probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1978~

2017-09-24 09:53:06 | 懐かし洋楽
今回は、1978年の今ごろチャートインしていた曲、
Rick Jamesの"You And I"です。(Pop #13 R&B #1)



同年にリリースされた、Rickのデビューアルバム
"Come Get It!"からの1stカットで、記念すべき、最初のヒット曲ですね。

Rickといえば、"Super Freak (Part 1)"や、
"Give It To Me Baby"のヒットを生んで、
アメリカ国内だけでも、700万枚以上を売り上げたと言われている、
81年リリースのアルバム"Street Songs"が、最も大きな成功を収めておりますが、
"Super Freak"のチャート成績は、Popチャート16位、
R&Bチャート3位が、最高位だったようですので、
この"You And I"が、米国のチャート的には、最大のヒットということになるようです。

しかし、リアルタイムで、ここらへんは聴いておりませんのでねぇ。
どんな感じで、この「異端児」が登場してきたのか、
肌で感じられなかったのが、残念であります。

Rickも、先月で、亡くなってから、すでに13年が経ってしまったんですね...。

1978年9月23日付けのビルボード誌です。

1位は、日本でもヒットした、女性R&Bデュオによる、あのディスコヒットの名曲です。

(新)ベストアルバムを語るわよ!(135)

2017-09-22 19:42:13 | その他のCD

・Gold (Expanded Edition) - Steely Dan

今月は、Walter Beckerの訃報、Donald Fagenの来日中止と、
Steely Danファンにとっては、ダブルで悲しい月になってしまいましたが、
今回は、そんなSteely Danのベスト盤"Gold"です。
Steely Danは、このコーナー、2度目の登場になりますね。

で、自分が所有しているのは、91年にリリースされたCDのほうなのですが、
もともと、80年リリースのアルバム"Gaucho"がヒットを記録した、
その2年後の、82年に発売された、8曲入りLPが最初のリリースだったんですね。
じつは自分、これを、ずっと知りませんでした。

82年には、もう、かなりの洋ヲタになっておったはずですが、
まだ、ベスト盤コレクターではなかったからかもしれません。(^^;

で、91年に出た、Expanded Editionは、
その8曲に、4曲が加えられた、12曲入りとなっていて、
そのうちの2曲は、Donald Fagenさん名義の曲で、
1曲は、当時、未発表だった"True Companion"という曲、
もう1曲は、映画『再会の街/ブライトライツ・ビッグシティ』の
サントラ盤収録曲で、シングルカットもされた、
"Century's End"で、この2曲とも、
のちに、Donald FagenのBOXセットに収録されましたが、
それまでは、Steely Dan、Donald Fagen名義のアルバムで聴けるのは
このアルバムだけでしたので、お得感アリのベスト盤でしたね。

というわけで、曲は、その"Century's End"を。
映画のシーンは出てきませんか、たぶんオフィシャルなビデオだと思います。(^^;


No.41 コレクション(48)

2017-09-21 09:02:26 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、最高位41位だった曲、
今回からは、1995年なのですが、95年は、1曲のみだったようです。

で、その1曲は、3月に1週だけ41位だった、オハイオ州出身の、
ラップと歌を融合させたパイオニア的グループの、この曲です。



Bone Thugs-n-Harmonyの"Foe tha Love of $"ですね。
このグループの育ての親とも言える、N.W.A.のEasy-Eがft.されているナンバーで、
Easy-Eは、ビデオにも出演していますが、
同じ年に、Easy-Eは亡くなっておりますので、
これが、最後に出演したミュージックビデオということになるようです。

昨今は、Drakeに代表されるように、
ラップと歌を融合させることは普通になっていて、
今や、現R&Bの主流になった感もありますが、
20年以上前、すでに、Bone Thugs-n-Harmonyはやっていたんですよね。
ゆえに、もうちょっと、彼らのことを再評価するべきという声も多くあるようです。

1995年3月18日付けのビルボード誌です。

1位は、童顔氏とのコラボが実現した、あのスーパースターの、あの名曲です。

今週の気になる新曲2曲。

2017-09-20 10:27:09 | 最近の洋楽
今回は、Smooth Jazzチャートから。

まずは、7月に発売になっております、
Herb AlpertさんのNewアルバム"Music Vol.1"からのカット
"I'm Yours"です。



アルバムは、ジャンルも時代も超えた名曲の数々をカバーしたものになっているのですが、
こちらは、2008年にロングヒットになった、Jason Mrazの曲のカバーですね。
ビデオのほうも、なんやら、ほのぼのしてしまう感じです。

82才、一時、健康面が心配されたこともありましたが、
来週、クリスマスアルバムもリリースされるようで、
まだまだ元気いっぱいみたいで、一安心。

もう1曲は、昨年リリースされた、Javier Colonのアルバム"Gravity"から、
"Clear The Air"です。



先週、SaxプレイヤーのDave Kozのバンドのボーカリストとして同行して、
Blue Noteでのライブを行ったようですが、この曲も歌われたみたいですね。

しかし、名前の日本語表記、そろそろ、
ハビエルか、ハビィエアなのか、統一してくれんかね。(^^;

"Stay The Night"

2017-09-18 19:37:34 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Stay The Night"です。

2013年に、ParamoreのHayleyをft.した、
Zeddのヒット曲がありましたが、
あちらは、まだまだ記憶に新しいところでありますので、
今回は、80年代のヒット曲の中から、2曲選びました。

まずは、Chicagoの、1984年のヒット曲"Stay The Night"です。



同年リリースのアルバム"Chicago 17"からの、
この曲は、1stシングルでしたね。Hot100での最高位は、16位。
曲を書いていたのは、Peter Ceteraと、prod.でもあるDavid Fosterでした。
あまり、Foster色は強くないような気がしますから、
Peter Cetera主導の曲だったのでしょうか。

曲そのものは、当時、まったく好きではなかったのですが、
このビデオのほうは、面白くて好きでした。(笑)

もう1曲の"Stay The Night"は、こちらのナンバーです。



The Carsのベーシストで、ボーカリストでもあった、
Benjamin Orrの、1986年リリースの唯一のソロアルバムとなりました、
"The Lace"からのカットで、Hot100での最高位は、24位。
ACチャートでは、2位まで上昇していたようです。

すごく上手いとかいうわけではないのですが、
味があるボーカルを聴かせる人でしたよね。
The Carsの"Drive"は、永遠の名曲として、いろいろな人の耳に残っておると思います。

2000年に、53才の若さで、この世を去っていますので、
存命だったら、ことし70才。
現在68才の、Ric Ocasekより年上だったんですね。