probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

"Nobody"

2020-04-23 11:51:07 | 同名異曲
今回の同名異曲は、”Nobody"です。

いちばん好きな"Nobody"は、
Keith Sweatさんの"Nobody"なのですが、
90年代のお気に入り曲で、
すでに、登場済みなので、
今回は、それ以外の曲にしました。
どちらも、82年ごろの"Nobody"
一番、自分が得意とするころです。(^^;

まずは、Hot100では15位、
カントリーチャートでは、
みごと、No.1を獲得していた、
このシンガーの"Nobody"です。



アーティスト名は、
苗字なしで、Sylviaでしたが、
フルネームは、Sylvia Jane Kirbyという、
インディアナ出身のシンガーの、
最大のヒット曲でしたね。

(※現在は、結婚されているのか
Sylvia Jane Huttonさんらしいです。)

と、いうか、カントリーチャートでは、
80年代に、たいへん多くのヒットを
放っているのですが、
Hot100入りしたクロスオーバーヒットは、
この曲だけなんですよね。

ちなみに、カントリーチャートでは、
もう1曲"Drifter"というナンバーが、
前の年の1981年に、No.1に輝いております。

なお、Sylviaさん、現在も、
元気に、音楽活動を続けておられるようです。

https://www.facebook.com/sylviacountrymusic

そして、もう1曲は、
こちらも、現在は、本業の振付師として、
活躍しておられるようであります、
この方の”Nobody"です。



"Mickey"の大ヒットで知られる、
Toni Basilさんの、
その"Mickey"も収録されていたアルバム
"Word Of Mouth"からのカットでした。

Hot100入りはしなかったようですが、
UKチャートでは、
52位まで上がっていたみたいです。

60年代に、歌手としてデビューしたものの、
大きな成功は収めることはできず、
80年代に入って、"Mickey"の大ヒットで、
突然、世界中のチャートを席巻した
そんな方ではありましたが、
70年代から、振付師として、
輝かしいキャリアをお持ちでもありまして、
近年も、昨年公開されて、あのブラピ氏に、
初のオスカーをもたらした映画
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
で、その手腕を、振っておられていたようです。

自分も、映画は、昨年観ましたが、
しっかり、choreographyのところで、
お名前のクレジット、確認しましたよ。

80's #175

2020-04-22 10:37:15 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第175位は、1986年の、
このR&Bヒットです。



ニュージャージー出身のSSWで、
プロデューサーでもある、Gwen Guthrieの、
"Ain t Nothin Goin On But The Rent"
ですね。(Pop #42 R&B #1)

この曲も、自身の作詞作曲、
プロデュース作品でありました。
同年リリースのアルバム
"Good to Go Lover"からのカットでしたね。

シンガーとしては、もうひとつ、
大きな活躍はできなかった感はありますが、
ソングライターとしては、
そのキャリアは古くて、
75年に、Ben E. Kingが大ヒットさせた
"Supernatural Thing"も、
単独ではありませんが、Gwenさんが、
曲作りに参加していたようであります。

また、Aretha Franklinや
Stevie Wonderなどの、
ソウルミュージック界の大物から、
Billy JoelやMadonnaといった、
ポップス、ロック系のビッグネームまで、
そうそうたるアーティストたちのステージで、
バックボーカルを務めていた人としても、
広く知られておりますね。

しかし、残念ながら、1999年に、
48才の若さで、病のため、
この世を去ってしまいました。

生前最後のアルバムは、1990年リリースの
"Hot Times"になるようです。

今週の気になる新曲2曲。

2020-04-21 10:30:16 | 最近の洋楽
今回は、ジャンルは関係なく、
人気者たち、この2組の新曲です。

まずは、Usher、Lil Jon、Ludacrisの、
仲良し3人組、3度目のコラボですね。
”SexBeat"です。



"Yeah!"、 "Lovers and Friends"に続く、
3度目ですが、どちらも、
2004年だったようなので、
16年ぶりなんですね。
ついこの前のような気がするのですが...。(^^;

プロデュースは、Lil Jonで、
曲は、3人の他、Jermaine Dupriも
ライターのひとりに加わっているようです。

なんか、サンプリングしているような、
そんな気がする音なのですが、
wikiなどでは、情報ありませんでした。

もう1曲は、Jason Mrazの新曲ですね。
6月にリリース予定だという、
2年ぶりとなるNewアルバム
"Look For The Good"からの
先行カットのようで、タイトルカットですね。



曲は、レゲエテイストですが、
タイトルだけ聞いても、なんとなく、
今の世界の状況に向けた、
メッセージのような感じを受けますが、
曲は、ずいぶん前に書き終えていて、
偶然、タイムリーなものになった
とのことのようです。

The Artist : The First & The Final Hit (#5 Aretha Franklin)

2020-04-19 19:46:14 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
すでに、天国へ旅立ってしまった
アーティストたちが、
最初に、ビルボードのHot100に、
チャートインさせていた曲と、
生前最後にHot100入りした曲を
ピックアップして、それぞれの功績を、
超ざっくり振り返っております、
このコーナー、5回目は、
一昨年の8月に亡くなってしまった、
Queen Of Soul、Aretha Franklinです。

Aretha、初のHot100入りは、
1961年に、最高位76位、
R&Bチャートでは、7位を記録していた、
この曲になるようです。
映像もありました、"Won't Be Long"です。



前年にリリースされた、
記念すべき、Aretha Franklinの、
Columbiaでの、デビューアルバム
"Aretha: With The Ray Bryant Combo"
からの、2ndカットだったみたいですね。

1stシングルだったらしい、
"Today I Sings The Blues"は、
R&Bチャートでは10位まで上がったものの、
Hot100には、あと一歩、
届いていなかったようです。

Jazzピアニスト、Ray Bryantとの、
コラボレーションでの
デビューだったようですが、
ほとんど、Jazzっぽさはないですね。(笑)
しかし、パフォーマンスは素晴らしい。

1942年生まれのArethaですから、
この曲をレコーディングしたのは、
10代後半なんですね。
この映像は、64年のものみたいですが、
それでも、22才あたり。おそるべし。

そして、生前最後のHot100入りは、
亡くなるまで現役だったArethaでしたが、
晩年は、アルバム発売も少なく、
かなり前から遠ざかっていて、
最後は、この曲になるようです。
98年リリースのアルバムで、
タイトル曲が、生前最後の
Top40ヒットとなった
"A Rose Is Still a Rose" からの2ndカット
"Here We Go Again"です。



以前、別コーナーでも登場した曲なので、
その時貼った、MVではなくて、
パフォーマンス映像をお借りしました。

プロデュースは、Jermaine Dupriと、
その音楽パートナー的存在の、
Manuel Sealという人でありました。
Hot100では、最高位76位、
R&Bチャートでは、
24位まで上がっていたようです。

Janetの"All For You"などでもおなじみの、
ネタ使い定番曲、Changeの
"The Glow Of Love"が、
サンプリングされておりますね。

Arethaといえば、Jennifer Hudsonが、
Arethaに扮する映画"Respect"の公開が、
待ち遠しいところですが、
アメリカでの公開が、当初の予定だった、
ことしの夏から、クリスマスシーズンに、
延期されたみたいですね。

しかし、この延期、例の
ウィルス禍によるものではなく、
来年のオスカー狙いで、有利といわれる、
年末に変更になったみたいですので、
ちょっと、期待しちゃいますね。

なんとか、日本でも観られそうな、
来年まで生き残らねば...。(^^;

Time Machine ~1975~

2020-04-18 10:57:41 | 懐かし洋楽
今回は、1975年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Al Greenの"L-O-V-E (Love)"です。
(Pop #13 R&B #1)



古い映像で、画質も粗いですが、
レアな動画だと思いますので、
貼らさせていただきました。

同年リリースの、9枚目のアルバム
"Al Green Is Love”からの1stカット。

曲の作者は、Alさん自身と、
黄金期の、ほとんどの作品で、
タッグを組んでいた、
メンフィスソウルの大物プロデューサーで、
自らもミュージシャンでもあった、
Willie Mitchellさんと、
Alさんの代表曲でもあります、
Take Me to the River"や
"Love and Happinessなどでも、
一緒に曲を書いていた、
Mabon "Teenie" Hodges
という人でありました。

と、いいましても、このころは、
リアルお子ちゃまでしたので、
当然、完全に後聴きであります。

Alさんの名前を初めて知ったのは、
やはり、83年に、Tina Turnerが、
低迷期を脱して、大きく羽ばたく
その先駆けヒットとなったナンバー、
"Let's Stay Together"を
聴いたときだったように思います。

70年代に、Al Greenという人が、
もともと、大ヒットさせた曲の
カバーなんだということを知って、
まったく、曲の雰囲気が違うことに、
心動かされまして、こりゃちょっと
勉強せにゃいかんなと思いました。

で、当時、銀座にあった洋書屋さんで、
古い年間チャートが載っている
そんなに高くない本を見つけて調べ、
Alさんバージョンの
"Let's Stay Together"はもちろん、
Americaの" A Horse Is No Name"や
Neil Youngの"Heart Of Gold"あたりの曲が、
NHK FMでオンエアされるのを探して、
カセットテープにためていったんでしたね。

それと同じくらいの熱意で、
学校の勉強もしていればなぁ...。(^^;

Alさん、2008年に、現在までのところの、
最も新しいアルバム”Lay It Down"を
リリースしておりますが、
近年は、これといった
目立った音楽活動はないみたいですね。

13日がお誕生日で、
74才になられたようですが、
まだまだお若いので、
また、新曲を聴きたいところでありますね。

1975年4月19日付けのビルボードHot100
です。

1位は、昨年、映画も話題になった、
あのスーパースターの、あの名曲です。