よく寝た
2016-10-15 | 日記
きょうはちょっと寒くない…かな。
ふとんに慣れてきたのか、
さむさに慣れてきたのか、
前みたいに眠れるようになった。
というか、朝起きられなくなって困ってる。
ちょっと前まで、
おかしな時間に目がさめて困ってたのに。
ゆうべは「カリオストロの城」が、
もうすぐ始まるなあ、と思いながら寝てしまって、
起きたら終わってた。
かなしい。
まあ、何回も見てるけど。
でも、何回見てても、
また見たいって思ってしまうものは、
やっぱりすごいんだろうな。
「千と千尋の神隠し」までは何回でも見たい。
「ハウル」は微妙。
そうだ、原作の3巻、そのうち買おうと思ってたら品切れてた。
「ポニョ」はもういいかなって感じで、
「風立ちぬ」はまだ見る気が起きない。
意外と見たらおもしろいのかもしれないけど。
『「死に体」トランプ氏 それでも人気の理由』
っていう記事があって、
トランプさんが支持されている理由は、
「知的でない」「屈折した」「白人ブルーカラー層」と、
「強いはずのアメリカ」への「現状不満」
そして「発言が分かりやすく、ブレない」
「暴言と放言」という「エンターテインメント」なのだそう。
わざと目を向けていないのかどうかわからないけど、
一番大きいのは「ポリティカルコレクトネス」の問題な気がする。
もちろん、表現の自由は守らなくてはいけないけれど、
なにを言ってもいいっていうわけではないし、
人を傷つけるようなことを言うのはおかしい。
でも、逆に「ポリティカルコレクトネス」のせいで、
トランプ氏のような政治家が支持されているような気がする。
イスラム教徒を入国禁止にするとか、
メキシコとの国境に壁をつくる、なんてことは、
そもそもは飲みの席でのブラックジョークみたいなもんで、
アメリカがそういう軽口も自由に言えない国になってしまったことに、
問題があるんではないのかな。
だから「ポリティカルコレクトネス」を軽々と無視した発言をする、
トランプさんに支持が集まるような。
「正しさ」だけを求めることにうんざりしているようにも見える。
トランプ氏は芸能人で注目されているから、
いろんな発言が表に出ているだけで、
どうせほかの政治家は隠れてもっと悪いことをしているに違いない、とか。
そういう人たちにとってはいま新たに暴言が出てきても、
支持しなくなる要因にはならないんだろうし。
今回、トランプ氏は負けるような気がするけど、
次に出てくるのは、
わかりやすい悪役ではなくて、
もっと巧妙で人の心をつかむ、
「正しい」意見しか言わない人物だろう。
鳩山さんみたいな人かもしれないし、
池上彰さんみたいな人かもしれない。
日本でも重箱の隅をつつくようなあら捜しが流行っているし、
「なにかをしてくれる人」ではなくて、
「問題を起こさない人」を選ぶと、危ない気がする。
極端なことを言うと、大事なのは、
不適切な行為をしようが、
不必要な発言をしようが、
その人が政治家として国民のためになにをするか、なはず。
日本人はもうしばらくはだまされないとは思うけど、
アメリカ人はどうなんだろう。