またゆうべは寒くて寝られなかった。
うちの給湯器は正確に何度かは知らないけど、
ある温度から温度が下がると、凍結防止用のなにかが動き出しはじめる。
ものすごいあやふやな情報だけど、雪のマークが点灯するから、
そういう機能が働くほど寒いんだなあ、ってことだけははっきりしてる。
だから、ゆうべはけっこう寒かったんだろうな。
ヘンに意地を張らずに、ふとん乾燥機使えばよかった。
最近、目覚ましがわりに「がんばれ!蜘蛛子さんのテーマ」を聴いてる。
ささやくような歌声もきらいじゃないんだけど、
ほんとにおなかから出てる声はもっと好き。
「じゃないんだよ、なんだよこれ」っていうのが最高。
たぶん、やけくそも含まれてるけど、
まあーポジティブで、朝から勢いをつけるにはちょうどいい。
で「蜘蛛ですが、なにか?」見たら、
エンディング変わっててすごいがっかりした。
同じようなテイストでもっと強力なのがよかったなあ。
「ゲド戦記」はつけたまま寝た。
「シュナの旅」は持ってるし、
「ゲド戦記」を読みたくなったら図書館で借りる。
そうだ、だいぶ前に初めて読んだときは書架になくて、
検索したら、いちいち紙に書いて書庫から出してもらったっけ。
いまはふつうに書架にあるんだっけか。
ル・グィンはハヤカワ文庫から出てるのを、
見つけたら買ってた時期があって、けっこうまじめに読んでた。
ハイニッシュ・ユニバース、みたいな、
同じ世界を描いた連作ものはもともと好きだったから、
「闇の左手」から読み始めて「夜の言葉」とか、
「空飛び猫」とかも好きだった。
「ゲド戦記」はハードカバーしか出てなくて買えなかった。
そのあとハヤカワから出てたのを買ったと思うけど、
「辺境の惑星」とか、サンリオSF文庫はもっとびっくりするくらいの値段だったっけ。
被害者を自称する人の証言だけで、
誰かをつるし上げるのはすごく危険だと思う。
自分が不利になる証言をするはずがない、っていう意見もあるけど、
人の価値観なんて千差万別。
誰かをおとしめるためならなにをしてもかまわないという人がいても、
なにも不思議なことはないし、
その証言をすることでほんとうに利益がないのかどうかもわからない。
「弱者」の証言だから真実に決まってる、というわけではないし、
週刊誌やマスコミにリークしてないから本物というわけでもない。
それこそ、何年も前のゴシップ記事と一致してるから信憑性がある、とも言いきれない。
記事に合わせて証言をしてる可能性もないとは言えないのだから。
この、いまのところ、あやふやなものでしかない、
一方的な「証言」だけでも、好感度を落とすには十分だし、
悪いイメージも簡単につけられる。
もしガセだったとしても、ターゲットにされた時点でもう、
否定しても、反論しても、無視しても、勝ちはない。
おそろしい世の中…