・All The Time - The Temptations
2010年の"Still Here"以来、8年ぶりのNewアルバム。
前作は、オリジナルアルバムでしたが、
2000年代後半には、2枚、カバーアルバムをリリースいていたTemps、
今回も、オリジナルの新曲が3曲入っているものの、
他7曲が、カバー曲で占められたアルバムになっておりますね。
で、今回は、Sam Smithに始まって、
The Weeknd、Ed Sheeran、Bruno Marsといった、
現代の人気者たちの、その代表曲をカバーするという、
Tempsにとっての、初の試みとなったアルバムになっていますが、
これが、想像していた以上に、いいんですよねぇ。
メンバーは、Otis Williams以外、変わってはいるものの、
キャリアは半世紀を超える、大ベテラングループと、
現在活躍するアーティストたちの楽曲とがつながる瞬間が、
とても、ゾクゾクする感じで、心地よかったです。
その他3曲は、Maxwell、Michael Jackson、
John Mayerの楽曲のカバーで、Michaelの"Remember The Time"だけ、
ちょっと年代が違うので、浮いている感じも少ししますが、
John Mayerの曲のチョイスなんて、まさにグッジョブ!で、いいですね。
オリジナルの楽曲の中では、アルバム最後の、
"Move Them Britches"がよかったな。
曲は、オフィシャルで公開されている、The Weekndの"Earned It"にしました。
マイケルのカバーは如何なものなんだろう?
カッコいいアレンジのダンストラックになっていると思いますよ。
アップなカバーナンバーが欲しかったんでしょうかね。
オリジナルで全曲かためてほしかったですが、これはこれでありかなと。余生を気楽に歩んでほしいですw
もしかしたらTerry Weeksがこれから長く在籍するかも。アリオリ級のエグいリードボーカルの存在をオーティスはもう求めていないかもしれません。
気がつけば、Tempsといえば、この声になってきていますね。
最近、このアルバムを聴いたあと、
続けて、Bruno Marsの"24 Magic"のアルバムを聴くのが、
マイブームになっています。
なんか、いろんなものを超越する感じがして心地いいです♪