さすがに休み明けの週。
疲れが出てるのか、
早めに寝たのに、時間まできっちり寝た。
でも、だるい。
わりと最近になって地元の図書館では、
マンガの棚が少しづつ充実し始めてて、
見るたびに新しい本が増えててちょっと楽しみ。
そこで見つけたのが「おじさまと猫」
この1冊読み切りで続きはないと思っていたので、
見開きの「同じ毎日が続くと思ってたのにゃあ」みたいなのと、
目次の下のほうにあるのをちらっと見てしまった「出会いと別れ」のせいで、
もう悲しい話と決めつけてしまってて、ちゃんと読めなかった。
まあいちおう、最後に安心したのでもう一回読もうと思う。
ピアノだったり、おじさまの仕事場だったり、家族だったり、
この作者の方、情報を小出しにしたりっていうのがうまいなあと思う。
2巻以降ではこどもたちの話もあるんだろうか。
あと読んだのは「誰も戦争を教えてくれなかった」
"毒舌"といわれてるけれど、地雷は決して踏みに行かないこと、
わりと左っぽいところから出てきたようなのに、
そこから距離を置いて右のほうともそんなに関係が悪くならずに、
まんべんなくメディアにぬるっと登場しているように見えること。
どういう人なのか気になったので読んでみた。
(+数字)というのがなんなのかわからなくてとまどう。
あとで明かされるけれど、それに意味があったのかわからず。
結論はわりとありきたりで、知らないことを認めよう。
誰も別に、知ってるふりをしてるつもりはないのだろうと思う。
それこそ「小さな記憶」は聞かされている人も多いはずだし、
それで、全容を知った、と思える人も多くないはず。
そして「小さな記憶」を取りまとめたところで、
「大きな記憶」にまとめることもできないように思う。
でも、まとめる必要ってあるのかな。
それを「歴史認識」と呼ぶのかもしれないけれど、
少なくとも、日本はあの戦争が終わってから一度も戦争をしていないし、
できるかぎりの戦後補償はやってきたはず。
きちんとそれが国民に伝えられた相手国とそうでない国の違いはあるだろうけど。
それを日本企業が受注したことに批判があるかもしれないけれど、
結果として相手国のインフラが整ったのなら問題ないのでは。
自分から宣伝するのは違うかもしれないけれど、
妙な言いがかりに対してはしっかり対応するべきだと思う。
大事なのは、これからどうするべきか、なのではないのかな。
最後の対談は蛇足だと思う。
「100分de名著」やっと見たけど、
この番組、思想に合わせて本を読み説いてる感じ、
我田引水がだんだんひどくなっているような。
似た者同士から排他性や差別。
飛躍がすぎるのでは。
同質社会からトランプ大統領も…
同質社会に対して多様性を認めた社会、と言いたいのかもしれないけど、
同じ意見の人だけで集まって過激になって反対意見の人を攻撃するのは、
「反差別」「リベラル」を掲げる人も変わらないし、
反対意見の存在すら認めないのは、むしろ「リベラル」という印象。
翻訳家の方、初めて聞いたかと思ったけど、
トマス・H・クックはひょっとしたらどっかにあるかも。
読んでないけど。
オリンピック中止、で盛り上がってる人もいるみたいだけど、
むしろ、報復のためのような訴訟手続きなんて、
文明国として洗練されてるイメージだった国がやることが、
まるでどっかの巨大な"発展途上国"のように野蛮、ってことの方がおどろき。