昨夜、「アメリカン・ギャングスター」を鑑賞して、夜中に戻ったら雨(少し雪まじり)だったので、家の前に停めて朝方にでも自分の駐車場に戻すかと考えていたら、朝起きたら埋まってる・・・
動かせないので、このままだ・・・雪の勢い衰えず・・・
映画は良かったですよ。
まれにみるハリウッド・・・というよりアメリカ映画といいたいです。
アメリカの抱える問題・・・麻薬・犯罪・女・家庭崩壊・汚職・人種差別・金・格差・戦争、こういう60年代後半からの問題点がよく分かります。
観れば分かりますが、これらがごっちゃになって訳がわからなくなっている訳ではないのがいいです。
柱はしっかりしている・・・そんな印象です。
麻薬の犯罪もさることながら、権力側の汚職という犯罪。
この二つがどう帰結するのか、見入ってしまいました。
マフィア映画とは違う見所のある映画でした。
実在した人物の話ですが、脚色してあるにしろ、重要な場面で教会での神聖な儀式をもってくるあたり、「ゴッドファーザー」を思い浮かべます。
注意点は、邦題だけみると、ギャングのスター・・・何か華々しいギャングの中の
人気者かと思いたくなりますけど、よく原文みると「AMERICAN GANGSTER」です。
STARのスターではない。
何だろうと思って STER を調べると、「する人」とかいう人という意味があるので、ギャングをする人ってことになる・・・GANGMENとかではない。
語学はだめなのですが、ここでSTERという語を使った場合のニュアンスとかがあるに違いない・・・
カタカナや音声だけだと、勘違いして観に来る人がいるかも??
確かにいい訳語はつけにくいけど・・・
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