maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 



三島由紀夫に言わせれば、戦後すぐにおかしくなっていたのだろうな。
個人的にみて、勢いがついたのは、小泉政権の頃からだったと思う。
助走で森内閣があったけど、まあ急に胡散臭くなっていった。

今からでも遅くない、
保守って何?
リベラルって何?
アベは、小池は、保守じゃない?
もはや共産党が保守に見える!
リベラルってなんだ?左翼とは違うのか?
そんな疑問は少しでも解消しておきましょう。

違いが分からなくても、ある程度の感性があれば、
いい政治家かどうか判断できる。
でも残念ながら、日本人は、考える事を放棄した思考停止人間が多いので、
今のような政治状況を作ってきた。

テレビを見て、あんな政治家くそくらえ、とか、悪態をつくのはいいけど、
その責任の一端は、そんな国民にあるわけです。


安倍でもわかる保守思想入門
適菜 収
ベストセラーズ



続編になるのか、安倍でもわかる政治思想入門もあるので、
この人物について、言ってる事おかしくないかと思ったら、
確認してみてはいかがかと。




ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒 (講談社+α新書)
適菜 収
講談社


同じ著者ですが、ニーチェ関連の本が目立ちますが、
三島の誤解を解き、そこから、保守とは何かを探るのも良いです。
確かに、あまりにも壮絶な最期で、印象が強烈過ぎの人でした。
それが無ければなとも思いますが、とはいえ、死して影響力が増したのかも。
保守が新米保守を意味するようないい加減な現実のなか、
三島由紀夫の事をより知る事は良い事です。

昔、小林多喜二の蟹工船が話題になりましたが、そろそろ三島の出番ではないかと。



ザ・議論! 「リベラルVS保守」究極対決
井上 達夫/小林よしのり
毎日新聞出版



リベラルと保守の立場から、憲法や天皇制などについて、
議論していく過程で、実はそんなに変わらないのではないかという興味深い本です。
左翼がリベラルという言葉を使い始めた事から、世間のイメージは定着。
一方、右翼は新米保守が幅をきかせた自称保守となり、
この両者が、右からも左からも歓迎されていない共通点が、
今の日本における思想の混乱を表していると思います。
憲法9条削除論についても細かく触れられています。
憲法と聞くと条件反射で「守れ守れ!」と言わず、読んでから判断すべし。
今のままだと、それはそれで危険なのですよ。

他、井上達夫著の、リベラルの事は嫌いでもリベラリズムの事は嫌いにならないでください、もありますね。


ゴーマニズム宣言SPECIAL 民主主義という病い
小林よしのり
幻冬舎



国会前、デモで民主主義を守れと言うのは聞こえは良いのですが、
民主主義は絶対に正しい価値でもないし、むしろ独裁の温床にもなるし、
共産主義にも繋がるし、怖い思想なのですよ。
どれくらいの人が認識して騒いでいるのか・・・多分、何となくでしょう。
民衆は愚かなので、正しい判断は出来ないのが現実でしょう。
ヒトラーも誕生する訳です。


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