啓蒙的なコメントの相手に少し疲れました。
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5月30日 ぜんせき
一番の課題は経営維持 元売り販社問題も俎上
消防規制強化対応SS地下タンク支援 タイムリミット迫る
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月刊ガソリンスタンド(本)を読むと凹む・・・って前にも書いたね(^^;
(前回は「なぁ~んだ、大手の2者店か」っていうオチだったけど^^;)
でも、基本的にはこの本で紹介されているお店は素晴らしいお店ばかりで、紹介されている人物も尊敬できるような方ばかりです。
頑張って成果を上げている姿に、自分自身が恥ずかしくなる。
こうちゃんにそう言ったら、「そらしゃーない。人には向き不向きがある」と。
・・・納得。
ドレンを回す力もない、タイヤのバルブキャップを閉めるのも苦労するような不器用人間で、接客も苦手意識を持ってるし、怒りんぼだし、道を訊かれても知らないし、方向音痴だし・・・
何でガソリンスタンドで働いてるのか、働けているのか、ほんとに不思議。
でもこんなmasumiさんが店番をしているようなガソリンスタンドでも、“系列100%仕入れの油外じゃなくて油内”で存続させてもらえるだけのお客さんがある...不思議。
多分運が良いんだろうな。
この立地が良かったんだろうな。
ううん、今はそうでも、
規制緩和以前の、ここまで疲弊する以前の、こうちゃんや当時の社員さんたちの仕事ぶりの賜物なのかも知れない。
言ってみれば“余力”とか“惰性”?
兎に角、
一番の課題は経営維持だ。
油外商品(作業)の注文を「今、主人がいないので出来ません」と断るような店であっても、「ガソリンスタンドはガソリンスタンド」だ。
「(一人で店番しながらでも)オイル交換くらいしなさい」と言ってくれる同業者の方もあるけど、整備は他にお任せします。
「油を売るのがガソリンスタンドだ」と、今は開き直るしかない。
仕切り格差とか系列内格差が無くなって、マージンが回復して、以前のように社員を雇えるようになれれば。
と、そう思う。
そして、
月刊ガソリンスタンドに業界アナリストの方が「約半数が赤字といわれて久しいが、それが実際の企業経営の結果かどうかは疑わしい」と書かれていたけど。
(※同族会社なので実際には働いていない家族に役員報酬を払うなど)
5年ほど前にメール等でやり取りさせて頂いていた方からも、「当店はギリギリ赤字」に対して「上手にやられている」と返信された方もいますが。
確かに規制緩和以前は節税対策が必要な利益がありました。
でもそんなもの一体いつの話でしょう。
今でもそんな3者店もあるのかも知れないけど、本当に身銭を切りながら続けている3者店もあるのです。
これまで高度成長を支えて、徴税施設として、何より地域への供給責任を担って自己資産まで投入して真面目にやってきたにもかかわらず、理不尽な仕切り格差で廃業を選択せざるを得ない場合には、地下タンクの撤去費用の補助は少し手厚くしてほしいな、と思います。
“税金”が消費者の反感を買うのであれば、
(補助金は、だけど、国民が知らないだけで、どんな業界にも出ていますね)
(これに対しても賛否両論あるでしょうが)
元売にそれを望みます。