![]() |
夢見る黄金地球儀 (ミステリ・フロンティア) 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2007-10 |
今日読み終わった本は海堂尊『夢見る黄金地球儀』。
『チーム・バチスタの栄光』は私の中で今一番読みたい本である。
その作者の新しい本なのである。
読み終わった後は『ジハード・ダイハード』という言葉を
言いたくなるに違いない。少なくとも私はそういってニコッと笑った。
好きな作家の作品は発売された順番に読みたいけど
図書館で借りる身の私は贅沢は言っていられないのである。
ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズは
発刊された順に読む為に、中野・新宿・渋谷の図書館を
結構時間をかけて探したけど、それが出来たのは
1973年からシリーズが始まっていたからだ。
流石に人気のあるシリーズとはいえ、30年前の本は
他の人が借りている事はあまり無いので、本が置いてある事さえ
判れば、予約などせずに借りられるのである。
で、私の図書館の利用の中には『予約する』という機能を
あえて使わない事にしている。私だけの中のルールである。
まぁ、本も『縁』である。図書館に行って、あいうえお順に
作家の棚を見て行き、好きな作家だけでなく
一冊づつタイトルを見て行き、『借りよう』と思った物を
手に取るようにしているのである。それが『縁』だ。
私だけのルールのはずなのに、逆の流れで来る人とか
思いつきで本を探している人、ようは自分の流儀とは違う方法で
棚を歩いている人を、『邪魔だなぁ』って思う所が
まだ、人間として出来ていない所である。
まぁ、思うだけで口にも態度にも出さない所は大人である。
わりと、世の中というのは口に出さないという事が美点であるような
所があるものである。
わがままな私としては口に出してもかまわない範囲を拡げたい。
特に言い訳だけでも聞いて欲しいものだ。
他人の事を勝手に決め付ける人種は意外と多いのだ。
で、私は絶対に過小評価されるように振舞ってしまうのだ。
その辺の言い訳が言えたらなぁ、って自己分析しているわけですよ。
これって、ほとんどの人に当てはまる事だと思います。
だから私は他人を過小評価出来ないんです。
過小評価しなければならない場面とか、時々はあるんですけどね。