クレモナのヴァイオリン製作学校に行ってみた。
門が閉まっていたけど、柵の間から中をのぞいてみる。
中庭の写真がこれ。
ここでヴァイオリン製作の勉強してるのか。
それから、せっかく頂いたので
ヴァイオリン制作者の方の住所を眺めて
行けそうなところを探してみた。
日本人の方も何人か名前が載っていたので
もらった地図と住所を見比べていたけど
電車の時間が近づいているし、
突然行くのは失礼だと思ってやめた。
でも駅へ向かって歩きながらきょろきょろしていると
バイオリン工房を見つけたりして
興奮していた。
クレモナの駅についてホームに行くと
なんと
あの4人のおじさんおばさんと案内の人がいた。
同じ列車なんだ。
先程のお礼も言いたかったので声をかけた。
「ありがとうございます。
ヴァイオリン製作学校に行きました。
あの、ヴァイオリン製作されていらっしゃる方ですか?」
「はいそうです。」
「あの、私のヴァイオリンは安いものなんですけど
それを取り寄せてくれたバイオリン製作者のAさん、
クレモナで勉強された方なんです。」
「えっ!Aさん?ああ、懐かしいな。
僕、ここでは古い方なんだけど、
Aさんは僕の先輩で昔よくワイン飲みましたよ。
なんだ、そうか、Aさんの知り合いか。」
と、偶然にもすごいつながり。
びっくり
そしてやってきた電車に乗り、
4人のおじさんおばさんの近くに座った。
どうやらその中の一人のおばさんが
元音楽大学の先生で昔イタリアに留学していた方らしかった。
ヴァイオリンでは無い様子だったけど
昔の留学先の大学を訪れたついでに
クレモナに来てみたようだった。
1時間少しでミラノに戻れるはずの列車は途中で止り、
1時間以上も停車し続け、
その間、何の説明も無く
かなり遅れてミラノに着いた。
ふしぎな、不思議な旅だった。
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