涼しいかなあと思ったら、暑い。
そして、また夕立ち。
こわいくらい降って、あっという間にやんだ。
せっかくの土曜日で、ゆうべは夜ふかししたら、
バカみたいに早く目がさめる。
しょうがないなあ、と思って、午前中はちょっといろいろごそごそしたら、
昼ごはん食べたら寝てしまって、起きたら夕方。
なにをやってるのかわからん。
「机上の空論城」見た。
なんていうか、がんばってるんだなあって感じたら、
次にTVで見たら親近感がわいて応援しようって思う。
天才ピアニストの方、病院でいらっしゃったら安心する人。
で、録画してた「ベストヒットTV」を見る。
マルーン5、むかし好きだったなあ。
そのころ、日曜出勤でたまたまラジオで"Sunday Morning"を聞いて、
次の日くらいに探しに行った記憶がある。
そのアルバムはいまでも聴きたくなるけど、
ゆうべ聴いた新曲はたぶんそんなでもない。
音楽にしても、本にしても、映画にしても、
その作者のものをぜんぶ好きにならなければいけないわけではないし、
作者は絶対にファンが気に入るものを作らなければいけないわけでもない。
アーティストはもちろん、受け手の側も常に変化していく。
変わっていくことが悪いわけではないし、
趣味が合わなくなったからって嫌いになる必要はないし、
夭折すればいい、なんて思うこともない。
まあね。
若くして亡くなったことで伝説になった人たちの中には、
若くして亡くなったから伝説になった人もいるだろうし、
逆に若くして亡くなっていれば伝説になっただろうって人もけっこう思い浮かぶ。
だからって、死んでればよかったのになってわざわざ言う必要はない。
『ユーミン罵倒発言の的はずれ。安倍夫妻とは昔から仲良しなのだが…』
こういう記事があった。
知性がどうとかっていうことよりもこわくなったのは、
自分たちが憎んでいる人と「交友関係があるだけでも罪」と、
考えることの幼稚さと怖ろしさ。
「○○ちゃんとしゃべったら仲間外れ」っていうレベルのことを、
大学講師の人がやってしまう。
そして、それを正当化したり、支持して煽る人たちがいること。
まあ、この記事に全面的に賛同するわけではないけれど。
この方、こういう記事も書いてるみたいだし。
『星野源に便乗した安倍首相、炎上の根にある“文化レベルが低い首相”問題』
これもちょっと…
ユーミンさんにしても、星野源さんにしても、
わりと、一般的でポピュラーなものに“便乗”するのに、
“文化レベル”の高低が関係あるんだろうか。
「アメトーーク」の○○芸人みたいなマニアックさを求められるところに、
知ったかぶりのにわかで参戦するのとは違うんだし。
そして政治家に、文化や芸術への理解の深さが必ずしも必要とも思わない。
まして、マニアックな趣味があればいいわけではないし、
『いい音楽や本を知っている』ことをアピールする必要性もない。
この記事にある『「映画好き」を自称する安倍首相が観た作品リスト』を見れば、
「学生のデート以下」どころか、マニアックではない「ふつう」の映画好きで、
むしろ「ふつう」の「ポップスター」に親和性があってもふしぎではないような。
あるアイドルの女の子が、両親にCDをもらった、って、
ブログにのせていた画像を見て、ある人が、
『こんなにかっこつけてないCDコレクション 逆にかっこいい』と書いていた。
安倍さんのリストにある『学生のデート以下』の映画を見ることについて、
あれこれいうことは、逆にかっこ悪いと思うし、
『学生のデート以下』の映画とされるものを見たって、素直に言えることは、
やっぱり、逆にかっこいい、のでは。
アメリカの警察のリソースの問題はよくわからないな。
日本とは文化も制度も違うのだし、同じ目線で語っていいものか。