probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

(新)ベストアルバムを語るわよ!(114)

2016-09-04 09:57:07 | その他のCD
今回の『ゴーストバスターズ』を観るとき、気になっていたのは、
Ray Parker, Jr.が歌うテーマソングが、
どのように使われているか?ということでありました。

まあ、新しいサントラ盤にも収録されておりますので、
当然、いろいろと曰くつきの曲にはなったものの、
しっかり使われてはいたのですが...
なんかちょっと、どうなのよ?って感じでしたね。(^^;)

で、Ray Parker, Jr.のベスト盤"Greatest Hits"。


・Greatest Hits - Ray Parker, Jr.

1993年に出ていた盤。中古屋でもよく見ますので、
何種か出ているうち、CDとしては、もっとも流通した盤なのではないかと思います。

ただ、Raydio、Ray Parker, Jr. & Raydio時代を含めて、
全盛期を過ごした、Aristaから出ているため、代表曲は、ほぼ網羅されているものの、
87年にGeffenに移籍してリリースしたアルバム
"After Dark"から選曲されてないんですよねぇ。

まあ、大ヒットにはならなかったアルバムではありましたが、
シングルカットされた、"I Don't Think That Man Should Sleep Alone"と、
Natalie Coleとのデュエット"Over You"は、日本でも人気ある曲なので、
その点が、ちと残念な気がする盤でもあります。
調べたら、2014年に発売された"Playlist: The Very Best of Ray Parker Jr."には、
"I Don't Think..."のほうは収録されていて、代表曲も入っていますので、
これから入手するとしたら、そちらのほうがいかもしれません。

曲は、1982年、アルバム"The Other Woman"から、
大ヒットしたタイトル曲につづくシングル曲でした"Let Me Go"を。



Time Machine ~1979~

2016-09-03 10:21:48 | 懐かし洋楽
今回は、1979年の今ごろチャートインしていた曲、
Rickie Lee Jonesの"Young Blood"です。(Pop #40)



デビュー曲にして、最大のヒット曲で、
彼女の代名詞的ナンバーとなっている"Chuck E.'s In Love"を生んだアルバム
"Rickie Lee Jones"(邦題「浪漫」)からの、
この曲が、2ndシングルだったんですね。

そして、現在までのところ、最後のTop40ヒットということにもなっていまして、
その知名度と、評価の高さからすると、
意外にも、チャート成績においては、「一発屋」と呼ばれてもおかしくない実績なのですが、
誰も、そう呼ぶ人がいないのは、コンスタントに新作を発表し続けていることと、
Norah Jonesや、初期のSheryl Crowなど、
影響を受けているアーティストが少なくないせいもあるのかもしれません。

Rickie Lee Jonesは、来月、来日公演があるようですね。

1979年9月1日付けのビルボード誌です。

1位は、「一発屋」の話になると、まず最初に名前が出てきますが、
中ヒット小ヒットは、けっこういろいろある、あのバンドのあの名曲です。

Encore: Movie Partners Sing Broadway - Barbra Streisand

2016-09-01 19:45:14 | 新譜CD

・Encore: Movie Partners Sing Broadway - Barbra Streisand

2年ぶりのNewアルバムは、好評だった前作に続くデュエットアルバム。
二匹目のドジョウなんていう声もありますが、
Barbraクラスになったら、ドジョウなんか追いかける必要もないわけで、
さらに言えば、CDが売れない時代に、今さら、新作なんか出さなくても、
何ら困らんはずでして、ここは、四の五の言わず、
芳醇な世界に身を委ねて聴きたいものであります。

で、今回は、タイトルどおり、ブロードウェイのミュージカルナンバーを、
映画界のスターたちと、豪華共演した内容となっておりますが、
かなり、ミュージカルに精通していないと、なじみではない、
渋めのナンバーで占められているらしく、
恥ずかしながら、自分は、1曲も知りませんでした。(^^;)

共演相手でびっくりしたのは、ビッグネームが並ぶ中、
映画『ゴーストバスターズ』で見たばかりの、Melissa McCarthyが、
Barbraといっしょに歌っているんですよねぇ。
そりゃまあ、みごとな歌いっぷりで、アメリカの役者さんの底力を思い知らされました。

リンク先は、10曲しかリストがないのですが、
ボートラとして、4曲、Barbraオンリーのナンバーも含まれている、
この、ピンクのジャケのバージョンのほうが、絶対いいと思います。