最近、というか、先週大阪に出張に行ったときに買った、
副島隆彦著「ドル覇権の崩壊」を読んでいましたが・・・
昔、手っ取り早く国が設ける方法に、悪弊・・・つまり、材料をごまかして作った貨幣を世に出してしまう事が、世界中であった訳ですが、現代におけるドルが、それにあたると・・・
じゃぶじゃぶお札を刷って、ばら撒いて、いまドルの信用が失墜しかけているところに、住宅バブルがはじけている・・・
ユーロが相対的に強くなるのもわかる。
機軸通貨たるドル。それを刷る国の途方もない利益・・・
湾岸戦争は単に石油が欲しかっただけではない・・・
石油の取引は全てドルだし、海外から何か買うときに、自分で刷っちゃえばいくらでも買える。
それに甘んじていたアメリカ国民の体質・・・
そらあ、豊かになるわけですよ。
最近ね、私の会社は輸入物を扱うわけですが、アメリカからはいい製品が出てこないんですよ。
(分野にもよるかもですが)いい技術を持った製品は、カナダ、ヨーロッパが多いですね。
アメリカはダメ。私はそれを戦争なんてやってるから、としか思ってませんでしたが・・・
6カ国協議に力が入ってないのも、なるほどね~という感じの本でした。
ただ、あっちが崩壊するのはいいとして、その影響は受けてしまう・・・覚悟がいりそうです。
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