・❤ - Michael Buble
メジャーデビュー前の2枚を入れると、ちょうど、
10作目にあたる、スタジオ録音アルバムのようですね。
2年前にリリースされた前作"Nobody But Me"は、
発売された直後に、息子さんに、重篤な病が見つかって、
そのサポートに専念することとなったため、
大がかりなプロモーションもできず、ツアーもなく終わったせいか、
セールス的には、かなり物足りない数字だったのですが、
無事、息子さんの病も快方に向かい、活動再開を発表し、
2年ぶりにNewアルバムをリリースしてくれました。
順風満帆のようにも見えるブーさまの音楽活動ですが、
その前には、のどの手術もあったし、
けっこう、苦労もされております。
で、アルバムのほうは、メガヒットになった
2011年の"Christmas"以来となる師弟コンビ復活で、
David Foster師匠を、プロデューサーの一人に迎えておりまして、
音も、今までのアルバムの中でも、もっともクラシックな佇まいで、
スウィングジャズ調のカラーで統一されている感じです。
今回も、スタンダードナンバーと、書下ろしの新曲とか混ざり合っておりますが、
書下ろし曲も、今作では、ポップさもほどほどで、
クレジットを見て、あ、この曲、新曲なんだ!と確認したくらいです。
でも、"Unforgettable"や"La Vie En Rose"なんて、
かなり凝ったアレンジで楽しませてくれますよ。
しかし、曲は、そんな中でも、この曲は、さすがに新曲とわかる、
Charlie Puthが曲作りとバックボーカルで参加している、
"Love You Anymore"を選びました。こういう世界も、やっぱりいいです。
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