。
分かりやすく悪役にされてしまった影山くんがちょっと可哀想になりました。矢車さんはどこに行ってしまったんでしょう。
ゴンと大介の別れは中々切なくて良かったですが、個人的には、最後のモノローグはちょっと蛇足。あそこはこっちに想像させて欲しかった。その方が、余韻が残ったと思います。

二週間ぶりセイザーX

2006-05-29 22:30:50 | 特撮
アクアル様萌え。超萌え。
なまじ頭が良いので、ネオデスカルたちが自分たちを利用しているだけなのにももう気付いている。でも今さらセイザー側に寝返るのもプライドが許さないし、その辺の動きももうとっくに読まれてるの知ってるし~~~~~~~と非常にジレンマが溜まる状況でのギリギリの駆け引きがたまりませんでした。

一方、バレーダも初出陣。童顔なのにナイスバディなのが素晴らしい。アクションは少なかったけど、笑いながら銃を連射するシーンがサディスティックで素敵。コールドブレスも似合い過ぎ。

レミーちゃんも怪我を押して奮戦。たっくんとの仲は最早公認。
超星神はほんっとーに女性キャラが充実してるなあ。

そうこう言ってる間に、怒濤の急展開でクライマックスが近付いていますよ。
鮫隊長は本当に消えてしまうのか。はたまた地球の運命は?!

三週連続、高橋大輔

2006-05-21 09:14:33 | 日記
……はい。予告してたので、イオン倉敷行って来ました。
高橋大輔選手トークショー&握手会。
スケートをする訳でもない、トークだけのイベントってどんなんだろうと思ってたけど、予想以上に面白かったです。

基本的に土曜日のイオン倉敷は、何もなくても人多いです。どっから集まって来るのかいつも不思議。遠方から車で来るお客さん多数なので、駐車場の確保に大変苦労します。
今日は友人(お正月、久々に会ったらめっちゃフィギュアに詳しくなってて驚いた。オリンピック後、私がいきなり大ちゃんのファンになっていたので、今度は向こうが驚いていた)の車に乗せて貰いました。
で、朝の内なら比較的車も停めやすいし、早めに行って様子だけみようか?って感じで会場を覗いたら、熱心なファンの人が既に並んでたので、思わずそのまま一緒に並んでしまった。お陰で、割と前の方の席に座れて結構近くで大ちゃんが見れました。ラッキー♪
最終的には800人くらい入ってたっぽい。あの空間によくあれだけ入れたもんだと思います。椅子は100脚くらいしかなかったので、大半の人は立ち見。
客層は9割女性。子連れも多数。

***

そんなこんなで、高橋大輔登場。
1)ファンの熱気(?)に怯えながら登場。
2)「恥ずかしい」を連発。
3)ラジオの公開録画だと言うのに、マイクを口から放して喋り、パーソナリティのお姉さんにツッコまれる。
……のっけから、(私の個人的な)期待を裏切りません。

パーソナリティのお姉さんから、ファッションチェック。
・黒のカットソー(七分袖)&黒い革のベスト(本人曰く、多分豚革)。
・ベルトは「トップステージ」の対談記事と多分同じだと思います。&スクラッチの入ったジーンズ。
・シルバーの大ぶりのペンダント&ブレス&リング。
ついでに髪型。
ジャパンオープンの時に比べると、ボリュームが落ちてメッシュも地味になってる印象。テレビと実物の印象の差かも知れませんが、一回美容院行って来てるような気もします。
サイドに流して、気合入れて固めてました。
いつも思うんだけど、気合入れてお洒落してるなあ、という感じ。スポーツ選手らしくはないけど、アクセの使い方といい全体のバランスといい、センスは良いと思います。

以下、印象に残った所。

***

「スケート選手になってなかったら何になっていたと思う?」との質問に、高校に行っていたとかいなかったとか答えたあと、「ちょっと興味があったのは、メイクアップアーティスト」。
意外なような、でもなんか分かるような気がする答え。やっぱりファッションとかにはすごく興味があるらしい。
「海外遠征で気に入った国は?」との問いには、「フランスのお洒落な感じが好き」だそうです。ルーブル美術館も行ったそうで、モナリザは人多過ぎて遠くからしか見れなかったとか、コーヒーが小さいのが不満だとか。
「フランス語とか大丈夫なの?」と聞かれ、「いや、英語もフランス語もわからないんで適当に」ある意味凄いね。

***

「倉敷で好きな所は?」→「倉敷の全部を知っている訳ではないので……」
要するに、倉敷に住んでた高校の頃まであんまり遊んでなかったので、地元で遊ぶ所とかよく知らない、ということらしいです。
「家の近所とか好きです。田んぼとか」
あー、そうね。都会の建物が密集した所から田舎に帰って来て、田んぼとか見たらほっとするよね。……って。
その後、パーソナリティのお姉さんにしつこく「田んぼ」をツッコまれる。
よく遊びに行くのはカラオケで、友だちと結構長時間歌ってる。レミオロメンとか。
「ラップとか歌いたいけど、舌っ足らずなので歌えない」そうです。

***

基本的に、パーソナリティのお姉さんがしっかり下調べをしてネタを仕入れて来ていたようで、適度にツッコミ入れつつ間を持たせてくれて、とっても楽しく和気藹々と話が進んで行きました。上には書いてないけど、スケートの真面目な話もちゃんとありましたです。ジャパンオープンでの勝利には皆で拍手。

トークの後は写真撮影&サイン会。
抽選で10名様の方に一緒に写真撮影とサイン。100名様の方にサインと握手。
つまり彼は、110枚の色紙にサインして、110枚の抽選を引いて、10人と写真撮って100人と握手した訳です。結構ハードですね。お疲れさまでした。
私たちは結局どっちも当たらなかったけど、何となく最後までその場にいて見守ってしまった。
ちなみに抽選の時、前の方に陣取っていた熱心なファン(=若い番号)が中々当たらなくて、高橋くんもお姉さんも相当プレッシャーを感じながらやっていたのがおかしいような気の毒なような。
握手の時に、子供連れのお客さんには必ず子供とも握手していました。
お姉さん曰く、子供が来る度に「可愛い~可愛い~」って喜んでたらしい。子供は本当に好きみたいです。

***

話中に軽くよそ見てしててお姉さんにツッコまれたり、今度は逆にお姉さんを凝視し過ぎて「大きな目に吸い込まれそうなんですけど……私ばっかりじゃなくてお客さんの方を向いて喋って下さい」と言われたり、カメラを向けられるとびしっ!とピースして笑ったり、終始挙動不審で面白かったです。滑ってる時とギャップあり過ぎ。

でも何となく右脳(つまり、理屈より感覚)でもの考えてる感じとか、アスリートというよりはアーティストっぽい指向を感じる所とかは、やっぱりああいう芸術系かつ感覚的なスケートをやる人なんだな、と思いました。

これから彼が進んで行く道は決して甘いもんじゃないだろうと思うけど、本人はそこを歩いて行く覚悟を決めてるんだろうし、ここは一つ一応地元の人間としても応援して見守って行きたいと思います。

あと、できればいつまでもこのまま、天然な君のままでいて下さい。面白いから。

ムーラン・ルージュとフィギュアスケート

2006-05-17 23:00:43 | 日記
FOIで高橋大輔の踊る「ロクサーヌ」を見て以来、ロクサーヌが頭から離れなくなってしまったので、取りあえず『ムーラン・ルージュ』のサントラとDVDをレンタルして来てしまいました。

どっかで見た話だと思ったらこれ、「椿姫」をベースにしてるんですね。
ゴージャスだけどちょっといかがわしい19世紀末パリの雰囲気を前面に、渦巻くような赤・黒・金色の色彩が溢れる画面はわりとツボです。音楽の使い方も大胆(他の映画のテーマ曲とか堂々と使ってるし)。個人的にはマドンナの曲の使い方が面白かったです。「マテリアル・ガール」とか「ライク・ア・バージン」とか。
ストーリー自体は、要は「娼婦の恋」。恋しちゃいけない日陰の花が恋に落ちると大概面倒なことになるという吉原花魁物語なんですが。私としては、それプラスの、当時の「お金はないけど才能はある」若き芸術家たちの、表現することへの滾るような想いが強く印象に残りました。
ああいう風に「表現すること」に夢中になることを、私は忘れてなかったか?

「ロクサーヌ」は、曲だけ聞いても激しいですね。インパクトがある。
今の私には冷静に聞けない。

***

あ、ジャパンオープンも見ました(TVで)。チーム日本優勝おめでとうございます。
ニュース記事だけだと、まるで女子だけが活躍したかのようだけど、実際の試合を見た(TVでも現地でも)人たちは、君ががんばったのをよく分かってるよ高橋くん。
あ、メッシュが消えてたっていうの、あれ嘘でしたごめんなさい。
FOIの時は照明が暗かったから見えにくかっただけらしい。

最初から最後までやたら楽しそうでしたね。チームを盛り上げよう、ていう気持ちもあったのかも知れないけど。先にFOI見てたせいか、友だちいっぱいで嬉しくてはしゃいでるようにも見えました。本田くんがまめに弟妹の面倒みる良いお兄ちゃんに見えた、そんな日本チーム。

そしてあれ以来、今度はラフマニノフが頭の中をエンドレスリピート。

***

おまけ。
フィンランドのキーラ・コルピちゃんが噂通りの金髪美少女だったので、ちょっと思い出したフィンランドトリビア。
フィンランドは他の北欧の国と人種も言語もちょっと違う国。人口の大半を占めるフィン人のルーツは、中央アジアの辺にあるらしい。
故に、西洋人の割に東洋っぽい雰囲気のある顔だちで、日本人にとっては親しみやすい。そのクセ寒い国なので色素は薄く、日本人憧れの金髪碧眼色白がデフォルト。
……という訳で、日本人から見て「ステキ」と思う美男美女の多い国なのです。多分。

2週まとめてヒーロータイム

2006-05-15 21:45:30 | 特撮
■ボウケンジャー

先週:小林さんの女の子話。
一言で言うと、「社会人の『的確な判断』ってのはシビアなもんです」ということ。プロとしてのお仕事は甘くありません。気持ち云々の前に結果が第一。
メインは桃。彼女の判断に未熟な黄色が疑問を抱き、そこに赤がフォローを入れるという形を作っていちいち分かりやすく解説する辺りが小林さんっぽいと思いました。
桃が見違えるように有能です。赤もまるで別人のように良い上司です。
青と黒がヘタレているのはそういう回なんだから仕方ありません(青には一応、男の視点から「デキる女」を語るという役目があったと思うけど)。
風のシズカの、ちょっとダークな面が意外な収穫でした。役者さんは、こういう芝居もできる娘なのね。
それにつけてもミニスカはどうにかならなかったんでしょうか。

今週:青が女の子と絡む話。
青のキャラは前の分裂ネタよりもこっちの方が好みです。
かぐや姫になぞらえた謎解きも割と楽しめたし。セレネーと蒼太の、冗談なのか本気なのか利用してるのかされてるのか、な関係も私好み。
役者さんのアクションも相変わらずキレのいい動き。
しかしそれだけに、最後のオチをどうしたもんかと悩み中。
セレネーを準レギュラーにして話に絡ませれば、色々面白い展開が作れたと思うんですけどね。

……ええと、一応私、ボウケンジャーが嫌いな訳ではないですよ(嫌なら見ないし書きません)。でもやっぱり気になる。話全体に統一感がないというか、どこへ向かってるのか分からないのが落ち着かない。話に背骨がないような気がするんですが……。
ネタに融通が利くように、わざと「プレシャス」の設定をゆるくしてるんだと思うんですが、それが余計に話の得体の知れなさを加速しているような。


■カブト

井上脚本か。またか。
2話完結の1話めにはそれほど違和感はないんですが(あんまりストーリー上必要なさそうな、笑えないギャグシーンが混入しているのはともかく)、2話めになるとやっぱり「違う」と感じてしまいます。
天道が俺様キャラなのは番組を見ていれば誰にでも分かることですが、だからこそ実際の台詞に「俺様」なんて入れるのは野暮ってもんじゃありませんか?

一番のツッコミ所は、ノートPCを持ち出す加賀美くんでしょう。
普通の会社でやっても立派な情報漏えいにあたります。
ましてやゼクトは極秘組織。
その非情なまでに徹底された管理体制は、それだけワームの存在が脅威であり、それに対抗するために非情にならざるを得ないのだと理解してたんですが……。
本来なら加賀美君、その場で射殺されても文句は言えない立場だね。
……龍騎の芝浦ゲームネタの時にも思ったけど、この人結構メカオンチですよね。なのにすぐ知ったかしてネタにしたがるんだから……。

次回はゴンちゃんとトンボの話。今回同様、番外編だと思って流すことにしましょう。