他人の目

どのように生きていくか、或いは死ぬか、
誰しも少しは考えている。
生きる上で、詰まらないプライドは捨ててしまえという事は
一度は聞いた事はあると思いますが、捨ててはいけないものもある。

生きる上で、譲れない何か・・・
それを譲る事を考えただけで、激しい抵抗感があるもの。
地位や名誉ではなく、もっと根っこにあるもの。

言え、と言われても、言えない事。
言うな、と言われても、言わずにおれない事。
するな、と言われても、しなければならない事。
やれ、と言われても、できない事。

こういう事って、それを敢えてやろうとすると、
凄いストレスを感じるはずです。
心の声で、嫌だという拒否反応が出ます。

ワクチンや、ワクチンパスポートって、まさにこれなんですよね。
コロナ対策だってそう。

処世術として、そういう考えを捨て去るというのもありますが、
捨てすぎると、人でなくなる気がする。
変なプライドを捨て、分からない事は聞くとか、まねるとか、
それで得るものが大きい事があれば、成り立つ術です。
ワクチンで得る物は、現時点では他人の評価だけ。
マスクを外すのが嫌だというのも同じ。他人の評価で生きる事。

上手い事言えませんが、生きる事についての何か・・・
それを考えないで生きる事は、動物的な生き方になってしまう。
彼らは、本能で食べたり寝たり逃げたり行動したりするだけだから。
余計なプライドもないし、悩みもない。考えない。

多くの人は、恐怖感を煽られて、あまりにも簡単にいろんな事を捨て去る人が多かった。
日本人の接種率が凄いのは、日本人が優れている事を意味しない。
思考停止しているので、大事なものを考える際のバランスがおかしい。
或いは、考える際の評価軸とか、根本になるものがない。

まあ、ワクチンを喜んで打つ人もいる訳で、それはそれで、その人の生き方。
健康で、病気なんかしたくない。長生きしたい。
という事が全てに優先なのだと思います。
大半の人は、そう考えているような気がする。自分の親も含めて。
ただ、どう生きるのか、どうより良く生きるのか、とう点が欠けている・・・・
これは、危険な事に繋がります。
健康や長生きより、もっと大切な事があると思っていますから。