probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1986~

2012-05-26 13:54:07 | 懐かし洋楽
今回は、1986年の今ごろチャートインしていた曲、Diana Rossの"Chain Reaction"です。
この曲もまた、ギブ3兄弟が作った曲でしたねぇ。(Pop #66)

もともとは、1985年リリースのアルバム"Eaten Alive"から、
同年に、タイトル曲に続いてシングルカットされた曲でしたが、
ダイアナ×ビージース×マイケルの組み合わせで期待されたのに、
チャート的には、大惨敗だったタイトル曲に続き、
この曲もまた、Popチャートで95位、R&Bチャートでは85位どまりと、
かなり寂しいチャート成績で終わっておりました。

しかし、それに反して、UKチャートでは大人気。
こちらのほうが、1stシングルとしてカットされ、
"Upside Down"でも、"Endless Love"でも1位になれなかったイギリスで、
堂々、No.1になってしまったのでしたね。

で、その勢いを駆って、リミックスが施され、
アメリカでも86年になって再リリースされましたが、最高位は66位。
期待された、84年の"Missing You"以来のTop40入りはならず、
結局、それ以降も、ダイアナさんの曲をTop40で聴ける日は来ておりません。

80年代前半は、ダイアナ、バーブラ、オリビア、
さらに、ドナあたりの世代の女性シンガーがヒットを飛ばしあっていた華やかな時代でしたが、
半ばになると、マドンナ、ホイットニーの登場に、ジャネットの覚醒などあって、
米国チャートは、大きく世代交代が進んだ時期で、
前出のアーティストたちは、皆それぞれに、苦戦を強いられるようになった時代だったですね。



http://www.facebook.com/DianaRoss
Official Diana Ross Facebook Page

おひさしブリーフな新曲2曲。

2012-05-25 09:48:16 | 最近の洋楽
gooブログは、YouTube動画以外、埋め込みができませんゆえ、
興味ある方は、曲名のリンクをクリックして聴いてみてくださいませ。

まずは、来月20年ぶりのソロアルバム"Analog Man"をリリースします、
Joe Walshの、そのアルバムからの先行カット"Lucky That Way"です。

まあ、アナログマンってくらいですから、奇をてらったところはなくて、
ちょっと、Joe Walshにしては、普通かなぁ・・・なんて。


・Analog Man (+DVD) - Joe Walsh

2曲目は、9年ぶりくらいのNewアルバムになるのでしょうか、Cy Curnin率いるThe Fixxの、
7月リリース予定の"Beautiful Friction"からの先行曲"Anyone Else"です。

こっちも、ちょっと普通かな。(^_^;)

80年代の活躍ぶりを知ってると、ちょいさびしいですが、
彼らは、解散もせず、マイペースにやってます。
メンバーチェンジもしてないんじゃないかな。


・Beautiful Friction - The Fixx


(新)ベストアルバムを語るわよ!(19)

2012-05-23 19:45:53 | その他のCD

・The Best of Phoebe Snow

1981年にリリースされていた、フィービ・スノウのベスト盤です。
彼女も昨年、この世を去ってしまったんですよねぇ。

また、昨年は、震災復興大臣になられた方が、
態度がデカいということで辞めさせられたなんていう、お粗末なことがありましたが、
その辞任会見のときに、彼女の名前を出していたのですが、もう誰も覚えてないか。(^_^;)

あまり、好きなミュージシャンについて語る政治家って見たことなかったので、
ちょっと、親近感を抱いちゃったりもしたのですが。(笑)

さて、フィービ・スノウといえば、何と言っても、1975年の大ヒット"Poetry Man"ですが、
"Poetry Man"を聴いたのは、けっこうあとになってからで、
最初に彼女の名前を知ったのは、やはり1981年に発売されたアルバム"Rock Away"からカットされた、
"Games"という曲が、チャートに入っているのを見たときだったと思います。

アーティスト名と曲名が、なぜか、やけに気になっていたのですが、Billboard最高位は46位。
たしか、日曜夕方6時のNHK FMでもかからなくて、結局聴けないままになってしまい、
また、この"Rock Away"というアルバムは、現在まで一度もCD化されていないせいか、
ネットでも、なかなか、聴けるサイトが見つからず、じつは、つい最近まで聴けなかったのですが、
願いをかなえてくださる方は、やはりいらっしゃるもので、
先月、やっと、YouTubeにアップされた曲を聴くことができました♪

で、"The Best Of..."のほうは、"Rock Away"がリリースされる前の発売でもあるため、
"Games"は収録されておりませんが、"Poetry Man"以外にも、名曲がずらりで全10曲収録。
その中から、ポール・マッカートニーのカバーで、UKで、ちょっとヒットした、"Every Night"をどうぞ。



こちらは、"Games"。

"Heartbreaker"

2012-05-22 08:29:30 | 同名異曲
順番からいくと、同名異曲の回ではないのですが、
今回は、ロビン・ギブ追悼で順番を変えます。同名異曲"Heartbreaker"です。

"Heartbreaker"も、ホント名曲が多くて、
古くは、Led Zeppelinから、わりと記憶に新しい(でも13年前。(^_^;))ところでは、
Mariah CareyのNo.1ソングまで、いろいろありましたが、
自分が一番好きな"Heartbreaker"は、やはり、Dionne Warwickの1982年の大ヒットのあの曲です。

Bee Geesのメンバーが関わった曲としては、きのう話題にした"Woman In Love"と双璧の、
名曲中の名曲といっていいと思いますが、"Woman In Love"の曲作りには参加していなかった、
2003年に他界したモーリスも関わっていて、3人の共作だったようですが、
今回は、2001年にリリースされた彼らのベスト盤"Their Greatest Hits: The Record"に収録されたバージョンで、
Bee Geesのメンバーとしてのロビンを偲びたいと思います。



もう1曲の"Heartbreaker"は、1979年から80年にかけてヒットした、
当時、ロックをやってた女子なら、一度はコピーしたでしょ?と思われる、Pat Benatarのバージョンにいたしました。
昨年の彼女のLiveパフォーマンス映像があったので、貼り付けてみたいと思います。
曲の途中に、Johnny Cashの曲"Ring Of Fire"をはさむという、凝ったバージョンになっていますね。

彼女も、そろそろ大台に乗らんとする年齢になっているようですが、
この夏は、JourneyとLoverboyとのツアーが控えているということで、まだまだ元気いっぱいみたいです。


Robin Gibb

2012-05-21 10:13:57 | R.I.P.
ほんとに、なぜこうも続く。ディスコブームの立役者のひとりが、
ドナ・サマー死去の衝撃から1週間も経たないうちに・・・。

まあ、ロビンの場合は、闘病中だと公表されていましたので、
ドナの時のような驚きはありませんでしたが、
それでも、ちょっと持ち直したような情報が入っていたので、とても残念です。

まさか、ギブ4兄弟の中で、自分がひとりになってしまうとは思っていなかったであろう、バリー兄さんや、
ドナに続いて、自分とは縁がある人を続けて亡くした、バーブラは、
大きなショックを受けていることと思います。
あの名曲"Woman In Love"は、バリーとロビンふたりの共作だったですもんね。

で、追悼の1曲は、1984年のソロ中ヒット"Boys Do Fall In Love"です。

お兄さんのバリーも、ソロアルバムは出していましたが、
あんまりやる気がなさそうだった兄さんに比べて、ソロ活動にも積極的だったのがロビンで、
70年には、すでに最初のソロアルバム"Robin's Reign"を出し、(この時期、ビージーズから離脱してたみたいですね。)
そこからのシングル"Saved by the Bell"をヨーロッパを中心に大ヒットさせているのですが、
さすがにそちらは、リアルタイムでは聴いていませんので、こちらの曲にいたしました。
ビルボードPopチャートでは、37位まで上昇しました。

いかにも80年代半ばという、ポップで軽い曲調ではありますが、
キラキラして楽しかった時代が、また遠くなっていくことを実感して切ない限り。



http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPTYE84J01420120520
ビージーズのロビン・ギブさん死去、62歳(ロイター)